横向きの首をゆっくり上向きにする。
夜が来ていることをたしかめるように息をする。
汚い音をたてて空気を吐き出し
汚い音をたてて空気を吸い込む。
夜だ。
夜の臭いがする。

手探りで自分の ....
心臓がゆっくり動いている。
ゆっくりすぎる。
こういうのを徐脈というのだと
知識としては持っている。

目の前が白い。
何も見えないほどギラギラと白い。
白いがこれは眼前暗黒感に変化する ....
真夜中の校舎がいきなりスライドした。

なんのことかわからなくて目をみはる。
見覚えのある建物はすでにそこにはなく
見たことのない建物がそこにあった。
そこに行かねばならないとわかっていたの ....
ほほえむ
いつも
ああして
けれど
しあわせよ、という
そらをみて
つむる
ごめんなさいという声が聴こえる 暗い影のなかからすすり泣く声が聴こえる
闇より深い音がみえる 誰かがそこでもがいている気がする
俺は言葉を知らない だから、たしかに伝えることはできない
でももし ....
ぼくはさびしくなんか

ぼくはむなしくなんか

ないよ

なし崩しでいいじゃん

つぎはぎだらけでいいじゃん

どうせみんな

脳をだまして生きてんだ

脳だまされて生きて ....
孤独がからまって底に沈んでいる 言葉にならない声でも君に伝わればいい 月は何色でもない 夏の葉がそのままの

あめあがりのみどりに

あたたかく包まれながら

夜の遊歩道をたどる

いい匂い

みぎめのほうが

いい匂い

柔らかくしかさわれなかった

ぬ ....
あなたとは一生関わり合うことのない他人になりたいと彼女は言った。彼女とはとても長い時間を共有していたので、別れてからもしばらくはときおり一緒に食事をしていた。ある日彼女は大事な報告があると僕を呼び出し .... 生後数ヶ月で両目を摘出してから 
声と言葉を発しなくなった彼女は 
木の世界の土壌に根を下ろし 
大人になってゆきました 

ある日、遠くから来た旅人は 
人に話せぬ深い悩みを打ち明け 
 ....
僕がある記事を書いて 
入ったお金を 
そのままぽんと、妻に渡そう。 

なぜなら妻は、もうすぐ2歳の周を抱えつつ 
僕の書いた原稿を活字に打ってくれたり 
郵便ポストに入れたり
手づく ....
 {引用=松田聖子との同時代はもはや左腕の種痘痕のみである。
                     哲学者 猿田川愕膳}
  具足の季節
          作詞:三浦徳子
        ....
【現象学】


それが親切なのか、意地悪なのか、世の常なのか、わからない

存在と時間
わたしにとって、治療をすすめるということは
意識的な時間を増やしていくということ
無意識で動くこ ....
憂いでも
蔑むな

笑っても
嘲るな

怒っても
憎悪を飼うな

泣いても
己ばかりを憐れむな

楽しめ存分に
できることなら誰かと一緒に

叫べ
耳は塞がずに
 ....
 .... 憧れは憧れのまま留めよう
遠い君なればこそ愛しさも
美しいままの形で息づいて
漂う雲に姿を変えていても
永久に変らぬままの君故に
私は愛し続けて生きるから

憧れは憧れのまま留めよう
 ....
グッディイブニン

その声はガイドのように 背中をさすり
            背中を押し

刻を知らせる 今宵は強烈な眼差しで屋根をもすり抜け
知らせに来る

だから 世間に従い眠 ....
年寄り病気の金魚をドブへ流した
最後ぐらい川で自由にと母は言った
反論したけど決定事項、せめて幼い弟が気付かないよう
油の浮いた黒い水に沈むのを黙って見ていた

空いた水槽には、父が買ってき ....
土曜日の午後
コーヒーショップに子象が入ろうとしたが
ドアに胴体がはさまって
そのまま動けなくなってしまった
店の外から象使いの少年と通行人が
しっぽを掴んでエイヤッと引っ張っている
 ....
彫り物アート 右腕 赤竜 マイク 持つ手青竜

筋彫り だけで 止まる ヘタレが ゆう
時間と金がない ベタな理由 って皆がそろって同じ事ゆう !
足りてないのはマネーと時間じゃな ....
{引用=
文月二十日
 解剖のひつようもなく
 わたしの うちに
 命の 砂時計の残りをたしかめる日


オメデトウ 
 オメデトウ


神々が休むことのないように
 あゆみを ....
マックの
1000円バーガーって
パッと見
残飯にしか見えねえぞ

それはさておき
世の中には
様々なニーズが
あるもので
最近知ったのですが
ブスのアイドル
略して
ブスドル ....
蛇口をひねると水が出た

コップから溢れても水は出続けた

いつからかそれが当たり前になり

有り難みも薄まってしまった


母を頼ると愛をくれた

母は無償の愛を与え続けてくれ ....
真夜中に水を打つ音が響く 銀河を泳ぐ魚だ 闇と光のはざまを 滑らかに泳ぐ生き物

それは大宇宙の命の迸り 新しい生命を育む 循環だ

オーロラに彩られ 奴らは泳いでゆく

生命の慈し ....
ぼくの頬を撫でる風は、彼の息吹だ
空に輝く太陽は、彼の瞳だ
向こうにそびえる山並みは、彼の肉体だ

彼は語る

空を震わすあの曲に
ぼくらのこころも震えたならば
彼の歌声を確かに聞いた ....
変わらない日なんてない
水溜まりは乾き
草は地面を覆う
飛ぶ鳥は雲を追い
日は速度を落として沈む

変わらない日なんてない
日記は二日で書かなくなり
アルバムは途中から白紙のまま

 ....
一歩
踏み入れて
安全を確かめ
もう一歩
入って
どうでもいいことを
しゃべり
そして
いきなり
足が
泥水に
掬われた
そこは
ぬるま湯
腰まで浸かったら
案外
気持 ....
名を望む空があった 写真家の名前だった
写真に収めることを 刹那主義の私だからしない

思い出は極秘の扉の鍵だけで いい 浸らない視線は 名を望む空へ

癒されざる動機に支障をもたらす 生贄 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
○○○のはなはよるひらく佐々宝砂1+*13/7/24 13:13
深夜一時、心地よくない秘密めいた場所にて213/7/24 13:07
ほむらやまい513/7/24 13:04
かなしい花こしごえ3+*13/7/24 11:25
十二支蝶113/7/24 4:10
ぼくは吉岡ペペロ413/7/24 0:31
孤独がからまって底に沈んでいる北大路京介713/7/24 0:09
言葉にならない声でも君に伝わればいい413/7/24 0:09
月は何色でもない613/7/24 0:09
あめあがりのみどりに吉岡ペペロ313/7/23 23:59
おしぼりあまのじゃく113/7/23 23:40
木のひと 服部 剛1013/7/23 23:39
聖銭(ひじりぜに)  313/7/23 23:22
2013夏 聖子超人伝説salco10*13/7/23 22:27
現象学はなもとあお513/7/23 21:55
政治家にはなりたくないただのみきや18*13/7/23 21:51
どしゃぶりだし分かりゃしねぇと思ってTAT2*13/7/23 21:36
憧れの君へ・・・tamami213/7/23 21:07
ランダムな声朝焼彩茜色313/7/23 20:54
かわいい金魚フゥ3*13/7/23 20:54
あんた誰?[group]壮佑25*13/7/23 20:42
彫り物卍琉九卍2*13/7/23 20:40
文月の紙ひこうき月乃助13*13/7/23 19:49
ブスドル花形新次013/7/23 19:42
母なる湖中村 くらげ7*13/7/23 16:21
天空の魚梅昆布茶913/7/23 16:18
彼は語るゆったいり513/7/23 15:53
変わらない日なんてない小原あき10*13/7/23 15:35
不確かチアーヌ213/7/23 14:22
「名望空」写真家の名前朝焼彩茜色513/7/23 13:18

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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