虹色の鱗を降らせるように
両手いっぱいの朝が帰還した
残雪の厚化粧を落とし忘れた山の稜線
ゆたかな崖の丸みを隔てて
磐井の流れが
怒号のように冬の重荷を河口へと吐き出す
薄氷は大地を鮮明に ....
20分後の街を歩く
誰と

そして歩く
一人で
何故に

そして
数える
何を
数を

その長さを
測る
何で

昨日までと同じ道を
曇り空に
歩いていた
そして ....
財布に入れておいた大吉が
雨でしわしわ

そろそろ結びにいかなきゃな
あれからいいこと起ったかな

今年は幸先よく大吉を引いたのだが
そばで女の子が大大吉を引いて
まじでぇ〜
と騒い ....
  筏を組み上げて
  稲穂の海へと浮かべる
  あなたの両眼にはいつも
  息をのむほど静かな炎が灯っている
  風が吹いて黄金の波が揺れる
  考えていたことを忘れてしまう
  ....
  きみの親指と
  ひとさし指の間を
  一羽の兎が往復している



  冬の夜がするどい針金を張る
  白い煙がきみから蕩け
  それからあわ立ち、
  草原を{ルビ艶 ....
 
あかん日もある

そんな日もある

けど、そやない日もある




 
友達と歩く
桜の中は
寂しい気持ちで満ちていた
彼女は優しい女の子だったから
僕と 最後までいてくれて
裸の言葉を残していく
君の鼻が赤かったのは 花粉のせいだったのか
それとも 悔 ....
今朝、ガラスの森で
色のない林檎に一目惚れした

強く握ると
割れてしまいそうで

やさしくそっと まわしてもいだ


足元の落ち葉を しゃら しゃり
確かめるように踏みながら
 ....
出張が多いからこの時期

さくらでタイムスリップしているような気になる

八分咲きのつぎのひは二分咲き

散りかけのつぎのひはまだつぼみ

光より速く移動している訳でもないのに

 ....
ミルクティーに羽虫が浮いて
弱々しく回転するあなたを
私は忌々しく思ったし
終わりを迎えたあなたに
ほんの小さな哀れみもうまれた

八割飲まずに諦めて
シンクに流しに行く 夜中

 ....
 
 
人が眠っている
僕の夢の中で

たぶん僕は眠っている
その人の夢の中で

無人の乳母車を押しながら
桜並木の下を歩く人がいる
置き去りにされた赤ん坊が
何も無い春に泣いて ....
簡単だけど
おいしいものをつくる

みんなでたべる
わいわいとたべる

おいしいね
そういうから 君が

おいしいとかんじる
おなかがいっぱいになって
これがしあわせなんだとおも ....
せりなずな はくべら すずな、、、、あとなんだっけ、
新作はみずみずしいミントのフレーバーです 、
あきらめたガムのために   、
(すこしひえた夜だった)
ちぢこまってしまいそうなきみの街か ....
締め付けばっか気にしてるヘッドフォン
 電波とんでんぜ凄かろう、さぁ見てくれよ
今日もポップな古参煩いこの歌でお前のあたまを殴ってくれるさ
 歌詞がいいんだよね、なんて、後ろ歩きがださすぎる
 ....
料理下手なあんたが好きでした。

嫉妬してくれるあんたが好きでした。

私に振り回されてくれるあんたが好きでした。


帰らないと分かっていても、待っててくれる。
 ....
ガラスのローテーブルに手を付いて、
貴方は、私にキスをした。











 ....
わたしのやる気が逃げて行った
元気や根気も一緒のようだ
荷物をまとめ
手に手を取って
わたしのやる気が逃げて行った
追いかけることなどできはしない
途方に暮れて
薄闇の
終わりとも ....
連続放火にあって
そんな誇らしげに
胸張られてもねえ
隣は半焼だから
うちが勝ってる?
まあ、いいか
それで気が紛れるなら
(完全にイカれたな)
鼓膜が歪むくらい丸められ詰め込まれた愚劣な落書きにも似た囁きのあれこれは限られた空間で腐敗し膨張し支配し圧迫し痛烈な痛みを脳にまで届かせる、暴力的な静寂の中で網膜に虚ろを記録し続けている霧雨の午後、混 .... ひとは
だれもが
与えられた
宿題を提出しないまま
この世を去る
 ねずみは

 ときどき

 ぴくりとも

 うごかないで

 いるときも

 ある


 うしろあしで

 たって

 ななめうえを

 まあっくろい

 ....
この季節の雨音は、近づく春の足音です。

街の影に隠れていた雪うさぎたちも

一斉に次の冬へと旅立って行くと

“また来るわぁ。”と

駆け足の2月もすれ違いざまにささやい ....
言葉は書き留めないと流れていってしまう

こころは繋ぎとめないと流れていってしまう

人は愛しても去ってゆく

まるで季節のようにうつりかわるのだよ

ゆっくりと

きみに言ったよ ....
(わたしがえびドリアを注文しないことで、
 知りもしないどこかの美人さんがしあわせになれる可能性について
 わたしはわらえずにいた

(あのひとはフライドポテトを掘るのにむちゅうで、
 そん ....
昨日は三川町の小料理屋で待っていました
結局、あなたは来られなかったけど
ずっと想っていられたその時間だけが
私に届けられた贈り物だったのだと
そう思うのです。

去ると決めたら懐かしくな ....
彼岸花が咲いてた辺りに
今は桜が咲いてる

誰かの雨を
涙と勘違いして
人様のため


エゴと自己満足の産物が
だれかのこころを満たす日はくるか


人様のため


エゴでもなく自己満足でもなく
他人を思って行動することができるのか

 ....
よく焼くことは
何て言うんだったか
思い出せなくて
辛うじて知ってた
ミディアムでって
お願いしたら
程好く焼けた
おじいちゃんが
出てきて
その後の処理に手間取った

おじいち ....
目覚めた。
たしかに目覚めた。
「今さら・・・」と言われようが
芽吹いた確信は朽ちやしない。


描いた。  すべてを描いた。
沁みた。  すべてに沁みた。
広がった。 すべて ....
見えない敵と
戦うよりも

たった一人に
向かう心を

少しずつ
羽ばたきながら
空の広さを
私は思う

あげは
風の強い日は

少し低きを
私は飛ぼう

あげは
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
いつかの冬風呂奴213/3/25 2:41
数えるねなぎ213/3/25 1:27
おみくじ灰泥軽茶3*13/3/25 0:50
草野春心513/3/25 0:08
指と兎513/3/24 23:39
けど殿上 童21*13/3/24 23:20
入学番田 213/3/24 23:04
ガラスの森Seia113/3/24 22:55
さくらタイムスリップ吉岡ペペロ313/3/24 22:54
開花宣言Seia213/3/24 22:54
春に見る夢たもつ413/3/24 21:08
おいしいしあわせ朧月513/3/24 19:59
ななくさ、風と春巻さわ田マヨネ413/3/24 19:02
だって歌ってそういう、遊びしんとよみ213/3/24 18:42
そんな、世江0*13/3/24 18:23
Ms.K1*13/3/24 18:19
ただのみきや18*13/3/24 18:18
全焼優勝花形新次013/3/24 17:17
生まれを鎮めるためのなにか (The Collection)ホロウ・シカ...3*13/3/24 16:50
宿題HAL5*13/3/24 15:58
寝ずにドクダミ五十...2*13/3/24 15:38
ジャポネーゼ・マンドラゴラ。元親 ミッド613/3/24 15:15
言葉梅昆布茶613/3/24 15:14
キャッスルオブシューズボックス未満ちゃん6*13/3/24 15:02
駅・広島[group]たりぽん(大...5*13/3/24 14:10
午後のサイレンmizuno...313/3/24 13:42
問9レイヨウ013/3/24 12:33
ウェルダンで花形新次213/3/24 11:39
確信思想komase...013/3/24 10:12
あげはuminek...17*13/3/24 9:52

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