一生かかっても
君のことを知り尽くせないなら
なるべくたくさんの君を知るために
二人で世界の誰よりも長生きしよう
しわくちゃの
おじいちゃんとおばあちゃんになっても
手 ....
物語を
知っているだろうか
・
おしゃべりなオオカミは言う
優しいでも強いでもなく
ボクはいいオオカミになりたい
その口元には
羊の肉片がついている
夕方に起きだして
い ....
everything is not clear
someone are watching mountains
and he read many books
black line was er ....
約束の上
汚い復興、羊の数をかぞえて。
積み重ねた崩れ落ちた
滲んだくらいのダイヤモンド
なかんづく相対死するほどの
黒い洋傘と英霊は時雨になった
憧れてた世界は現実的に生きて ....
つぎの約束をしよう
どんなに小さなことでもいい
それで明日が約束されるわけでも
約束が約束されるわけでもないけれど
つぎの約束をしよう
約束は絶対ではなくて
約束を ....
悩み多きは誰か
悩んでいるというよりも
考え続けているとした方が
幾分か楽になる
楽になることは罪でもないのだ
少し開放して
予測不可能な未来を
覗こうじゃないか
においってさ
これ食ったら
ヤバイんじゃないかって
判断するために
非常に大事なわけっすよ
変なにおいしたら
食うの止めとこうと
なるでしょ
だから
ドリアンとか
鮒ずしとか
食 ....
ボタンがとれたシャツやズボンがある
もう何年もそのままほったらかし
衣替えの季節になると
そういえばといって結局ほったらかし
ただ今日はなんだかムズムズして
針に糸を通す
ボタンをつけ ....
雨になんて
うたれたっていいのに
逃げている 背中丸めて
桜だけが
受けとめている
雨滴
弱虫だね
私たちみんな
それをよいことにして
よりそうきっかけにして
雨滴 ....
ショッピングセンターの駐車場でカレーパンと牛乳でお昼を済ました
なかなか家に帰れない
僕の家って本当は彼処じゃ無いんじゃあないのかなんてねときおり思うんだ
誰も待ってないし読まない新 ....
よわいという
ところにきみとわたしの真実という
嘘っぽい現実が
隠されているので探してみてください。
という手紙を
ゆうべの食卓できみに差し出した
手が
春だというのにつめたくて ....
泣きたい時は水面に揺られて
私という器に水を張る
たっぷりと注いで染み込ませて
体中が潤い続けるようにする
泣き叫ぶ声が私を呼んだら
ひしゃくで水をすくって
たっぷりと捧げよう ....
私 夢を見て
ほんとうに夢の中の夢で
強いあの子が
ふるえていた
レストランのウィンドウ越しに見える殺風景
横浜根岸の崖の上
そこから見下ろす港の様子
コンテナ船が往き来して、
その陸揚げ作業がのぞき見られる
行き交う大型コンテナトラック
夥しい数のコン ....
キラキラの太陽に照らされて
からっぽの私は
肌が透けてるんじゃないかって
とても不安になる
血管の束と心臓のポンプ
中身なんてそれだけ
何にもない
なーんにも
ドキドキ
身体 ....
小さな音にも
怯える夜
泣き虫のわたし
行き場のない衝動を抱えて
闇に眼を凝らす
枕の下で圧し潰された
我楽多の夢を探しながら
夜 ....
どんなに美しい言葉も
ひと房の桜の花には
かなわない
何も語らなくていい
ただ眺めていよう
桜の季節を
ピンクのイルミネーション
....
雲を追いかけていたような気がする
ただひたすら前を歩きながら
舗装のない足もとの
小さな虫たちにおびえていたような気もする
物差しで綿布団を測った
緑藻に染まる透けた手のひら
岸辺か ....
いつか見た空
転がり落ちて
じぶんがなくなった
いつか見た空
せいめいは
はねかえす水
少年だった僕には
都合が良くなかった世界
世界は ....
咲く桜と散る桜
人はどちらも風情があるとのたまう
咲く桜は春を告げ
散る桜は春を急ぐ
咲く桜は人を浮き足立たせ
散る桜は哀愁を手繰り寄せる
降りしきる桜の花を全身に浴びなが ....
真っ赤な林檎の皮をするり剥きますと
白く瑞々しい果肉が微かに息づいて
頬張れば甘く酸っぱく
口いっぱいに広がっては
心地良く渇きをいやしてくれるのです
そのおんなもまた
高い梢に輝いた ....
she was walking to him in everyday
what did not stop to herself ,but couldn't understand
and her ....
エイプリルフールに嘘もつかず通勤電車の千の目玉の泳ぐなかO・ヘンリーの短編を読んでいる貧相な美少女の内心は化粧広告と拾い読みの愛の言葉がガスを吐き出す夢七色のドブ川にはあらで、清楚なカレンダーを書き込 ....
誰のためにと嘘をついても
組まれた手は、いつも左胸に
腐食した鎖を外してくれた人が
今度は強い首輪になってくれると
信じている
流れる雲は千切れるばかりで
どこを見据えれば
あな ....
約束通り 同じ橋に辿り着いた
花冷えのお陰で まだ
ソメイヨシノは競っていた
所々 吹き出した新緑が 目に痛く
未来への想像の刺激となる
川辺は穏やかな戦場
はらり ....
会社の話
病気の話
治療の話
彼の登場
鼻血でる
その寂しさに
もっと参って
優しくなれば
失うことより
いいことある
ないあるない
....
うぐいすが鳴いた
私を出迎えるように
うぐいすが鳴いた
姿をみせないままに
うぐいすが鳴いた
去年の今頃と同じように
うぐいすが鳴いた
ききなれたその声に
気持ちが晴れ ....
晴れた日のアスファルトは
優しい日射しも、照り返す
雨の日のアスファルトは
小降りの粒も、無数に弾く
土のこころを知るならば
土のこころを知るならば
空の言葉は我 ....
誤解と幻滅のにんげんかんけい
そんなのしらなーいってそっぽむいてた ら、きみにであって誤解と幻滅をくりかえした やっぱりいままでとおんなじだった やっぱりねえってかなしそうにきみはな ....
精子の姿は、魂に似て
お玉杓子は、音符に似て
もし、魂が音符なら
メロディは
五線譜を泳ぐでしょう
無数の精子と精子の競争を
勝ち抜いた選ばれし精子よ
君は辿り着 ....
2283 2284 2285 2286 2287 2288 2289 2290 2291 2292 2293 2294 2295 2296 2297 2298 2299 2300 2301 2302 2303 2304 2305 2306 2307 2308 2309 2310 2311 2312 2313 2314 2315 2316 2317 2318 2319 2320 2321 2322 2323
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.76sec.