あなたから、一度だけ怒られたことがあります。
小学校に入ってすぐのころ

そのときはすごい剣幕で
だけど私、あなたが怒っていたような悪いこと、ほんとはしてなくて。
ただ、相手の子が間違えてい ....
心臓と似た場所
心臓と似た場所を血が流れる

しらじらとしらじらとしらじらと
しらじらとしらじらとしらじらと

肌と似た場所
肌と似た場所を乳が流れる

しらじらとしらじらとしらじら ....
言葉によって一人歩く

孤独を嫌えば集団があって

集団には鉄の規律があるという

皆、自分を恐れる故、徒党を組み

そして徒党を恐れる事によって自己から逃れ去ろうとする

そうし ....
真昼の陽を
全身に浴び
蒸発しそうな
夏でした

夜中の闇を
吸い込み続けて
窒息しそうな
夏でした



夜明けの空は天高く
苦しまぎれに
起き続けていた
朝で ....
愛しかないと言うしかない 11:11も22:22も時計と目が合った 料理上手なエア彼女がいます 嘗て
王国があったとか
そんな話を
あなたの中耳に
棲みついている
遠浅の潮音が
夜毎
瞼の上の白い渚に
刻みつけようとするのだけれど
水分を含んで
重たくなった夏服を
わたし
 ....
クーが死んで



クーが死んで
クーが住んでいた所に花を置いた
そしてTVを置き
カーテンをつけた

クーのいない日々に
じわじわと慣れていく

これが「生活」 ....
星になりたい



うつくしき者たちの裏側に
みにくき私のような者たちが存在する

みにくき私は「うつくしいもの」を渇望する
池に写るみにくき己の姿を見つめ
ただ「うつくし ....
仰向けに憩い柔らかな漂う空気が降りる

爪を研ぎながら清水の滝から醸し出す口づけを貰う


小癪な煩いを植えさせない 穏やかなる囁きを歩く


間接照明の声さえ聴こえてくる 遥かなる温 ....
藍色の夜空は存外に明るい
満月に掛かる雲の存在感
けれど写真には写せない

人の目の能力に
追いつけない機械
進歩とは何だろうと思う

思えば人は
生物が作った細胞という種がないと
 ....
人生

ただただ思うのが、

幸せです。

今日もこうやって、1日を終わりました。

気づかずに、
みんな幸せ過ぎて気づかずに、
羨ましい限りですが、

この幸せを。

わ ....
夏のくもり空は ぽぽち
雀のほっぺほどの ぽぽち
何だか眠くて ぽぽちぴ
鼻奥がのーのー詰まって来る

太陽も今日はカンバン
食器棚のおちゃわんの高台の中
ぐっすり眠ってるんじゃない?
 ....
水曜日よりもやさしく頬杖をつく
その右手に嘘を書き連ねて
一生かなわない横顔の
うつくしいものだけを蒐集する
水に濡れてふやけても
するどい視線を有する縞模様
ながい脚に液化した永遠を垂ら ....
んあー、あついいい
エアコン設定
25℃はあり得ないいい
んあー、あついいい
18℃にしてくれえええ
18℃にしてくれえええ
18℃にしてくれえええ
18℃にしてくれえええ
18℃にし ....
オマエの目、耳、鼻、口、心身の感覚全てを通して見るもの、感じるもの全てが神仏の顕化である。

神仏は遠くにはなく、余りにも近付き過ぎているために解り辛い。

オマエ自身の器官が神仏のフィルター ....
夕方の細い夜に逃げ出した心が帰らない

大したことはおこらない
丸い窓を持ち上げて

少し空気を入れ替えるような当たり前のこと

感慨深く、目を閉じているわけでもない
警戒が服を着たわ ....
森の音楽家が奏でるピアノを聴きに行かないか。
それが僕のプロポーズ。
愛する君へのプロポーズ。
君が優しく微笑んでくれたら良いのだけれど。

森の美術館の香りを堪能しに行かないか。
こ ....
線香の匂いが漂う軒先で、手持ち花火を子供と遊ぶ。
そのうち妻も加わって家族三人花火を遊ぶ。
色とりどりの花が咲き、子供の顔に笑顔が浮かぶ。
隣の家の縁側で寝ていた猫が咳をする。

はしゃ ....
夏も盛りの暑い午後、私は一人途方に暮れる。
港の見える公園で黄色い薔薇が咲いている。
私の瞳に映るその薔薇を見つめる人はいないので、
薔薇は私がこの場から立ち去る事を許さない。

かつて ....
力、強すぎませんか?


































 ....
ブーゲンビリア 七変化ほどのパレットもないけれど

信号機ほど単細胞でもない

久しくあの風景を思い出したよ どこにでもあった

ブーゲンビリア 県花ではないけれど どこにでも咲いていた
 ....
きみのゆかた姿が見たくって 誘った夏の金魚花火 まつりの雑踏の中に 大好きなきみのうなじ

手と手をつないでぶらぶら歩く でも知ってるんだ きみが想いをよせてるひとは俺じゃないって

いとしの ....
枕が熱くて眠れない
という風に文字が頭に入らなくて
本をあれこれとっかえひっかえしている
花瓶に挿しっぱなしの花は枯れ
早く替えないといけないなと思う
窓の外は静かな真夏日
届くはずの郵便 ....
わたしがあなたの手を振り払ったのは
悲しいからではなく
怒りからでもなかった

ただ愛がこの巣を飛び立って、

この檻から去っていくのを見つけたから……

わたしがあなたの手を取ったの ....
      あつい雲に夜空は覆われ
      月の光がとどきません
      それでも夜空をみあげ
      かすかな光を探すのです
      愛を謡う千の夜がありました
    ....
阪神野球チケット

神宮球場野球チケット

甲子園かと思ってしまった

ぬかよろこび

めがよろこび

阪神野球チケット

神宮球場野球チケット

甲子園かと思ってしまった ....
ガードレールに捲きついた
細い蔓植物が雨にたたかれ揺れている
雨はそれほど強く降っていた
たぶん汗なのだろう、額から頬にかけて液体が流れ落ちている
さらに背中は液体で飽和され
まるで別の ....
わたしの考えていたことは

つまり
国のプライドのために
子離れしなければならないのかってこと


おんななんて
恋をしていれば生きていける
そんな風に
見られてはいないか

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
父へ創輝113/7/26 7:51
液夜198910...113/7/26 6:34
惨めyamada...413/7/26 5:10
ひと夏ひと朝シホ.N213/7/26 4:35
愛しかないと言うしかない北大路京介313/7/26 0:12
11:11も22:22も時計と目が合った613/7/26 0:12
料理上手なエア彼女がいます513/7/26 0:12
伏流水佐東8*13/7/26 0:01
クーが死んで田園513/7/25 23:58
星になりたい213/7/25 23:56
仰向けの白檀朝焼彩茜色8*13/7/25 23:49
進歩とはkauzak4*13/7/25 23:32
今宵もまきちぇり113/7/25 23:22
ぽぽちsalco5*13/7/25 23:21
今夜も砂漠に雨が降る青土よし313/7/25 23:08
デブ殺し灼熱地獄花形新次013/7/25 21:24
Gate Open蒲生万寿1*13/7/25 21:12
夕方ちかくの細い夜にカマキリ813/7/25 18:42
プロポーズと招待状ヒヤシンス5*13/7/25 18:02
家族花火7*13/7/25 18:00
望郷5*13/7/25 17:59
痕跡(のこりもの)世江213/7/25 17:22
ブーゲンビリア 梅の色朝焼彩茜色7*13/7/25 16:32
金魚花火梅昆布茶1213/7/25 15:50
命日春日線香013/7/25 14:50
檻から飛び立ったあなたの愛へ創輝313/7/25 8:15
月光石田とわ16*13/7/25 7:47
野球チケット吉岡ペペロ213/7/25 7:41
amaoto山人5*13/7/25 7:24
わたしには恋以上にするべきことがあるはなもとあお6+*13/7/25 0:25

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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