君を
うらまないでおこう
たとえこの恋の結末が
ご破算になろうとも
積み重ねてきた
幾千日が
すべて不意になろうとも
たとえ火のようなおもいが
どこにも行けず
私を焼こうとも ....
前に進めば
景色は後ろに流れていくように見える
だがそんなある日僕は
動いているのは景色の方だと閃いた
まさしく 世界の景色は
僕の足元のキャタピラで動いていた
僕はどこまでも歩いて行 ....
ーーー時々
昼下がりに君と眠る
まだ産まれて数ヶ月だというのに
すさまじく速い成長スピードに
瞬きすら許されない
全てを焼き付けたいの
ある日突然知らない声で叫んで
泣き ....
灼熱の晩夏
なぜ私は
欲望に身を焼かねばならないのか
人としての宿命なのか
苦しみは
私を苛んで
一時も離してくれない
あなたが好きだ
あなたが好きだ
もし赦されるなら
祈 ....
水たちは
むつみ合って
盲目の昼間をこえていく
青とも赤ともつかない激しさを湛えて
メスザリガニが
身籠った
腹に何百もの卵を抱え
絶えずゆらゆらと揺らして
新鮮な酸素を送っている
まるで
大切なものをあやしているように
ハハザリガニが
出産した
小さな赤ちゃん ....
存在しない言葉
誰からも何とも思われない言葉
そんな言葉達を
物語ろうではないか?
胸を張って、正々堂々と
誰も読まない物語
誰も感心せず、涙も ....
山の水があつまる
わんどの深みに
ザリガニのむき身を放りこむ
暗い川底が
ぐるるんと動いた夏
七輪でおばあさんが焼く
ナマズの蒲焼き
田んぼの畦を吹きわたって
麦わら帽子の
ひさ ....
言葉に出来ないの
音にも絵にもならない思想を持つその人は
そう言って涙を浮かべ
英雄になった
言葉に出来ないの
音も絵も色もない
からっぽの心の持ち主は
英雄を真 ....
牛乳を飲んで
煮干を食べて
腹筋を50回やっても
イライラは続いています。。
自転車にまたがり
車の少ない深夜
新青梅街道の車道を走ることが
身体を動かす分
....
いつまで経っても
気付かないようなので
教えてあげましょう
花が咲いては散るように
雨が降っては止むように
風が吹いては泣くように
そして、
秒針よりも速く
この星が廻 ....
犬も神様も
悪魔も道徳も
俺に値段を振りたがるけれど
....
タイトルでネタバレしている
マッチ棒2本動かして君を追い出す方法を考えている
玄関からちょっと全裸で出ただけ
動機の無い目覚めと、衝動の無い日常、心肺停止を示すグラフのようなループが、カレンダーを塗り潰して、ぼろきれのように疲労困憊だ、魂が不要な循環、埃のように自分自身は内奥のすみに追いやられる、神風を信 ....
えりがめくれてるのが気になって
めくれてるよ
と言ったけど
喉がかすれてこえがでない
声の出し方を忘れてしまった
と思って
咳をしてみたら
目に砂が入ったので
目を閉じたら
目が閉じ ....
全てが過程であって。
結果はなく
結果を求めて
きっと勝手に悩んで
空を仰ぎ。月を見上げ。
消化しながら
過程という追いかけてくる月を
眩しすぎる太陽を追って
....
俺 昨日死んだ
で 思うけど
別に変わんない
死んだって
生きてたって
薬ぼりぼり齧ります
わかったって
わかんなくたって
薬ぼりぼり齧ります
....
百群に染め上げた 鏡と鏡を向かい合わせた光
越える越える 越えてゆく 憧憬をさらけ出して 翼を足首に着け
同極に引き裂かれるように浮いてゆく 越える越える 越えてゆく
憧れ惚れ愛で ....
追いかけてきたのか
逃げてきただけなのか
振り返れば
夏の残り香
空は遠く
三つだけ数えなさい
罪状をひとつひとつ数え上げる優しさは
持ち合わせていない
こんなときだけ命乞い、
完璧に嗤ってから
銃爪を引いた
ひとり
ひとり
....
ざわ・さわ・ざわ
ざわざわざわ・・・・。
Q,今、一番欲しい物はなんですか?
A,睡眠時間…。
深夜三時以降
始発電車も無い闇の中で
電話を、取ったことだけは覚えて ....
毎日 出来る 事は
明日も 必ず 出来る 事だと
限りません
( 保証が 有りません )
一つ 一つ
大事にしていくことが
必要だと 思いますが
無理は 禁物ですネ☆
....
別れを告げる
わたがしのような
かろやかな甘い想いでが
私の胸のあたりで
くるくる不規則にまわりながら
バランスを崩しながら
ふわふわ浮いて
大きくなりながら ....
130827
早く気付くことが必要です
痛みが無くても
気にしてください
もみ手をして
この度も
....
私達日本貧乳党は
長年貧乳である為に
謂われなき差別を受けてきた
Aカップ女性の人権を守ることを
最大のテーゼとして設立されました
私達は巨乳と貧乳が
傷つけ合うことなく
互いを尊重 ....
「駐車禁止と貼られた紙に、ノックアウト。。。」
ぶつけて凹んだ、ハイジェットのボディーをなでながら
(一万五千円は、大きい。。)と
財布を開ける。。。
「すぐに、ここから逃げた ....
困窮と退屈のはざまに
気高き朝を見つけたならば
それはもう、入り口である
その朝を慎重に迎え入れ
ささやかな疲れを知るならば
それはもう、幸せである
ひび割れた手をかばい
....
なぜ?って聞かないで
どうしてなの?て見つめないで
理由が必要なの?
今までたくさんの出逢いと別れを経験してきた僕達
それに理由なんてあったかい
確かに理由らしく聞こ ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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