青い壁の泳ぎ方は忘れた

信じなかったコウノトリの話

気の遠くなるような昔では

青い地面を活きた気がするから

開かない扉に背を向けて

水平線を目指す

なにも持たずに居 ....
お暇なら
来てよねって
今言われても
行っちゃう可能性が
ゼロではないこと(本心)を
もし口にしたら
世界は
凍り付いてしまうんでしょうね
5月なのに
暗がり、夜道、怖いから
街の灯りを目印に
月の光に頼れない理由とは
不確かに縋れない臆病者だから
陶器の便座に腰掛け見ている
このドアを
あけた向こうがお花畑だったら
どんなに素敵かと思う
そして
どんなに寂しいかと思う

誰もいない楽園は
誰もがいる俗世を
羨んでいないだろうか ....
花が咲いてる

とても素敵な花が



ささやかな矜持と

健やかな憎悪




考えるのはやめにしよう




綺麗な花に言葉はないものだし

どうし ....
あれは
寒い寒い真冬の朝だった
ある郊外の
数十年前に廃墟と化した
黒ずんだコンクリートの
ボーリング場の駐車場で
不法廃棄された八〇年代の車の中で
暖め合おうとするかの ....
わたしは生まれてこのかた
きっともう何も知らない


カペラ、
木星の謎も水星の謎も
忘れていてすまなかった
いつかを今とは気づかなかった
空は大きすぎる
いつでも
そんなことを言 ....
後ろ手におさえたのが
白鍵だったのか黒鍵だったのか
耳のわるいわたしにはわかりません

あなたの指がおもいのほか熱く
おもいのほかふるえていたことしか
頭のわるいわたしには
わからな ....
もうすぐ
夕暮のような
朝焼けがやってくる

始まりのような終りが

青がやってくる
赤がやってくる
そして 黒と白がやってくる

何度でも傷つこう
この世界がはじまるために ....
こうも近いのか、、


たかだか
何年何週何回転したか



それぐらいなんだ



だけど


ズボンを降ろしてYシャツをいれる
鞄を持つ
嫌いだった音楽を聴いて
 ....
くらやみに
死後が浮かんで
あなたが消えた

これから生まれてくる
後の世界を書いて

真空のドーム
ガラスに手がふれる

星に、ぶつかればいいのに
涙を練って
甘くしたみたいに
空から温かい匂いがする

涙を流せない
木が
風に触れて話す

ぴよぴよと
黄色い花が
鳴いている

どこかに涙を隠している
だから、こんなにも ....
Toe rei zue croix lyuo toe zue
Croix lyuo zue toe lyuo rei neu lyuo zue
Va rei zue toe
Neu toe ly ....
雨がたたく
未だ訪れぬ眠り
氷の手足はかじかんで
波たつ音に 耳をすませば
君のぬくもり
触れられるような 気がした
雨がたたく
それでも
苦しみまでは
洗い流してはくれない
果たしてひとつの抗議であり得るだろうか
もしかしたらそれは命に対する敗北ではないだろうか
       (略)


               快晴という空虚

 ひざっこぞうを
       陽にかざし
 

        飛行機雲を一本引く
ないものねだりをするように
斜陽を写真に閉じ込める

ないものねだりをするように
野良猫に餌をやってみる

ないものねだりをするように
愛想を振りまき生きている

羨望や焦燥は
 ....
ドラえもん読み終えていろいろ不便 猫が三角になる寒さ モアイにエクボ彫る  空には雲がなかった。ひとつも。
 その先にあるはずの宇宙を疑わせるほどに青かった。

 それについて考えていると、
 日差しの眩しさや温かさ、
 芝のにおいやこそばゆい先っぽ、
 そ ....
光は淡い
私は愁いを分泌する

花が咲いている
白の黄の 紫の花が咲いている
私は愁いを分泌する

ちいさい蝶たちも舞っている
私の目には見えないけれど
きっとちいさい精たちも
こ ....
布の鳥が鳴き
ほどけては地に落ちる
六角柱の空が
球になろうとして震える


砂煙の夜を
すぎる猫の背
二色をわたる
赤子の息


花のように立つ銀河
白は白 ....
時の流れは
遅いと思えば遅い
早いと思えば早くなる

夏にした花火は遙か彼方
思い出せば昨日のことのよう

夜桜の下で線香花火する
華やかな桜の花は
静かに様子を見守ってくれる

 ....
水際のハレルヤ
低くて低い山頂とやら
潮風のように鼻腔をくすぐるのは
あの日撫でた仔猫の後れ毛

虹は見せられたはずだから
許すことも許されることもないのなら
終わらないかくれん ....
菱形のような輪だ
水に跳ね返るような泡沫だ
知らしめんとする言霊が
ただのこだまだと気付いていたのは
朝靄をつらぬいて啼く雉鳥か
歌うすべのない兎だったか
それでも、紡がれる糸と糸 ....
季節は戻らないと
分かってるのに
サヨナラできない

次はいつ会えるの
胸の片隅で期待しているの

テーブルを挟んだ
その
わずかな
ほんのわずかな距離さえも
もどかしいくら ....
君だから話したいいつまでもすべてを
玉葱の皮を剥くように何重にも纏ったかなしみをすべてを

春なのに風はまだ冷たいんだ暖めて欲しいから
僕は自由なんて要らない君のそばにいたい

奸計は ....
春の夜明けとともに

スイングトップははためき飛んでいく

空高く舞い上がり陽を浴びて

スイングトップは雲の流れのように

変幻自在に色を変えていく

まだ黒い闇と青い沈黙が混じ ....
ポケットのついた服を着ている
あわてて後悔を隠すため

間違っては訂正を繰り返し
ポケットはいっぱい

夜にざららととりだして
テーブルに並べる
色はあせているけど
今日の景色だね
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
再海村正1*13/4/29 21:02
五月みどり花形新次213/4/29 20:59
月光と街灯秋助113/4/29 20:41
ドアトゥドアSeia113/4/29 19:58
ポエム2*13/4/29 19:04
錆びた世界の朝ホロウ・シカ...1*13/4/29 19:03
祈りkawa113/4/29 18:51
ピアノはるな613/4/29 17:47
世界513/4/29 17:36
無縁だと思っていた最都 優413/4/29 16:39
夜の上辺mizuno...413/4/29 16:25
はるがきた小原あき9*13/4/29 15:23
呼び声春日野佐秀013/4/29 15:16
Rainy113/4/29 14:49
自死はHAL3*13/4/29 14:33
春という椅子に座って空丸ゆらぎ1013/4/29 14:10
ないものねだりをするように茜井ことは3*13/4/29 13:28
ドラえもん読み終えていろいろ不便北大路京介313/4/29 13:20
猫が三角になる寒さ513/4/29 13:20
モアイにエクボ彫る613/4/29 13:20
習作、起点としての書き出しOhatu113/4/29 11:56
春の分泌系[group]塔野夏子3*13/4/29 11:16
水と応え木立 悟413/4/29 9:20
四月の花火夏川ゆう413/4/29 8:43
サイレント[group]凪名木なぎな213/4/29 2:53
糸車[group]013/4/29 2:52
ウソツキシスターさん313/4/29 2:21
君と話したい梅昆布茶1113/4/29 0:31
スイングトップ滑空灰泥軽茶3*13/4/28 23:24
ポケットの中の風景朧月513/4/28 22:31

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