スー・チーは怒っていた
歯石に覆われ摩耗もした奥歯を3本抜く
その際の全身麻酔が老いた腎臓に負担となる為
昨日から右前肢に入れられた点滴の針が
よほど苛んだのらしかった
レントゲンやら抜歯中 ....
質素な食事は
タマンキとその弟子たちにとって
いつものことだった
タマンキには
スプーン五杯の
ゴッツァン海産のチョウザメの卵と
ブドウの搾り汁を発酵させた飲み物一樽と
小麦を丸めて焼い ....
どうにかしなきゃならないけど
実はどうでもいいこと
そんなことばっかりで忙しい
割とそんなものだろう
なにもできない
でも何かしたいことがあるわけじゃない
そんな日 ....
心まで渇いていたから
冷たい飲み物をたくさん飲んだ
きりきり痛むのは
カラダの真ん中あたり
たしかあなたがいたはずの
芯まで冷えて
まだ早いことを知った
夏日の今日
泣いていた
意味不明のことばで
ただ
泣いていることだけが伝わっていたと思う
ことばがわからなくなったみんな
なにかを言っていた
けれど
どんな有名な詩人も
どんな活躍している ....
チャレンジ ソフトなら 30分で150kカロリー
チャレンジ ハードなら 30分で300kカロリーの消費がみこめます。
ただ、究極のアンチエイジングなら もっと良い方法があります。
....
はじめに。
理解とは「i(私)+1」である。
次に。
「Talkie、talkie。夢が生える。ポケモンの如くバットを振る。
ものすごく、未来に生きる。
想像だけで、オナれる ....
ドベンチョモスの咲く
スカラヤナの丘を
きみは
マンダハーネンを
ケアナムキダ色に染めて
駆け上がる
「サンタラバー!」
思いっきり叫んだら
きみのハベレンタがフッと
軽くなった ....
例えば人間の孤独な想いが
採れたばかりの
一粒のトマトだったとして
トマトにも生き甲斐ってものがあるので
想いには必ず相手があるように
朝も夜もトマトを待つ方が
必ずいらっしゃるでしょう
....
「もう要らない」と
振り払う仕草が
誰かをこまねくように
「こっちへ来て」と
こまねく仕草が
誰かを振り払うように
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摂氏零度付近で繰り返す
憤りと自己批判
つい今しがた晴天だったはずも
霰の降る未熟さ
頭を垂れるつららになれたらと
空を仰いでみた
雪解けの光沢に偽りはないのだが
春の陽射しは強すぎ ....
最近のこと
カフェインが脳天に響くようになってきた
寝つきの悪さに引っかかる ルアーが美しかったに違いない 釣られた
最近のこと
カフェインを一杯の風景を嗜む
マルメンの ....
真っ暗で何も見えないが もう泣かないよ もう子供じゃないさ
不安は日々成長して何かを損ねる ただそれと闘う 何が僕を存立させているかは僕が決めること
遺伝子だって取り替えっこしてるんだ 笑って見て ....
体の中を這い回るヤスデのような生き物と
近くを流れる水の気配に目覚める
が 眼は閉じたまま
それでも見える
隣のテントから覗く逆三角形の顔
とがっ ....
降れば良い
よどみもさすれば
満たされ以上に
早瀬はなお早く
とがった石も角を丸め
岸にて柳の枝は濡れそぼつ
止まない雨はない
風が言うのだし嘘ではない
....
遠くて輝いていた ちくちくと心に刺さってる
手の届かない哀しみが 僕を打ち砕く 苛まれる心で生きてきたさ
宇宙はとても遠くって 星ばかりが波のように漂っていて
君がそんなに側にいたなんて 想 ....
きのう眠るときに
神さまわたしはしあわせです
と強く思った
いくども、いくども
今朝起きてまだ
しあわせだ
強く思える、いくども
いくども
からだがくたくたで
いまベッドのな ....
あるいは鯨の骨 沈殿物 太古の海辺
神殿の蛇 翼竜達の叫び 彫刻のまどろみ
忘れ掛けた部屋 壁にかかったタペストリー
美しく研ぎ澄まされたもの 日常を剥ぎ取る鋭利 独占された愛
失望の日々 ....
見える世界を描くのか、見える世界を読み解くか、あるいは創造に徹することか。
再び、三度がはっけよい。
私は、どこぞで落とし前。
ようやく元にバックアゲイン。
横文字たまには意気 ....
「天空の城」と言えば、ラピュタであり、
「吉兆」と言えば、船場である。
それが日々生きるということである。
「」を使えば、強調であり、
“”を使えば逆説である。
それが詩 ....
列車は夜を越えて、
生まれてから18年間を過ごした故郷へと
私を運んでゆく
これからの私の、人生の行く末を考えてみる
あのとき私は、自ら選んであの場所を離れたけれど…
夜の駅の、ホー ....
深夜のハンバーガーショップ。友人と待ち合わせをしていた。目的の場所へ行くともしれない日々の中で、僕らは何の話をしていたのだろう。彼はメシを食べてはいなかった。広い空間の中、点々と人が散らばる。同じく目 ....
ぱすんと音を鳴らし
アイスキャンディーを取り出す
自転車を漕ぎながら
あっこの味あたりだ
今日も一日暑かったけれど
今時分の風が気持ちいいなあと
公園で立ち止まり木 ....
あの紅葉に燃える木の下にいってみよう
あのみどり深い木の下にいってみよう
あの石橋の向こうの赤い屋根の家の窓から
ひょいと顔を出して、世界を眺めてみよう
戻ってきたら、石橋の(絵の中心 ....
酒が放浪している
いつか交わる平行線がある
5分寝て5分寝て騙し騙し生きてる
「二十世紀」と「ラ・フランス」は
親しげに肩を並べ
(互いにちょっとの、すき間を空けて)
顔も無いのによろこんで、佇んでいる。
「偶然だねぇ」
「ふしぎねぇ」
ほの青さ ....
犬が一人きり、吼えている。
見知らぬ国の
誰も行ったことのない森の
ごわごわ風に身を揺する
名も無いみどりの木の下で
その遠吼えは
あまりに切なく
心を貫き、刺すよう ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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