冬の枝
 
 モズの一羽の

 声のあり

 鋭く響く

 空気を破り



 彼が梅の先端の

 鋭さに

 食う事も無く刺した

 蛙

 あわれあわれと ....
正確に言うと
学校専門なんですけどね
世間的には
こっちの方が
通りがいいもんで

女子更衣室荒らしにも
いろいろありまして
企業専門とか
プール専門
プールでも市民プールと
ジ ....
気ままなアンドロゲン
気軽にお尻も触れないアンドロイド
世界は滑り台を見上げるように潤滑油を欲しがっているわ

みた夢はすべて真実だったのね
わたしはひとりからだから離れてゆくわ
 ....
蹴飛ばすものは
そこらじゅうにあって
移動をはじめたものたちは
移動をやめようとしない
僕は
小学生であり
中学生であり
高校生であった僕を
この国と同じくらいには
愛していたけど
 ....
おい 人よ
食われる身にもなれ

こちとら別に食われる為に
お前らの身体になるために
生まれてきたんじゃない

食物連鎖のてっぺんに居るやつには
分からんだろうよ

こっちは本 ....
わたしは失格者
子供の頃は子供として失格
いまは大人として失格だ
夫として
父親として
男として失格なのだ
当然女としても
地獄に堕ちる者として失格
天国に入る者として失格
社会人と ....
ただぼんやり笑って生きています
心から笑うことのないまま
ねこ、かぶって生きています

本音も言わない日々は少し息苦しい

言いたいこと言わないのが
大人だよって
我慢するのが ....
射抜かれるような鋭い{ルビ西陽=にしび}が
僕の皮膚を透明にしたのは
あの日の午後のことでした

僕には魚のような{ルビ鱗=ウロコ}の鎧は在りません
鰐のような硬い皮も
犬のような ....
お父さんの部屋は半分おなんどで
机の横にさびたバス停がありました
お父さんが3年前
会社の近くのがらくた市で買って来ました

私と妹は大喜びしました
お母さんは
「何考えてるのよ、こんな ....
恐怖の大王まだですか いつも満点なので効果がわかりません またのど飴噛んでしまってストレス 日雇いのアルバイトで一日中駅前の交差点で
新築マンションの案内プラカードを持つ仕事をしたことがある
蛍光色のジャンパーを着て
太陽の光と影の動きを肌で感じ
人の流れをじっと眺める退屈なバイトだ ....
i can not go anywhere
if i was american, what should i be
blue of plant in the park
i can not t ....
 よく切れるナイフを手に取り
 一粒の砂に 切りつけようとしたが

 どうしてもできない

 手の平は血まみれになり
 その上に置いた砂は
 無傷のまま 涼しい顔で
 寝息を立てている ....
あなたのスカートの砂浜で
ずいぶんとうたた寝をしていたみたい
つまさきがもう貝殻のかたち

水平線の両端がせりあがり
網になって太陽をとらえる
その瞬間を見ていたかったの

サンドウィ ....
プロレススーパースター列伝で
すべては
事実と正反対の意味に読み取れること
つまり、言葉の両義性について
あたしは一騎に教えられた

人間発電所の首をへし折った
スタン・ハンセンの回を
 ....

につめられてたのがさっきまで
ちゃんとパックされておいてたのに
チューブの構造とりきんだこぶしの関係性で
もうどうにもとまらないみたい
泣くのはからだにいいんだよってちょっとなげやりな医 ....
籠はとても鋭くて脆い。だけれどその一部分しか見えない場所にいるわたしの考えてはいけないことかもしれない


街中で自然と探す目は過去。在る(
探さない方に現在があるといった謎かけ。
時差をまた少しだけ
ほんの少しめくってきました
受信と発信の違いをすでに失って
なんねん だろう?
ニモツノコウソクカイテン
(埋れたくなかった

瞬き ひとちがい
とても綺麗なもの
 ....
春の日
下り坂で
防波堤を拾った

アメリカと
日本の反対側に
それを置いておいたら
それだけで戦争になってしまった

悔やんだぼくは
左手首に▼の
入れ墨をいれたかったが断 ....
父は執念深く、母の敵の妖怪変化を追っていた

けもの道も途切れ、茨に裂かれながらも、なお小高い山を登っていた

いつの間にか、ボロボロのシャツは血だらけになっていた

上りきると峠には家族 ....
薔薇の蕾をなぞる指先で
あなたは
わたしの静脈の中の
青い花びらを
一枚一枚
ていねいに燃やす


薄く伸ばされた
午後のページをめくる
白い重なりは
丸みを帯びた雨の切っ先 ....
浮遊する
幾つもの
所有物

空から
流れたのは


失くしてしまった
証拠など ないのに
寂しく 呟いては
涙 流した

倒れた 瞬間に
投げられた タオルも
ぐっし ....
理解しようとしないくせに

疲れたらどうでもいいと言う

ズレたような悪役になりきる

台無しにして自分を救う



自分以外は赤の他人

無敗の孤独を前に揺れる

演技派 ....
デスクに透明な小瓶を置いて
飴玉を入れて
口に放る
ため息がこぼれそうなとき
舌打ちしそうなとき
くたびれたとき
暇なとき
忙しすぎるとき
話題のないとき
何も考えていないとき
考 ....
赤ちゃんだった頃
家でぐずり出したぼくは
ベランダに出すと
外の風に当てると
不思議と必ず
機嫌を直したらしい

出かけよう
洗い流しに行こう
いろいろなことは
頭から投げ出して
 ....
寒い
寒い
何がって問いかけ
何をって積み上げ

ああもう
おどろおどろしい
現実を積み上げた笑い声と
現在を重ね合わせた経験則であるとか

何を
何かを
ぶつくさと呟きながら ....
フカフカ暖かい道草
水の流れる音
フカブカ深呼吸をすれば
私は広がる大きくなる
プカプカ浮いて
丸い天体のような感覚
ブカブカの長靴を履いたような

スポスポ抜ける音
シュポシュポ弾 ....
なくむしわらうむし

えんえんあはは

なくむしわらうむし

えんえんあはは

なくむしわらうむし


すこしはぐれたこころは

あなたの声で

ほぐれたりおちついたり
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
モズドクダミ五十...213/4/12 8:10
専門学校花形新次013/4/12 6:39
哀しみのイソフラボンアラガイs2*13/4/12 4:38
夕焼けめー213/4/12 1:41
食われる身にもなれ川上凌113/4/12 0:26
失格三昧ただのみきや20*13/4/12 0:13
高校一年生川上凌513/4/12 0:09
落日113/4/11 23:52
バス停salco27*13/4/11 23:21
恐怖の大王まだですか北大路京介413/4/11 23:11
いつも満点なので効果がわかりません113/4/11 23:10
またのど飴噛んでしまってストレス113/4/11 23:10
ショッピングカート灰泥軽茶3*13/4/11 23:09
as japanese番田 013/4/11 22:50
小さき者まーつん5*13/4/11 21:43
プライヴェート・ビーチロクエヒロア...313/4/11 21:23
ウエスタン・マキアート花形新次013/4/11 19:16
トマトケチャップバスタイムさわ田マヨネ5*13/4/11 16:44
籠編みseniri013/4/11 15:54
無題b0*13/4/11 13:32
防波堤はるな713/4/11 12:45
大誤殺峠和田カマリ1*13/4/11 11:14
春の午後佐東4*13/4/11 10:43
穴ぼこの 心模様藤鈴呼1*13/4/11 9:58
ベッドルーム村正013/4/11 7:27
魔法の小瓶三田九郎4*13/4/11 5:41
風浴び413/4/11 5:07
夢の中松本 卓也013/4/11 0:09
フカフカの道草灰泥軽茶6*13/4/10 23:22
吉岡ペペロ213/4/10 23:17

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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