どんな結果になろうと構わない
そう つぶやくのは自由だ
支配されているか 支配しているか
そんなことは どうでもいい
どこに行くのだろう 不安になるだけ無駄
どこ ....
想像をかきためて
何もないはずが
想像の塊達が口から出て
固くなり
粘土細工にみえ滑らかに滑りでる塊があれば
滴のように零れたり
詰まり困難を突破し無理無理
出てくる鋼のような
尖って ....
最近
小蝿が多くて
どうしようもない
生ゴミあったっけか
と台所見渡しても
何もないし
ひょっとして
マンションの隣に
変死体でもあんのかと
心配したんだけど
よくよく注意して
....
ロシアでもドイツでも
三人兄弟の末っ子は
けなげでありたくましい
日本の三人姉妹の末っ姫は
異界に嫁いで人間世界を救う
水の不足は命の危機
日照りの続く田の畦を這う小蛇と
交わし ....
それは雲のように
日々の中で常に移り変わり
漂い歩く
それは波のように
荒れ狂い激しく
静かで穏やかに
それは木のように
5年 10年かけて
成長してゆく
それは花のよう ....
その遠くない昔
南に安い島があったよ
熟れないマンゴーの実
渡り鳥も気づかない
それは青い人が見捨てた島だよ
きっとさよならを告げたのは波
※ココニ、オイデ、アル、ココニ、 ....
ねぇ 会いたい。 会いたくない。
君の前だと私じゃない。
だって君が好きすぎる。
ホントの私いつまで隠れているの?
早く出てきて欲しいのに ....
織姫と彦星が逢う夢を見た
綺麗な夢だったせいか
今朝になっても鮮明に覚えている
今日は世の中七夕一色で
恋人達が描くプランが行き交う
雨が降っても晴れても
どちらでもいい
それに ....
コンクリートは無情に私をはばむ。
少しくらいどけてくれたっていいじゃない。
でないと前へすすめない。
....
父の死後 葬式が終わった次の日から
働きに出た私を 奇異の目で見る人もいた
供養が足りないと 言う
しかし 私は働きにでて良かったと思う
泣いてもわめいてもどうにもならないのだ
日常を取 ....
『何でもない』
昔、学校の教室の中で
あった話
とある日
西日が射し込み
薄暗い教室の中を照らしていた
放課後の居残りで僕は自分の席に座っていると
君は ....
別に男を紹介しようって
わけじゃないから
そんで、幾らか
ピンハネしようなんて
思ってないから
ただ
出汁取ったり
醤油やみりんで
いい具合に仕上げんのが
結構難しいので
めんつゆ ....
義理でもらうチョコレートの黒さ
君の目にうつる月 一分 二分
虹を渡る汽車 空の駅
円盤が{ルビ宙=そら}をまわる
ふたつめのタブが開かれる
様子をうかがうみたいに
今
ブラームス、
銀色のデスク、
影をおとす冷徹
ここはどこだろ ....
今日もダルいから
働きたくないなあ
仕事面倒くさいなあ
って感じなので
反政府デモかなんかに
参加するってことで
取り敢えず
大声出しながら
街を練り歩いて
石投げて
ある程度時間 ....
爪先で弾く夏
くちびるに影法師
背中のロンド
ラムネ壜に閉じ込めて
水の匂いのする靴音
いいえ あなたの声色
雲間に擬態する日だまり
いいえ あなたの胸元
飛び跳ねた水の中 ....
ばんそうこうを貼りまくって 隠した傷 つなぎとめる心
明日がはやく来ないかなあ と せかいが鮮やかに見えた あの日
まるでせかいが終わるように 明日に怯えて 寝ないようにした あの日
ぼ ....
ダミ声が響き疎らな拍手が起こる
ここはカラオケ酒場 僕の安っぽい人生だ 磨り減った歌詞を磨り減った人間が歌う
僕にはお似合いの場所 ここも例に洩れず高齢化が進んでいるが
今の老人はまあ元気だ ....
『もの』『もの』『もの』『もの』
あって あって あって
ありすぎるくらいで
溢れてるから
『もの』が『もの』で薄れてしまいそう
飲み物を浮けとる『もの』
瞬間 瞬間を切り取る『もの』 ....
謙虚の柵の向こうに 黒い太陽を浴びた枯葉が闇を止める そのままに
謙虚過ぎる君 君は柵を越えて 何を美徳と履き違えたんだい
俺は謙虚を持たず生まれてきた
母親のせい
父親のせい
誰の何 ....
サラッとしたワインの水感に そんなつもりでは無かったのだが 安いからなと独り言
一粒一粒 ていねいに
大地の祝福を受けた 柔らかな皮膚の中に有る夢を取り出す
ゆめ
お酒飲む夢…見て ....
海の縞模様が 砂の城に 住んでいます。
幸いなことに 泣き方をしらないのです。
今も絶え間無く砂が この街に注がれ続け
この部屋の容積も 埋められて います。
元居た場所を け ....
静かな墓標に、白い午後を過ごす日。
紋黄蝶の舞う向こうを眺める。音も立てず、声も出さず。
心の時計が動き始める。
朝露のしらべにのせて、運ばれてくる。
たった今、生まれたばかりの言葉。香り。
記憶の内を探ってみても、何も見えない。
予感・・・ひらひら風に舞う。そっと手を伸ばす。
森の奥から聴こえてくるその声は、
鳥でもなくましてや風でもなく。
とても心地良く、ただ、惹き込まれてゆく。
つめとゆびは
20ずつあるので
ちょうどよくセットになる
わたしは
とりだせないしいくつあるかわからないので
だれともちょうどよくない
かなしい
僕とオートバイの夏
焼け付くアスファルト 微かな白煙とオイルの匂い それが僕の青春だった
見上げた空には星が無く ただどんよりと地上の光を映していた
アクセルを開けると世界がスリッ ....
おやおや本日も無表情が美しく整列した大衆娯楽へようこそ
史上最強のエキサイティング体験をご堪能くださいませ
さあさあなたとわたしのファンタスティック空間でtrippin'
新米アルバイト店員 ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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