御冥福を祈る




テン・カウント・ゴング











忌野清志郎の為に



谷啓の為に




 ....
プチトマトの実がついたと
子供のようにはしゃぐ君の瞳は
まだ昨夜の喧嘩のことを
忘れていないよと言っている

後ろからのぞき込む
バツの悪い僕の視線は
幼いトマトと君の横顔の間を
 ....
 ぼくはカウンターに肘をついて給料日
 それこそは至福のときだ
 さっきからボックス席の爺婆父母長男次男長女が
 やかましく
 カンパチヒラメ鳥貝シマアジウニ軍艦
 赤だし鶏カラ揚げエビチリ ....
熱湯 浴槽 自我のパン ふやける 叫ぶ 画鋲の理念 整髪 下着 洗濯機 靴紐 踝 残忍さ 編まれた電車 熱帯夜 分割されるキリスト像 赤い血 青い血 黄色い血 大鍋 小指 前立腺 瀕死の赤児 手術台  .... 元素



炭素



窒素



水素



全部

君の

全部
【緑の風】

一輪車に乗った子供が
緑の風をうけてゆく

不安定なのに
軽快に

不安定だからこそ
愉快に

たったひとつの輪さえ
あればいい


【蕗によせて】

 ....
太陽は激しく私を抱いて崩してゆく
月は優しく私を抱いて溶かしてゆく

眠れない夜に
駆け出した足は
何処へ行くの…

逃げたした先には
哀しみに溢れた海岸


全てを無くしたいな ....
テレビを見ていた君が
突然声を上げる
「あ!誕生日!」

見ればテレビの時計が
5時21分を示していた

テレビを見ていた僕が
突然声を上げる
「お!誕生日やで!」

君はテレビ ....
言葉が沢山散らばっている野原で 僕はその言葉達の背後にある哲学を編もうとした 多種多様な関係の枠組みを総動員して僕は一個の一貫した哲学を読み取ったつもりでいた だがもう一度その野原を眺めるとその哲学も .... デイサービスの
老人たちが
歩行訓練を始める

ゴールで
待っているものは
何であるのだろう

長い廊下
張り巡らされた手すり
かすかな息遣い

静かな午後の
クラブ活動
不安になって
ぴりぴりした肌でいると
小さなことでひっかいてしまって
ひっかいたものが憎くなる

ごめんねも言わないのね
なんて言葉も鉄砲になる

撃ったら
もどせないのも知っていて ....
抱きしめること

抱きしめられること

どんな感触なのか
わからない


四半世紀も生きてきて
中身は未だに
あいをしらず
あいを求める
幼い子供のまま

いつかみたアルバ ....
あなたと会うとき
いまさら、
どんな顔をすればいいのか
困る

あんまりの回り道で、
「待たせ過ぎだよ!」って
抱きつきたい本望が
おとなしくなり、
埴輪の様相で
「お ....
求めるものを
求めて
たしなめてやる
君の舌は
そっと
僕の手の甲を舐める

夜に響く
風の音
交差する
時の匂い
ゆれる街灯
響く足音

路地裏
二つの瞳がこちらを見て ....
僕は歩いた
誰もいない部屋で
不動前から五反田への道を歩いていた
そんな毎日だった
夏はスパンキングの音が絶えないマンション街で
僕も誰かにペットボトルを投げつけられた
詩を書いていた ....
過去から未来を曲線上に
繋げてしまうバルセロナ
ぐにゃんと時代を貫いて
誇ってみせるバルセロナ

ミュンヘンとは一味違い
パリの威風を吹き飛ばし
ミラノの壁にも怯まずに
胸張る気概くら ....
いつか 二人で見ようと 決めた朝日を 
一人 見詰めてる

それ自体は 何てこたあない

見詰める瞳が 哀しそうに 思えたのなら
貴方は 少し 疲れているかも 知れない

待つ 月明か ....
「うでまくらして」
と、ねだったら



「どうしたの?」って
笑いながら



うでまくら
髪の毛くしゃっと撫でる


「怖くなって
甘えたくてだから…」
 ....
  カラダって、窮屈だな。 だれからともなくなきだして
一斉になきやむかえる

なく意味をすぐに
考えてしまう私だけど

なきたいからないてるんだよ
君はそう簡単に言う

そんな風に明日をむかえよう
大声でま ....
もしも君がブサイクだったら

君のこと好きにならなかったので
湖畔に今宵を生きる
恋人たちがみているのは
わたしがいまみているのと
おんなじお月さま

大道具小道具そして
舞台も違うのにこれは
なんて神秘なことだろう

きょうの夕焼けがあった空 ....
あなた40代後半ですね?
な、何故分かるんですか?
それはですね
小鼻の横から
口角にのびる線がありますよね
・・・え、ええ
その線をほうれい線と言うんですが
・・・
それが大分クッキ ....
月よ
もう光をこぼして泣くことはやめて
あなたの心は虫が知る
コオロギが慕ってしきりに鳴く
月よ
女の顔で笑ってるね
そんなさみしい表情では
一億年もあっという間
月よ
多くの悲しみ ....
立ち去ったなかの死別のひとは
かなしみばかりを連れては来ない
思い出しては泣くことも
確かにそれは多いけれども

立ち去ったなかの死別のねこは
かなしみばかりを連れては来ない
思い出して ....
片方の目で見た世界が
ぼんやりとしていて悲しくなりました
夢のヴィジョンはくっきりしているのに
世界は暗く容赦がない
愛の心が狭すぎて
僕は愛を全然知らないって
女王様はムチをふりふり
 ....
あんたね
行きたいって
言われてもね
無理なもんは
無理なの
羽田から
飛行機に乗りなさい
飛行機に!
面倒見きれないよ
まったく
 「天皇、日の丸、君が代、
  日本を愛しております。
  誇りに思って居ります。」

そうですか そうですか 


日本を愛し誇りに思うからこそ
天皇制・日の丸・君が代 ....
痛みとふいの外傷と栄養失調とで
すっかりまいっているわたしの許へ
毎日電話をかけて来てくれるひとがいる
一人は週休制だけれど

きょうももうすぐ来るはずだ
先生からの要請で見守ってくれてい ....
道を歩いていて
右隣のひとも
左隣のひとも
前も後ろも
みんながいっせいに駆け出したら
わたしもまた、わけもわからず、走り出すのだろうか
行き先もしらず、目的もしらず
押し流され、ばたば ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ミートボール・スパゲッティTAT113/5/21 19:54
10年後nonya27*13/5/21 19:44
バッテラ譚平瀬たかのり9*13/5/21 19:28
熱湯はるな213/5/21 18:24
記号秋助113/5/21 15:23
【緑化帯】 詩人サークル「群青」五月のお題「緑」から[group]そらの珊瑚26*13/5/21 12:29
泣き疲れるまで祈れば良いowl113/5/21 10:52
誕生日タイム清風三日月313/5/21 10:34
twitter葉leaf813/5/21 10:13
a sceneそらの珊瑚8*13/5/21 9:01
君のあしあと朧月213/5/21 8:23
幼稚なまま莉音3*13/5/21 8:03
だっこして鵜飼千代子8*13/5/21 3:31
形と色opus113/5/21 2:01
近所のローソン番田 013/5/21 1:31
バルセロナを浴びてみろブルース瀬戸...2*13/5/20 23:59
イチ藤鈴呼4*13/5/20 23:12
うでまくら鵜飼千代子8*13/5/20 22:45
魂のつぶやきまーつん5*13/5/20 22:30
かえるのうた朧月213/5/20 22:28
君がブサイクだったらボトルシップ2+13/5/20 21:29
いそうろうもっぷ313/5/20 20:19
顔相占い花形新次313/5/20 20:05
月よ杉原詠二(黒...7*13/5/20 20:01
もっぷ513/5/20 19:33
拘束具杉原詠二(黒...3*13/5/20 19:26
ゆりかもめで博多まで花形新次113/5/20 19:24
どうぞご自由にGuy=11...3*13/5/20 18:09
いつも存在をもっぷ513/5/20 17:18
ノリについて。凍湖3*13/5/20 15:42

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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