昨日が冷えて来る
避難訓練は満点が出ない
右から
左から
流れこんでくるfavorite
背中を駆けめぐり頭へ抜ける
溢れんばかりの眩しさと暖かさを受け止め
跳べる!
僕の心はグライダー
そうして
今日も
生きて ....
北の果てのとある国 閉ざされた凍えた大地 流氷漂う暗い海峡
灯台の灯りさえ今にも夜に飲み込まれそうなそんな港街
幾人かの荒んだ風体の若者達が流行りのリズムにあわせて
からだを揺らせながら焚火 ....
なにかになる
と願いながら、
まな板の上に
かみねんどが
しろく しろく
うずくまっていて。
なに者にも
なれないままに
ただ 干乾びていく。
....
決して退屈なことではないのに
夜空の静寂は
孤独な人間の沈黙とも
全然違ったりする
恋をすることで
時間が過ぎてゆくのを忘れるとき
最近の彼女は欠伸をする
だから僕には
彼女の欠伸 ....
{引用=
たわむほどに忍ぶ
ユリの葉は、こらえきれず
重き玉露を 弾いてみせた
その 砕ける音を
耳にしたような気がしたのです
千夜の しののめ
いさめらしきものを ....
急に
飛ぶように
なったから
おかしいなと
思ってたんだ
まさか
タマが変わって
いたとは
自分でも
気づかないうちに
タマが変わるって
あるんだな
まあ、前より
飛ぶってこ ....
いつも温和なあなた
これからもっと暑くなりますよね
不快指数も上がりますよね
クールビズなんて糞食らえですよね
きちんと糊の利いたシャツを着て
ネクタイもきちんと締め夏物のスーツを着 ....
ある場所で
点、として生じた光りが
わずかな距離を移動して
塵となる
それを一生という
かきあつめたもの
握りしめたもの
すべて消滅してしまう
けれども
細い雨のあとの
植 ....
ふざけないでよね
わたしの目に見えないところに行くなんて
いったいどういうつもり?
そんな事で
あなたを心配するわけないでしょう
あなたが美化されるわけないでしょう
自 ....
欠けたカップを握る
懲りずに思い出していた
ちょっといいガテマラを買ったのに
ちょうどいい自販機で買った缶コーヒーを
彼はベランダで飲み干した
あの昼の滲みが窓にうつる
....
夏を告げる雨が降り
現代詩の季節到来。
その日、
男は自分の現代詩をファイルし
ある場所へ向かった。
バス停のベンチは腐り
座って待つ者は誰もいない。
空には何もない。
詩に結びつくも ....
あの国の欲望は
わかりやすい
今はTop2
それが達成できたら
その次は
The Top
王様になりたいんだね
権力が分立していない
絶対的な政治システムが
金力と武力と ....
130613
悪質な内部者情報通報者は処罰されます!
まだ無い犯罪が生まれますから
お金に目が眩んだモラル違反常習者は
くれぐれもご用心
最低限のモラルが ....
騒いでいる心は、
言葉にさえできなくて。
喚いている言葉は、
心にもないことすら声にした。
きみの小指から熱い砂糖水が滴り落ちてきて
わたしの両の手で受けたとき
ああ、きみは海から生まれた生き物じゃないのだ、と悟る。
根本的に異質な生き物なのだ。
わたしにとってもきみにとっても。
....
{引用=悪いことして、理くつくっつける人間は、用心しなきゃなんねえぞ。
理くつさこいてやってくる奴あ、用心しなきゃなんねえ。
「ひかりごけ」武田泰淳} ....
風の愛撫に
はらり ほろり
八重桜が泣いた
すらり と知らん顔
真新しい翅を輝かせ
トンボは行ってしまう
墓地への細道
静かな午後
まだずっと若かったころ
感性は魚のよう ....
いま、きみがつまずいた場所から
ずっと、とおいさきで
誰かがよこぎったあとなら、
言葉は、なにげなく
肩ぐちからほどけていく
雨降りが並んだ日に
三叉路で立ちどまったきみの
とりがお ....
ジョワ
ジョワ
濡れやすい
ジョワ
ジョワ
感じやすい
ジョワ
ジョワ
入れやすい
ジョワ
ジョワ
抜けやすい
とにかく
殺滅は
ジョワ、ジョワ
ジョワ〜
さようならを告げると
あなたは残念そうに空を畳んで
分かったよ、
と言う
分かったよ、
また明日
と
あれからずっと
明日が来ない
あけ方
うすあかるい部屋を出るまぎわ
シーツのうえに半透明のわたしを確認する
いつも
左がわを下にして抱きあうので
それは
右耳からだんだんとすけていく
あなたの言葉でできている ....
溶かされ
水滴に変えられた
悲しみが
香水の空き瓶の中から
じっと
外を見ている
空高く晴れ模様
影は濃く
潜る深い意識の世界へ
アスファルトに映る
私の影は
生き生きとしていたので
ずうっと眺める
影は何かを話したくて伝えたそうだ
....
おもしろいうんこが
あるのかどうか
わからんけど、外道
どんなつまらん
うんこでも
おまえよりは
おもしろいよ
おまえのうんこでさえ
おまえよりは
おもしろいよ
このうんこやろう
....
にょにんこうやのこうげんの
自動販売機のふいうちに
こぜにがない
せんえんさつのしわをてのしわよりものばして
七回も受けつけてくれないとのどのかわきにがまんできなく
やっと入れば十円のおつり ....
見上げた
遠い青は
海のものなのか
空のものなのか
わからない
そもそも
ここは海なのか
それさえも
忘れてしまった
浮上する
どこを
目指して
まとわ ....
昨日埋めたタイムカプセル掘り出している
揉める乳房がない
2211 2212 2213 2214 2215 2216 2217 2218 2219 2220 2221 2222 2223 2224 2225 2226 2227 2228 2229 2230 2231 2232 2233 2234 2235 2236 2237 2238 2239 2240 2241 2242 2243 2244 2245 2246 2247 2248 2249 2250 2251
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.77sec.