新緑
けやきの葉は太陽の陽をとらえきれず あたりを染める
ゆっくりと濃くなり
また 薄く変わって

芽吹きの痛みは 遠い記憶

君よ
新緑の明日を 君の森を走って行け

踏み出した ....
大きくて、小さくて。



弱くて、強い。



前にいて、後ろにいる。



包んで、包まれて。



立ち止まり、走り出す。




 ....
投函口は窓に含まれますか?
 
かちかちと歯を鳴らす音で目が覚める

なにか美味しいものを食べていた

食べても食べても太らない

溢れる色の塊

輪郭はおぼろげだが

齧ると硬くて脆いその不思議な感覚が

 ....
完全な(完璧な)現実がどれほど人を蝕むのかを測る方法を知り得たなら
「この漫然とした日々から解放されるんじゃないか」って思ったんだ

未熟な(不全な)理想がどれほど人を蝕むのかを測る方法を知り得 ....
うん この悲しみの部屋には
今も絶え間無く水が注がれ続けて
この部屋の体積を埋めていく
だのにきみは一向にドアを開けてはくれない
内開きのこのドアは
こちらから体当たりしてもそうやすやすとは開いて ....
あたしはね
メジャーなんて
認めませんから
松井が国民栄誉賞
貰うなんて
カツだ!(カーツ!)
カツ二枚ですよ

長嶋さんは
ミスタープロ野球ですからね
これもカツだ!(カーツ!) ....
なにも 間違えじゃあなかった
自転車とは 自分で ころぶから自転車
自転車の練習をして みごとに こけたのは わざと だよ
わざと 痛い目にあってみただけさ
新しく自転車を買って その ....
いろいろとくやしい
わかってもらえない
わからない
くやしい
せいいいっぱいくやしい

夢中でくやしがって夜になってしまった
だからこそ生きている
そんな気さえしてくる

だれかを ....
バベルの塔の話ばかり考えていた
  {引用=「さあ、天まで届く塔のある町を建て、有名になろう。そして、全地に散らされないようにしよう」}

いまでもバベルの塔の話を考える
  {引用=こういう ....
やっと気づいたか
俺の肥満が
そんじょそこいらの
肥満とは
違うってこと
ガチガチの
反戦思想が
生んだ賜物なのよ
デブ&ピースよ
ピースっ!
  嘘を百回繰り返してみても
  それは本当にはならない

  醜い自分を
  美しい言葉で飾ったところで
  鏡に映る本質は変わらない

  皮膚の下に埋まった弾丸を
  取り出して ....
目玉焼きの黄身が箸から崩れ落ち
食卓からも外れて床に落ち
砕け散った
バラバラのきみを
拾い集めては捨て
床の汚れを拭い取る
そして再び橋に向い
目玉の白目だけを食べ終わると
味気ない ....
光があるところ、彼は進んだ
辺りには、暗闇が拡がっていた
彼の呼吸は闇を照らしていた
しかし、彼は気づく
なんたるや徒労であるか
彼の気づきは彼自身を苦しめ、
更に照らされた闇はまた辺りを ....
ねえ
みんなと今まで過ごしたことを覚えて、
うれしいこともさみしいこともずっと覚えてる
覚えていくから、
ねえ神様
僕の生きた証をこの地球に残してください
みんなの中で生かしてください ....
アメリカ帰りの若い女教師はあきれたように言った
「水族館の水槽を見ていた若いお母さんがね 
 幼稚園児くらいの子に言ったの
 あのマグロ美味しそうだねって
「ぼくだって水槽の鯛や海老を旨そうだ ....
こんな自分でも


すきだって


大事だって





思ってくれる君がいて


不思議なぐらい
見続けてくれる

氷より冷たく
ガラスや鏡より
粉々に砕けて ....
おいらの青い春は五里霧中だった
教育勅語と戦陣訓の読誦で

おらの赤い夏はアワタダシカッタ
説教強盗ひとすじに血迷ったままで

おれの白い秋は酔客となっていた
悔恨と諦観で自虐して

 ....
紋白蝶と
紋黄蝶が
八の字を描いてとんでいる

互いの色など
関係ないよととんでいる

あのひとは嫌いでね
と会話する私たちの上を

白と黄色の蝶は
とんでいった
わらいながら
保育園でのびのび過ごす
自由意志でのびのび育てる

私の想い出の保育園が
今年度いっぱいでなくなる
少子化が原因らしい

よく遊んでいた遊具
広い砂場で遊んだ淡い記憶

ガランとし ....
後悔しない生きかたを選んで後悔している ポエム贈られている 上に行くエレベーターじゃなかったのか  おとうさんだよ

 お前の名前は

 とうちゃんが付けたんだよ

 「かおるようにうつくしく」と

 「かおり」だと音がきついから

 「かおる」なのだよ

 君は母親の良く ....
ぼくはまだそれを途中だと思い

あなたはそれを

途中ではなく逡巡と受け取っていた

自然にまかせることができなかった


ぼくは不要だった

死を想ったら

もうなじんでい ....
見慣れた街の風景の一角
ブルーシートに覆われた遊休地
住宅街の一角に
ブルーシートに覆われた非日常
何らの標識もない
危険マークもない
青空を地上にへばり付かせた
痰のようなものを覆う
 ....
計算して

失わないようにする

計算?

自由にならないことは

そう、計算!


損は失うこと

失うって何?

得は失わないこと

失わないって何?


 ....
ぼくらが思うだけで

綺麗であろうと汚かろうと

先祖のいるイメージとしての次元

そこはぼくらに掃き清められてゆく


こんなことから楽になりたくない

こんなことで死んじゃな ....
切れ切れの
ビブラートが
君の内側に吹く
風の形を囁いた

痛みのような
ブレスが
君の内側を巡る
水の温度を呟いた

耳ではなく
皮膚の下の
毛細血管の先端で
僕はそれ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
新緑ぎへいじ21*13/5/5 0:55
100パーセントで出来てる二人。世江213/5/5 0:35
はいっ!先生はいっ!徘徊メガネ3*13/5/4 23:33
かちかち咀嚼灰泥軽茶5*13/5/4 23:25
現実逃避のために有休を使い果たした男徘徊メガネ1*13/5/4 23:20
夜恋113/5/4 23:00
それも大事な部屋だから傷は付けたくないと思うんだけどえぬこ213/5/4 22:47
ハリー・モットーと広角の打法花形新次013/5/4 22:43
【始】転んだ日  [group]るるりら22*13/5/4 22:42
黒い鳥朧月613/5/4 21:43
純粋言語N.K.2*13/5/4 21:30
徴兵逃れのために太る花形新次213/5/4 21:06
ナイフと、弾丸とまーつん6*13/5/4 20:16
朝食ただのみきや20+*13/5/4 19:32
幻惑ハスイ リョ...013/5/4 19:04
頼むよ勇者013/5/4 18:39
水槽の魚は美味しそうイナエ9*13/5/4 17:44
別に綺麗じゃない唄、彩れない唄最都 優113/5/4 17:21
つぶてのかげ ②信天翁2*13/5/4 16:45
八の字の蝶朧月313/5/4 15:47
園児夏川ゆう013/5/4 15:39
後悔しない生きかたを選んで後悔している北大路京介913/5/4 13:53
ポエム贈られている113/5/4 13:53
上に行くエレベーターじゃなかったのか613/5/4 13:53
薫へドクダミ五十...413/5/4 12:01
途中吉岡ペペロ713/5/4 11:40
ブルーシートな僕ら……とある蛙9*13/5/4 10:59
計算吉岡ペペロ413/5/4 10:55
先祖のいるイメージとしての次元213/5/4 9:09
nonya15*13/5/4 8:58

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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