その場所の環境に合わせて
生まれた様々な文明

他の文明とのやりとり
良いものを選び取り入れて
発展を続けてきた

行き詰まり破壊を選んだ文明もある

今の文明がどう進化するか
愛 ....
大きめの乳輪を
湛えた豊満な乳房
股間には
当時はまだ
人の目に
晒すのは
禁忌とされた
ヘアを隠すために
大胆に付けられた貝殻
小麦色の肌と
白い貝殻のコントラストが
観るもの ....
次の冬のために
てぶくろを洗う
寒くなると
きまって血流障害を起こす
私のやわな指先を守るための
カバーたち

毛糸で編まれたもの
外国のお土産でもらった
ムートン製のグローブみたい ....
視界も
音もなく
匂いも
味もなく

固い枕と
軽い布団の
身に触れることだけに
意が集中する

意するところ
過去未来はなく
今現在の
一瞬一瞬

間隙なき
感覚 ....
ホラーなのにホラー映画を観るひとの気が知れない 服を捨てた
どんどん捨てた
着ていた頃の自分を捨てた

服に心をひっぱられたけど
ええいと切って
ばっさり捨てた

タンスはからっぽ
骨になったハンガーが
風にゆらりと揺れている
 ....
百年が 終わり
つめたい百年が来た
つめたい百年が終わると
もっとつめたい百年が来た
もっとつめたい百年が終わると
もっともっとつめたい百年が来て
もっともっとつめたい百年が終わると
 ....
 一


 セミの抜け殻が立ち上がり
 自分を置き去りにした
 主を探し始める

 何も見えない目で
 広がらない翼で
 動かない足で

 命が生まれ変わる度に
 脱ぎ捨てられ ....
吊り橋の真ん中で二人は懐中電灯を消した
月も山の木立に光を隠した

手を延ばせばそこには異性がいた
何時も顔を合わせている相手だったが

不意に訪れた二人だけの世界に戸惑って
互いに黙っ ....
生まれ変わったら
サラサーティになりたい
サラサーティになったら
貴女にピッタリ密着して
一滴も漏らさずに
すべて吸収したい
そして
貴女を
多い日でも
安心させたい
ぐっすり
 ....
よく電車の止まる季節
ひとも立ち止まる季節

嫌いになるひとも電車も季節も
ぼく死にたくない
みんなに干渉されるから
ぼくが死んだら
もうぼくに関わるのやめて
人は誰しもイメージできないものにはなれない
イメージは壁の向こう側にある

まずは壁の向こうにあるイメージを
壁によじ登って見ることからはじめなければならない

壁を登るには成長する必要が ....
肉体からでしか

たとえそれがおんなじことであっても

それぞれの肉体からでしか

ものごとは考えることが出来ないのだ


肉体とは

肉体そのもののことだ

環境のことだ
 ....
どの道進もうが問題は山積みだ

失うことの大きさは分かりきってるはずなのに

待っててくれじゃ足りなかった


外灯に照らされた新緑に

一羽のハトがとまっていた

夜通しひとり ....
いつも物思いに耽っているではないか
夜が明けるときの音が嫌いだ
それにしても静かな音楽が聴けなくなっている
もちろん騒音に酔いしれることもない
鼓膜は伝わる息を避けている
要するに ....
小学校から、
モンシロチョウの観察をするので
イチゴパック2つ
持ってきてくださいと
お手紙が来た



イチゴを頻繁に買う地域なのか
百均で飼育ケースを買った方が安くな ....
 人は簡単に死ぬけれど 物は簡単に壊れるけれど

 星は簡単にガスになって散り散りになるけれど

 木も山も河も海も 時の長さに逆らって 存在できないけれど

 けれど けれど けれど
 ....
気まぐれな君が残してくれた

これが私のたからもの

だってね、思い出いっぱいで

抱きしめたらぐっすり眠れる

ほんのり香る君の残り香に

たまに泣いてしまうけれど

君が側 ....
ここはもう戻れない金平糖の国
甘さを装って溶けることのない呪詛
が降り積もり降り積もり見た目ばかりは
綺麗だろう有り難かろうときょうも恩を売っている

色とりどりに騙されたふりをして
住人 ....
身なりを整えて 
スックと立つ背に 問いかける

実なのか 花なのか 茎なのか 葉なのか 枝なのか
もしかしたら 根じゃあ 無いのか

土壌深く 埋め込まれた 存在だ などと
どうか 決 ....
熱唱したいタイミングで店員が入ってきた となりから聴こえてきた歌を唄う "かわにし"か"かさい"かわからないまま帰る あなたの夢へ羽ばたく翼になりましょう
白くも無く
黒くも無く
灰色の汚れた翼で良ければ
喜んで差し上げましょう

振り向かないで
きっと罪悪など存在しないのだから
前を向いて笑って欲し ....
もやもやの空気の中をいく宇宙船からミサイルがこぼれた

てきとうなお椀にいれて水を注ぐ

机の上に置いて、こわいものをもてあそぶ

たとえばこのひっかかりに指を差して

底から上手に抜 ....
                130517



4畳半神秘体験
なにそれ
冗談じゃありません
今すぐ帰らせてもらえませんかと言ったって
この長い行列の人達を放置しておいて帰れるもん ....
ひとりにひとつ星があれば
遠慮なく願い事ができる
かなわなかったと怒ることができる

なまえをかこう
しるしをつけよう

星には手が届かないから
だから
私は木がすきなんだ

空 ....
私、どうして結婚するのかしら

5年付き合った
それは極々、至極フツーの流れ
誰も疑いすらしない、いたって当たり前のことなの

もうすぐ妻になる

きっと心の持ちよう
今より妻になっ ....
生まれ変わったら
水虫になりたい
ジュクジュクの
しつこい
水虫になりたい
水虫になって
貴女の
薬指と小指の
間に潜んで
貴女のことを
感じていたい
貴女の匂いを
嗅いで
 ....
海藻の匂いが漂い
干し蛸がぶら下がる漁村の道を
おとめは エシエシ笑いながら歩く
焦げ茶色に焼けたうなじを
苦い潮風が打つ
塩をまぶしたような髪をほつらせ
おとめは よだれを拭きながら ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
文明夏川ゆう313/5/18 18:43
日曜美術館 武田久美子の肖像花形新次113/5/18 18:10
カバーそらの珊瑚20*13/5/18 17:04
いのちシホ.N313/5/18 15:47
生きてるだけでもHAL2*13/5/18 13:20
脱皮朧月913/5/18 13:14
あたらしい百年はるな613/5/18 13:04
夏の閃光、記憶の抜け殻まーつん13*13/5/18 12:19
吊り橋イナエ11*13/5/18 11:26
サラサーティになりたい花形新次513/5/18 11:17
五月使井 土生413/5/18 10:49
壁を越える方法かわぐちひろ2*13/5/18 10:04
責任吉岡ペペロ313/5/18 9:27
夜通しひとり213/5/18 8:07
長い休符アラガイs8*13/5/18 4:50
モンシロチョウの観察鵜飼千代子11*13/5/18 3:57
始発山崎 風雅2*13/5/18 1:14
sakura...013/5/18 0:45
金平糖もっぷ313/5/17 23:47
甘くない藤鈴呼2*13/5/17 23:31
熱唱したいタイミングで店員が入ってきた北大路京介813/5/17 22:21
となりから聴こえてきた歌を唄う313/5/17 22:21
"かわにし"か"かさい&quo ...013/5/17 22:21
献身owl013/5/17 21:44
砂雨カマキリ313/5/17 21:27
鏡のなかの鏡—迷宮あおば6*13/5/17 21:20
星の木朧月813/5/17 20:52
結婚石川きようこ313/5/17 20:10
水虫になりたい花形新次613/5/17 20:05
おとめ壮佑14*13/5/17 19:32

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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