七月の青い空には漂う硝子の雲たち
手のひらの上には天使の破片
陽射しにきらきらきらめいている

これを僕にくれたのは君だったかな
それがどうしても思いだせない
君がよく口ずさんでいた
夏 ....
お盆が近づいてきたせいなのか

お母さん 無邪気に連れてゆこうとした

ラスベガスの弾けたネオンとアフリカ大陸の空
淡い紫の時空の煌く粉が斑に残像を残す 夢からの目覚め

南米のペルーの ....
コーヒーショップで冷コ中
窓の外ではトウモロコシが
半被を着てイカ下足を焼く夏祭り
駅前広場に設営された
野外ステージではカラオケ大会
たまにはこういうのもいいな
近くの信用金庫のOLが
 ....
あなたの瞳から涙がこぼれた
道化師気取りが人に戻った

なぜだろう
あなたを見つける人はこの世界に 多くはないのに
あなたが見つめる人はこの世界の 総ての人々だ

 うずくまる子供
  ....
我慢ならないからといって
集団で膀胱するなんて
許されないことだ
注)膀胱するとは膀胱一杯に溜めた
おしょうすいを出すこと

ましてや
山中に連れていって
膀胱して
注)膀胱するとは ....
どぅどぅどぅるぅるどぅるどぅるどぅるっどぅーどぅーどぅるどぅるどぅるどぅるどぅーどぅーどぅーどぅるどぅれどぅるっどぅるどるどーれ どぅるどぅるどぅるっどぅるどぅるどぅるどぅるどぅれ きぽけぽきぽけぽき .... 誰でも救われる訳では無いけど。

でも救ってくれたあなたは、
あと少しで炎が消えそうに
揺らいでいます。

幼いわたしは坂に向かって開かれた窓から
あなたの名前を呼びました。
親があな ....
暑く 酷く まっしろい雪の下へ土を探している
見つけたら 見つけてしまったら また探して終うのだらう
いったいこのうすきみわるい街道を
やつらはどうやってあるいている
死ぬだけの生をよこたえたらば
文句のひとつも言えようが
あまつさえ感情を行き交いし、
それでいてうつむいて泣いている
 ....
小鳥にパンを投げてやる
あるかなしかのわずかのくちばしのために
この子らはやすやすと川をこえるのに
わたしはまだその手前で積木をしている
弱音を吐け 俺が救ってやる 手に乗らないが籠の中 僕に良いことがなくても 君に良いことがあれば 今日は良い日 生まれて来なきゃよかったかな
うまい言い訳が思いつかずに
ポケットのなか言葉が砕けた

子供のままの気持ちは
今もあるのに
頭でわかることは
上手に扱えるのに

産んでもらってど ....
 消えた
 増えて爆発して透けて頭に何かピュンと出して
 今日とうとう消えた

 テーブルの上 虚空に浮ぶコーヒーカップ
 円を描くように回ってたのは香りを楽しんでたのね
 今ゆっくり傾い ....
首のないMを幾度も抱いた
いろんな場所で、いろんな服を着せて
街のホテルよりも野外での変態プレイが多かった
いつもボクがしたくなったときだけ利用した

首のないMの下着を勢い脱がして
柘榴 ....
やさしいひとの心は
きっと強くてまっすぐだ。
やさしいひとは
しらぬまにやさしいひとになった。


誰のためだったのか、
今はもう思い出せない。
レヴィナスのイリヤ


戦争がなにもかも無くし
あらゆる意味を剥奪し
無意味に残った
世界が〈ある〉

ある
ある
目を背けたくなる
醜さ、ばかりが、ある

喪失が
残され ....
もしも花形新次と言う詩人が「上を向いて歩こう」の替え歌で「下を向いて歩こう」を書いたなら 。
ただ「お金を拾う」というような内容の歌詩だけは書かないでほしい。
一度読めば人々の気持ちは薄暗い ....
プロパガンダに導かれた先は
いつだって綺麗なだけの蜃気楼
流行りの色を身に纏い

君の瞳の色を忘れた

足蹴なく通ったディスコに飽きてきたのは
そこで笑っていたのが
女ではなくて僕の膝 ....
広場に群がる野次馬多数
嘘と我慢で着飾って
空回ったのはいつの日だったか

拳を振り上げることに疲れ果て
仔猫と僕は屋根の上

色んなものが小さく見える
僕と仔猫は空の下

好きな ....
多くの祖父が
裂けだした
草原は
雨で
傘を開いた
祖母に
降り注ぐ多くの雨が
草原だった
水に浮かばないものを
買いに行く途中の
私たちが
遠い観測を望んだまま ....
          090401


この日に大事件が起きたら、困るな。
地震よ起こるな!

朝起きたら、眠くなった
美少年が
借金に困ったので
お米を誤魔化したと
ニュースは伝え ....
小鹿を狙う豹が 音を殺して忍び寄るように

卵を産み落とすために ウミガメが穴を掘るように

盗まれたフルートを 諦め切れない心のように

解れて余った糸を 鋏でそっと切り離すように 
 ....
小学生の頃
教師が
尊敬する人は誰
と聞いてきたとき
両親とかエジソンとか
シュバイツァーとか
みんなが答えるなかで
タイガー・ジェット・シンって
言ったら
元活動家の教師は
明ら ....
地面に足が着いていない気がして
ピンク色の体温計、コンマ2桁
もう何年も基礎体温など測っていないが
舌下に 滑らせる



短い電子音
微熱
横になるほどではない

正常ではな ....
{引用=
夏の陽に 焼かれながら
後ろ手の 信玄袋をけつの下に
揺らし


女の背は 凛とし
黒紋付の羽織で、振り向く{ルビ面=おもて}が艶やかだった


名は、定
床上手の 女 ....
アメリカの女優の
大半が
シリコンのお世話に
なっているとしたら
俺が
お世話になっちゃいけない
理由はないだろ
要は技術の問題だ
ずっと立ちっぱなし
という問題を解決すればいい
 ....
幽かな明るさに涙落つ
生きとし生けるものの
輝きには限りというものがない
それは覆われて弱くなってる
つらいこと悲しいことは
われわれの内なる精神の何物も損なえない
全体を固い殻が覆ってい ....
今宵の半月は満月並な威力をしている

魂の座に脳天から入り込み 喉仏を通り
みぞおちと肋骨に絡み 股の下から足元に刺さる

シニスターが作動し始める
油じみたヒステリーなんてない

彼 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
天使の破片[group]塔野夏子3*13/7/17 21:31
お盆前の丑三つ時の夢朝焼彩茜色4*13/7/17 20:52
夏祭り[group]壮佑16*13/7/17 20:51
道化師が涙する時創輝313/7/17 19:04
集団膀胱花形新次113/7/17 17:53
夕方十二支蝶013/7/17 16:20
姉弟(してい)……とある蛙19*13/7/17 16:13
昼休み十二支蝶013/7/17 16:11
街道はるな313/7/17 13:36
つみ木513/7/17 13:29
弱音を吐け 俺が救ってやる北大路京介513/7/17 12:35
手に乗らないが籠の中213/7/17 12:35
僕に良いことがなくても 君に良いことがあれば 今日は良い日1413/7/17 12:34
SPEED UP竜門勇気013/7/17 12:10
インビジブルお父さん[group]平瀬たかのり8*13/7/17 11:44
首のないMatsuch...6*13/7/17 9:57
やさしいひと。大西 チハル013/7/17 9:37
レヴィナスのイリヤはなもとあお413/7/17 6:53
こんな替え歌は在りなのかアラガイs2*13/7/17 3:45
老害中原 那由多013/7/17 3:14
素顔で013/7/17 3:12
_ズー1*13/7/17 1:11
萬愚節あおば5*13/7/17 1:03
質屋ビル313/7/17 0:56
タイガー・ジェット・シン花形新次1113/7/16 23:05
37.24℃伊織4*13/7/16 22:44
定・考月乃助8*13/7/16 22:40
豊チン手術花形新次013/7/16 22:03
薄明かり黒髪2*13/7/16 21:31
魂の座朝焼彩茜色8*13/7/16 21:20

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