零れる光の碧(みどり)の中を
お散歩するわたしは
待っていない



もう、
不安や警戒とは
距離を置いたのだ



「森林浴の効能」なんて詩
書いたっけ

 ....
ああいうふうにはもうできないね
春の去り際
白いスカート
透明に固まっていく桜の樹液

陽が沈んでから
夜が訪れるまで
うす青紫に浸された世界
君の眼差しが
ふるえるように未来を ....
誰も ほどかなかった

包んでいる紙は しわができて
セロハンテープも 古くなり
リボンも 色をなくし

誰も ほどかれなかった

空にも風にも 雨にも土にも
できない事

今日 ....
鉄条網の針を越え、
肉体の中へ世界が群がりやってくる
便所の鏡に向かって
拳銃を向けるポーズをとった老人にひっかかり
おれは両手を上げ、
挨拶する。
やりたいことは
できなかったね
ほしいものは
誰もくれなかったね

いい人生だ
こういうので
苦しいのが
当たり前になって

たのしいって
どんなことなのか忘れたよ

そ ....
わたしはピクニックがしたかった

母にきくと
いいよと言った
ためておいたおやつを
バスケットに入れて
母が貸してくれたゴザを持ち
野原に行った
靴を脱いで
ゴザの上に座った
飴を ....
きみが泣いている

まっすぐに前を向いて
瞳に光をたずさえて

きみが泣いている

頬を伝うしずくを
きらきらと輝かせて

きみが泣いている

そんなきみにぼくは
夏に焦がれ ....
湿の音が始まった 毎時 初めたい新鮮に
こだま雨音 サイレンの様に感知する 

 湿の知らせ
 虫の知らせは近寄らない 誰も無言で死んだりしない
 そう 信じたい

湿の音が美しく そう ....
夢にやぶれて
行き場を なくした
俺は自分を 見失ってた
そんなとき
おまえが
俺のために
流した 大粒の涙
無駄にはしないって
心に誓った
阿奈留
おまえは か ....
いつからか雪は振り止む

それでも変わらずに
人々は惚れていた

その美貌と白さに惑わされる…
雪のような姫様。

疑う事を知らない
無垢な心は
嫉妬に駆られた人には眩しすぎて
 ....
私は孤独を愛する
静けさに 怯えながら

私は世界を愛する
この手で 汚しながら

私は自分を愛する
鏡に 閉じ込めながら

私は友を愛する
その富を 妬みながら
 ....
{引用=
目をさます
{ルビ灯火=ともしび}に光りをともす
夜の帳をとく
忘れれば 万物の命を病めさせる


部屋に家具ひとつなく
静寂に そこは
音という概念すらありもぜず

 ....
本当は違うんだよ

そうじゃないんだよ


本音はね?
違うんだよ

その子が君に言ったその言葉は

全然
思いとは違うんだよ



伝えたくても悪者の僕の声


 ....
以下の方がこの文書を良いと認めました

-大豆
-ウォルス
-詩人F
宇宙人の好物がお好み焼きとは
知りませんでした。
-ドメガザウルス
-レントゲン太郎
私も学生時代に ....
なにもかも
見る目が無かっただけの話
手もつなげない
いまだ
そんな
暗闇のなか


振り子



電波

朽ちる列

縛る音

急かす針



ランプ



原子

弾む列

跳ねる音

募る針
                    130528



大使は
河辺駅で
降りた
突然の雨に慌てる随行する大使館員たちを無視するかのように
 ....
一滴の雨が頬を濡らした

一滴の雨は頬を伝わって

私の胸元に落ちて消えた

どうしたの? 落ちた雫よ

一滴の足跡は1本の光りの線になった

一滴の足跡の1本の光りの線が消え ....
ゴジラに破壊された街

昨日人が往き来した街
昨日車が往き来した街
昨日喧噪と怒号の街
昨日軍が往き来した街
昨日ゴジラが破壊した街


ゴジラが去って何も無い

人もいなければ ....
バカラのグラスに私が沈んだ 自分についた嘘が真実になる いただきます言わないで食べた 静かな光 白を昇り
ひとつ喰らい
迷いを喰らい
明け方に降る 音を歩き


骨の曇の重なりの
はざまのはざまのはざまから
煙と霞のまじわりが
遠い遠い氷を照らす
 ....
半月の軋み 暗がりの音
光の塵をついばむふるえ
むらさきの羽 むらさきの尾
飛び去る心をからめとる
夜が夜に咲く夜に
夜が夜に咲く夜に









 ....
宇宙人みたいな顔のやつがTVに出ている
どのチャンネルに変えても、
出てくるのは宇宙人みたいな顔のやつばかりだ

そして久しぶりに街に出ると、
高級ファッションで身を固めた
超ド派手な宇宙 ....
身体のなかにわだかまっているものたちが心を刺す
なんだかチクチクして気色悪いのだが我慢する
もういいさ年貢の納め時だと何かが言ういや違うと別な声もする
人間はこうやってせめぎ合いながら生きてゆく ....
記憶の足音がしたから
きみを差し出して
代わりにぼくを貰った
あいつは
自分のことを神様と呼んだけれど
どうだってよかった



毎日が消費されていく
時計の針 ....
広大な湿原に風はぬるく、軟体生物のような草がゆらゆら揺れている。
光と影の世界でその生命をしたたかに維持している大湿原。
ここから抜け出す事はできない。
ここでは誰もが勇者に祭り上げられるこ ....
小雨の薔薇園で僕等は無口だった。
黒いタートルネックを着た君の胸の上で、銀色のペンダントがアンニュイな微風に
揺れている。
君の横顔はいつか見た外人墓地のマリア像のように白く透き通っていた。 ....
一体、いくつもの衣を脱ぎ捨てれば、立派な大人になれるのだろう。
一体、どのくらいの時を費やせば、立派な大人になれるのだろう。
一体、幾人もの愛する者と夜を共にすれば、立派な大人になり得るのだろ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
碧(みどり)鵜飼千代子14*13/5/29 1:59
さりぎわはるな713/5/29 0:50
踏む砂木10*13/5/29 0:12
[:objectプテラノドン213/5/28 23:55
光あれ竜門勇気113/5/28 23:10
ピクニック (詩人サークル「群青」五月の課題「緑」から)Lucy17*13/5/28 21:34
夏のひかりゆず113/5/28 20:39
湿昇り朝焼彩茜色5*13/5/28 20:19
阿奈留花形新次213/5/28 20:13
白雪姫owl013/5/28 19:48
How To Loveまーつん10*13/5/28 19:19
月魂—つきしろ—月乃助12*13/5/28 17:04
届かないから溜まってく最都 優013/5/28 16:41
現代詩フィクション左屋百色12*13/5/28 14:55
暗闇はなもとあお313/5/28 12:47
パラレルワールド秋助113/5/28 12:19
天使は川辺にてあおば6*13/5/28 11:46
雫・・・tamami713/5/28 11:46
ゴジラ……とある蛙10*13/5/28 11:02
バカラのグラスに私が沈んだ北大路京介213/5/28 10:17
自分についた嘘が真実になる613/5/28 10:17
いただきます言わないで食べた113/5/28 10:16
水と径木立 悟213/5/28 9:40
ノート(半月)[group]213/5/28 9:38
宇宙人みたいな顔のやつatsuch...12*13/5/28 9:25
微熱の季節に梅昆布茶1013/5/28 6:41
世界のはじまり山中 烏流1*13/5/28 6:20
湿原から草原へ〜(・・猶予。)ヒヤシンス2*13/5/28 4:30
0*13/5/28 4:28
熱情1*13/5/28 4:26

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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