先生、ヨシダくんが
授業中に
ポケットに開けた穴に
手を突っ込んで
自分で自分の
肉棒を丹念に
こねくり回してます
注意して下さい!
しかしね、白木
そんなこと
みんなのまえで
 ....
胸が裂けた
君のほのあかるい口笛が響く
それを掬う手つきで
詩を書こう

涙が音楽をとじこめている
どこかで聞いたことがあるような
ないような
1?だけ浮き上がる
空を描くように
 ....
ま夏の背中よろしくこぼれおちる曲線は
ぼくのよろこびにまっすぐに突きささり
それらはやっぱり放物線をえがいている

きみの曲線のおしまいにくちづけをする
そんな目でみたってだめだよ、もう ....
双頭の鷲がその雄大な翼を広げて空高く舞い上がる。
大地の至る所に刻まれる陰影を踏みしめて我らは未来へと進んでゆく。
時の歩みを止める事は出来ないが瞬間をその胸に刻み込む事は出来る。
それらを ....
まずは
カゴ一杯のブスを
水道水でよく洗って
表面についた
コスメティックな汚れを
落とします
一旦ザルにあけ
余分な水分を取ります
乾きに
乾き切ったブスを
まな板に載せ
包丁 ....
アスファルトが
ジリジリ焼ける
額には汗が滲み
前髪が張り付いて
醤油に浸した海苔のようだ
ヨ、コ、ヤ、マ
最後に絞り出した言葉
「ノックの前に髪はナシ」
「ノックは瞳にして」(サミン ....
本を破り捨てたことなんて初めてだった
そんな自分に驚いた
それほどまでにわたしは疲れていたのだ
それほどまでにわたしは一生懸命だったのだ

一歳四ヶ月の息子はまだ歩かない
育児本なんてクソ ....
退屈な日常に刺激的な遊びだよ

モノクロで構成された世界に「紅」が溢れ出す
誰が流した色かも知らずにぼくらは騒いで踊りだす
ほんとは誰もが気づいてた

あの色を流したのはぼくの兄弟
みん ....
もしつぎがダメだったら
消えるべきだ


って
どこかでそう思ってる


だからこそ
戻れない


だけど
安易に私は堕落していくのか



屈強になれ
 ....
落ちて おちて

あなたの 憂い

そのしずくにも

昨日はなくて

次を欲しがる私に

夢は つめたくて

それなら

空いた瓶に詰めよう

ひとときも また ....
耳をつんざく電気
たちまちに来る感覚の波
マヒした未来の暗号文
{ルビ「○×あ!!'’時~■悟※?。圧|:3ミ」=ユメはまだユメのまま}
朝日がこっそり覗いている
熱気と狂気の共感に
椅子 ....
うなぎはぐねぐね
おやじもぐねぐね

むすめはげんきだよ
わすれてるんだろ

いつのまにかいないことが
あたりまえになったけど
おやこだよ

わすれるな
わすれてくれるな
ぐね ....
    

     焦げつくほどの灼熱の道
     このまま歩いて行けるだろうか
     じりじりと焼かれ続け
     息絶えてしまうのではなかろうか
     あぁ、それでも
 ....
今夜もまた私の血液を机上の黒い薔薇に注ぐ。
私は時々赤を見るのが無性に嫌になる。
他人の鮮血も、この机上の赤い薔薇も。
だから私はそういう時、この薔薇の赤い花弁を自分の濁った血液で汚すのだ。 ....
ラピスラズリの夜空に燦々と煌めく星々は私に宇宙を感じさせる。
際限が無く広大で、静寂な美しさに溢れている。
昼間とは別の顔にただただ魅入るばかりだ。
目の前でたゆたう蝋燭の炎に私の心は打ちの ....
夜に図鑑にない華を
枕元にアタシの側に
横たえておくね

シックなスモーキー
衣装と心はぶれない
一次元から生まれた
精鋭の英

華冠を編む様な乙女
シックでスモーキー
存在の賜 ....
 
忘れもん、いっぱいしてきたなぁ

でも、どうせやったら

この涙もどっかで忘れてきたかったなぁ



 
無邪気を着たい 健全な三途の川を選んでいる 愛情表現持て余している 母親はいつも重い
遠くても
近くても重い

あなたをおもうとき
いつまでも私はこどもで
あなたはきりりとしている

げんきでいてください
なんて
いえないから書く
いえないからた ....
上塗りされた夏空の
組まれた手の
ゆびの
一本一本が
解かれてゆくように
光が
そこかしこに
ばらまかれ
熱を分けあう潮騒が
とおく
攪拌されてゆく



カンナの花が
 ....
叔父が川で釣ってきた魚を
金魚の水槽に入れておいたら
次の日には金魚が一匹いなくなっていた
その次の日にはもう一匹
さらに次の日にはもう一匹
しまいには金魚はすべて消えてしまって
うす黒い ....
月のみえない夜空をみあげた
シャイな星が雲の隙間かくれんぼ
水面を蹴った水飛沫の粒のようにキラリと
脚に絡みつく風が冷たかった
心地良いからカーディガンを腕まくり
玄関の階段座り白 ....
今世の中で
最も差別され
虐げられ
自由を奪われているのは
何を隠そう
喫煙者の方々です
彼等は
完全に隔離され
新幹線も
レストランも
席を同じくすることは
許されません
企 ....
               130721


切り倒されて朽ちた幹には
王子様のような茸が生えて
胞子を出して枯れるのだと
教えられて育つ
屋根 ....
 僕は一人では立てない
 見えない杖があり
 支えられている

 絆は 時に
 ロープとなって
 絶望の海から
 僕を 引き揚げ

 時に 鎖となって
 生贄の十字架に
 僕を  ....
死体って本当に動かないんだ
父さんの死体は 父さんと言っても動かず
とても不思議だった

死体だけども 父さんと変わらずに呼び
唇を水に浸した綿で拭いたり
保冷剤を取り替えるのを 成る程と ....
産まれたときにきっと
何かの試験に落第した僕は
その試験に合格していたら
そもそも存在することすらなかったはずだ
今日も僕は生きていくために
右手に落第し
脳髄に落第し
血液に落第す ....
LDだの、ADHDだの、自閉症スペクトラムだの
九歳になったお前に 世間は余計な名前を被せたがる
だけど お前に授けた唯ひとつの名前、
それはマリだ
英語ではMarie
表記上 e が入る
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
学級委員のパンツ花形新次113/7/22 21:34
Conductorうめぜき513/7/22 21:10
ま夏の背中はるな613/7/22 21:05
信念ヒヤシンス4*13/7/22 20:39
ブス殺し熱湯地獄花形新次3+13/7/22 19:52
熱中時代熱中症編 PARTⅡ113/7/22 19:06
育児本小原あき12*13/7/22 17:12
神様の刺激的なあそび創輝013/7/22 13:57
羞恥深呼吸紫蓮213/7/22 9:27
marica...113/7/22 8:35
鏡の声113/7/22 8:33
うなぎおやじ朧月313/7/22 8:30
夏おんな石田とわ17*13/7/22 3:00
黒薔薇ヒヤシンス7*13/7/22 1:16
真夜中の瞑想5*13/7/22 1:12
韻華と眠る朝焼彩茜色813/7/22 0:26
忘れもん殿上 童16*13/7/21 23:57
無邪気を着たい北大路京介3+*13/7/21 23:56
健全な三途の川を選んでいる613/7/21 23:55
愛情表現持て余している313/7/21 23:55
重いひと朧月413/7/21 23:37
夏の影/素描佐東9*13/7/21 23:28
水槽春日線香213/7/21 22:57
翅虫マーブル313/7/21 21:15
日本喫煙党花形新次213/7/21 21:01
星からおちた小さな人あおば10*13/7/21 20:40
境界線まーつん8*13/7/21 18:09
わたす砂木18*13/7/21 16:50
試験葉leaf213/7/21 15:59
マリはマリなのだから夏美かをる40*13/7/21 15:43

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