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家では
上は礼服
下はスッポンポンで
過ごしているんで
まあ、リラックスしてるけどね
ちょっと変わってると言えば
そうだなあ
常に勃起していることぐらいかなあ
誰も見向きもし ....
もうだれに
安定剤もきかない
リスカしても
しにたい?
つらい
ないても
ないても
さみしいのに
こわい
薬中ってそのまんま
....
それはなんだろうか。
それがそうして、わたしは空腹であった
ものを食べるたびにからだは軽くなった
こめかみのあたりから小さな金の糸が入ってきて、部屋の中に『亜麻色の髪の乙女』が静かに広がっていっ ....
言葉には棘がある?
だから履いたら足が痛む
言葉には角がある?
だから当たれば胸が痛む
言葉には温もりがある?
だから抱けば涙が流れる
支えられて
傷つけられて
癒されて
....
これは 泡なんですよ
基本的に 空気ですから
その中へ 飛び込むって事は パラシュートの浮き輪無しで飛行機から地面へ飛び降りる様な事だったとは気がつきませんでした
浮いて来ませんよ
上 ....
忘れてしまった時がゆっくりと蘇る
もう鋭い片鱗も無い 優しく語り合ってゆく
巡り会うそして 慰めあって生きようとする者たち
そう僕たちは回遊魚なんだ 自由を酸素として 常に泳ぎ続け ....
堪忍袋は秘かに膨らんでゆく それはとある場所に隠匿されて 利用者を待ち続けているのだ
堪忍袋はいろいろな人間模様を呑み込んでいる 巨大な袋は今にも破裂しそうだが
秘かにその聲を聞いてみると ....
町の外れの思い橋 誰を想って茜色 心を寄せた思い橋 泣くのをやめて通りゃんせ
日暮れのいろのこの身には 微笑みは遠く はれぼったい眼で見る世界は 素知らぬふりしているようで
通り雨の様 あ ....
転校生のせなかをおした水曜日、わたしが階段をふみはずすのは決まって水曜日、わたしたちきっとA子になる、被害者A子なのか加害者A子なのかは誰も知らない、未来だってまだこしらえてないってのに
上履き ....
夜がしのびこんできた、体内に、夢の続きがみたくてごみ箱をあさった、夢のなかで、あんたの首筋から鎖骨にかけてのへこみに野花を飾って、希望とかなんとかについて語るわたしたちの唇に寂しい思いをさせないように ....
ねたかなあ
ねたら
いい気になって
とくい顔になって
らくになってくれたら
いいなあ
あなたを想ってした
あなたの名を
たくさん呼んで
からだ ....
みじめになりたい
あなたのために
みじめになりたい
練習なんかじゃない
ぜんぶ本番だ
傷つく準備なんかじゃない
ぼくはじぶんの
強さをためしているだけだ
....
それからもうずうっと、
憎まなきゃいけないっていう
呪いにかかった。
ほら見てえ、
日曜日で、
空が青い。
こんな日もあったかも。
でもその頃はまだ、少し肌寒かったか ....
気にくわない奴がいたから
友だち使って呼び出して
グループ男女複数で
車に乗せて山中まで
つれだして
そこで痛めつけようと
思ったが
気にくわない奴は
レスリンググレコローマン
世界 ....
褒めた店がつぶれた
ケーキを喰え 俺が作ってやる
君は君でいられない
祖父のお葬式で、母が私に涙を見せまいと向こうを振り返った時
本当に零れ落ちそうでした、それは
私は、あの時、大人になったと思います
自分の中の子供は全員死にました
祖母のお葬式 ....
星からおちた小さな人が 走る
走れることが ただ 嬉しくて
他の子たちが小さな人を 追いかける
笑いながら走っているから 追いかけたくて
星だったころだって 走っていた
回れ ....
どんっ ど ど どん ぱっ ぱら ぱらぱらっ
どんっ ぱらぱら
時計の針は 七時半
「そろそろ、はじまるころだものね」
どぉん どど どっ ばばばっ ど ....
偉くなりたいのは
送り迎え
してもらえるからなんだよね
それ以外は
あんまり魅力ないなあ
金も女も
興味ないし
あったらあったで
面倒だしね
食いもんも
質より量だかんね
高級料 ....
みっふぃーー!
!(・×・)!
みりおん!×みりおん!
びりおん!×びりおん!
かむかむ!
噛む噛む!
かっ喰らうかっ喰らう!
むさぼるよむさぼるよー!
....
【正義論】
プラトンのいう
魂における
欲望の部分・理性の部分・気概の部分
すなわち、節制・知恵・勇気
それらが適切なバランスをもった全体を構成する時、正義が実現されるという
....
明日、きみと
プラネタリウムに行くの
明日、きみと
演劇も観に行くの
明日、きみと
お昼をいっしょに食べるの
明日、きみと
ショッピング …なんて、して ....
絶望です
薬また飲もうか、
意識ごと私の存在理由も消せばいいのにな
襲い来るのは睡魔
これらを問答無用で全部解決できるのがDrug
まあ
どちらも薬なわけで
....
なんだかね 熱いわ、すごく。
なんだかね ふわっと、するの。
体のこのへんが ふわっと、するの。
じりじりなるような アスファルト かげろうも泣くような アスファルト
....
今日を終える
しじみのお守りの曲線
ほら、たべものがよかったのかなわたし、おいしくできてるからわたし、ほら、軟骨はつやつやとしてみずみずしく、膝はつやつやとして夜に半月映るし、ほら、かわいい服とかかわいい靴とか、化粧品たち、小物たち、 ....
35000フィートの
高さで
時速580マイルの
速さで
華氏ー45度の
冷たさで
まっすぐ伸びていく
今日の航跡を
昨日の
何処かから転がり出て
一昨日の
坂道に置き去 ....
煙突
その柵のむこうに
無数にうごめく夏の虫たち
とうめいなシャツをぬいで
ひとりきみは走りだした
煙突
イメージそれははかない
イメ ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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