の表の角を折り返して
曲がって曲がって
また曲がっていったらもう迷子で
あれから十数年経ったという記憶もあやふや
百年前から立っている樹に登っては降りて
降りては登ってを
もう何べん繰り返 ....
言葉は生命であり
生命は言葉だ
仏典に曰く
「言と云うは、心の思いを響かして声を顕すを云うなり」
嵐のように激しく言葉を!!
太陽のように光輝く生命を!!
新しい言葉は新しい生命であり
 ....
古い春から拝借した日差し
駐車場に広がるさかしまの空
壁の青い文字に突き当たり
瀕死の瞳が溺れている
手繰った紐の先 括られた死体
行方知れずのわたしの姉と
よく似た人形 よく似た季節
 ....
眼鏡を無くしたので苦手なコンタクトを付ける
燃えた街を空から見渡す
uberで行くつもりだったけれど父が迎えに来た
半休を取ったらしいありがたや
これホワイトデーだってお母さんから
おお ....
○「なりすまし番号着信」
警察署からのなりすまし番号が
急増しているという
これは詐欺だけじゃなく
警察業務にも重大な支障をきたす
治安維持上の危機である
こういうアプリは国が責任を持って ....
ヒーターの三時間ごとの自動消火を知らせる音源がまた聞こえている
あれからもう三時間も経ったのだと
日の長くなった乳白色の外を見る
あれをやらなければならない
これもやらなければならないと思って ....
オオタニさんのテレビを見るに
呆けている場合かぁっと
ツッコみたくなる己を抑え
ときに素ラーメンが人気ですと
お終いだ、もうおしまいだ

アニメ好きがあるでしょ
男憎しがあるでしょ
グ ....
あなたが受けた心の傷
あなたが落ちた地獄の底

励ましや慰めなど
何の意味も齎さないと

あなたが手を差し伸べるなら
あなたを陥れた奴らに
地獄を背負わせてやろう
とても冷たい氷のよ ....
君がいない夜には聖空(そら)に願いを託すの
イルミネーションで煌めく街は
嬉しそうに夜を照らすけれど
私のココロは誰かの温もり探して
ポッカリ穴が開いたまま

嗚呼、君の顔を想い浮かべては ....
ヒトって見かけで判断しちゃう
不思議だね
ホントはどんなヒトかも解らないのに
アノヒトって
こんな感じとか
あんな感じとか
どんどんイメージ膨らませて
全く違う人物像の出来上がり

 ....
血が滲んでココロが痛い
何故だか君が傷付けられると私まで痛くなる
君を守りたいのにあまりにも遠すぎて守れない私を許して

嗚呼、私の涙は血の味がする

どうか君の瞳は濁らないで
純粋なほ ....
 
 小さな頃は

 波打ち際が好きでした

 砂のお山を作ったり

 キレイな貝殻見つけたり

 波と鬼ごっこしてみたり



 今はぼんやり

 水平線を見ています
 ....
死体は歌わない、
いや、歌わなくもないか、
ひうひうと風に吹かれて、
風葬の肋骨が歌う、
でもおれがほしいのは肋骨ではない、
きちんと歌うのは、
腕の骨でも背骨でも肋骨でもない、
きちん ....
仰ぎ気付いて観れば、
 ただブルースカイ
  大きく広やか半球描いて
 あゝこれはまた只驚きの
この世界が在ること 、

或るもの、或るもの、
奇跡的にありありと
浮き立ち浮き彫りに皆 ....
八方塞がり
星は沈み
月は目を閉じた
陽は昇るのか
不確かさの瓦礫で
前が見えない
地は果たして
足下にあり続けるのか
ある時宙に浮いたら
瓦礫と化すのか
未確認だらけの地で
基 ....
「おじさんはさあ
糖尿病が悪化してきて
働けないから
お金貸してくれない?
すぐ返すから」

そう言って
借りたお金を踏み倒した
おじさんは
山手線途中下車の旅
の動画生配信中に
 ....
空港の本屋でファイブスター物語を買って
エスカレータを降りる
甘いホットチョコレートを飲みながら
雨に濡れる機体を眺める
カップを捨てるついでにストレッチして
夢中になっても気付けるよう ....
アメリカ民主党とEUと
イスラエルのシオニストは
アーリマンに精神を侵された
エリートを自称する全体主義者の集団だ

中国共産党は
ルシファーに精神を侵された
特権階級を自認する全体主義 ....
階段

当然 次を
踏むことができるはずだと思うから/
何度もつまづいた
時に/人は
気がつかない
間違った歩幅に
目を落として
靴を探す



ctrl+

日によ ....
冷たい風が私の頬を荒々しく撫でてゆく
川の畔で鴨の群れが寒そうに身体を縮こませながら休んでいる

嗚呼、こんなにも明るい日差しが地上を照らしているというのに
鮮やかな色も今は褪せ
凍りつくよ ....
はっはっは!
え?
何だって?
慈しみ?
愛?
そんなもんは幻想
人間の作ったおとぎ話

人は他人の事なんざ思っていやしない
自分自身の事で精一杯だってよく言うだろ?
わざわざ自分 ....
煌めく刃
一直線にひかれた赤い線が
柔い肌のうえで徐々に滲んでゆく
冷たい雪のような感触が
私の背筋から流れては消える

静かに 
静かに
時間ばかりが過ぎて
何もかもが動こうともせ ....
感情ってのはいつも夢見がちだし
意志に至っては爆睡しているし
あゝ 、、、今んとこ
目覚めてるのは
冷たく硬直した抽象思考ばかり

それでもね、
心の奥の木陰で
踊ってる奴が居るんだ
 ....
微睡む心地よさは檻の中
愉悦の毛布で拘束されて
その状態で完結する世界
形式に従うことが正しく
拘束を解こうとする者を
激しく糾弾し押さえつけ
コントロールの下に置く
未来を前にして失う ....
人生の中でもしも、人が人でなくなる瞬間があるとすれば、俺が腰を下ろすのはそこに決まっている、型枠を取っ払った場所、余計な思考、余計な動作をまったく必要としない場所―人間という生命体にもしも正解なん .... (マジ、ウケんだけど〜)
接待最高! ラーメン美味
人生百二十年 平和八十年 長寿社会
名人輩出 偉人続出
直感力に優れ 海外アーティストにも愛される国
優しい人々が、住まう国
天皇万歳! ....
 私が何も新しいことは言わなかった、などとは言わないでもらいたい。内容の配置が新しいのである。
(パスカル『パンセ』断章二二、前田陽一訳)

 もはや、われわれには引用しかないのです。言語とは、 ....
土を運ぶダンプカー
小さい山と 山の間の雲
錆びた青い橋
古くなった黒い緑

肌寒い出張先にて
父が死んだ時のための弔辞を考える
備考欄にも雨が降った
何も書くことなく
予報は外れ続けた

学校のわたしたちは
産声をあげてからずっと
泣いてばかりだったわたしたちは
笑うことを学んだ

人の背中を見るのが ....
山羊の鞣した皮で喉を塞いだ

煙を満たした甲状腺から溢れるホルモン

止める術を知らない

零れていく気概を

必死に受け止めようとする粘膜は

決して何らの暗喩ではない

ありありと起こ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
の表の角をふるる4*25/3/19 15:23
言の葉渡辺亘125/3/19 10:42
春が殺しに来るただのみきや3*25/3/19 10:41
不思ぎmizuno...325/3/19 9:53
独り言3.19zenyam...2*25/3/19 9:10
十六時山人12*25/3/19 5:07
齟齬りゅうさん4*25/3/19 4:20
裁き鳥星125/3/19 1:26
君のいない夜には栗栖真理亜125/3/19 0:52
二次元の呟き2*25/3/19 0:45
ココロの壁025/3/19 0:37
水平線おやすみ425/3/18 21:45
骨のうた佐々宝砂2*25/3/18 21:00
あおはるユースひだかたけし625/3/18 20:16
闇に溶かす5*25/3/18 19:36
いただきおじさん花形新次225/3/18 18:28
空の中mizuno...325/3/18 16:24
「新しい世界」ジム・プリマ...2*25/3/18 6:04
cloudyあすくれかお...225/3/18 0:36
憂いの風栗栖真理亜025/3/18 0:31
社会勉強1*25/3/18 0:23
柔かな闇2*25/3/18 0:17
詩想、自我なるものひだかたけし5*25/3/17 19:44
偽りの毛布4*25/3/17 18:45
どうせすべては塵になるからホロウ・シカ...1*25/3/17 16:09
マジで! ウケる国ニッポン鏡文志9*25/3/17 15:09
Lark's Tongues in Aspic。田中宏輔14+*25/3/17 12:40
三月下旬藤山 誠025/3/17 10:41
雨の後たもつ125/3/17 5:23
喉をほどく中沢人鳥1*25/3/17 0:48

Home 戻る 最新へ 次へ
4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
0.27sec.