ゆるやかなカーヴ描いて
夕暮れは無言のまま
裸足の気持ち連れて
だれにも知られず
森に帰ってゆく
透明な跫音響かせ
かさかさと風を編んでいる


青の終わりが
テーブルのうえに
 ....
壊れたドライヤーを焼却炉に入れた

近所の竹林が昨日の強風で軒並み倒れてるというので
鉈と鋸をホームセンターで買ってきた
「わりとこういうのはとくいなんだ」といって
お箸と菜箸と器とカッ ....
傾いた径を
傾いた柱がなぞり
森を巡り
坂を下る


傍らをすぎる見えないかたちの
わずかな動きにひかるもの
夜の端
夜の痛みを照らすもの


枝から枝へ雨 ....
私は弱いから
貴方に頼ることしか出来なくて

私が弱いから
みんな 私に頼っても
結局何1つ 変わらなくて

どうすればいいの?

声をあげるけど
誰にも聞こえなくて

空回り ....
晩夏の夕焼けを歩く
視界には赤い雲
心なしか涼しい風

40にして惑わずなんていうけれど
オレは惑いまくっているよ

今日も君に逢えた

やがて雲が
夕立を連れて来るとしても
オ ....
記憶の中
焼き付けて

この言葉、
口に出したら
消えてしまうから、

紙の上
記しておこう。

怨みの言葉も
愛しい言葉も

全部、全部、全部

蔑みの言葉も
忌ま ....
 .... エロアニメの
吹き替えやってるところを
見学したいのですが
誰か紹介してくれませんか?

それはさておき
ジジイの入れ歯を
洗浄したあとの
ポリデントは
放射能汚染水に比べ
500 ....
暑い中 全校生徒が机に向かって一冊の問題と一枚の解答用紙に悩まされる今日この頃

社会のテスト。
「…宗教の意味は何でしょう。宗教同士での違いによる戦争の理由はなぜでしょう」

なんてっこっ ....
陽はいつも温かくきみから射してくる
風はいつも穏やかにきみから吹いてくる

それは いつも答えだった
それは いつもYESだった

雨はいつも柔らかくきみから降ってくる
鳥はいつも囀りな ....
読みきれない程の本たちの 眠り眠ってる図書館で

そうね、壁は紫がいいわ 綺羅綺羅してるの、ライラック色

甘くて甘いアカシアの 薫りに溺れるその広間

私は独り、泣いて笑って 踊 ....
空には、小さい雲がある。
この町には、ぼくがいる。
ぼくの友人の「友達リスト」にぼくはいる。

空の青は いつか小さな雲の存在を失い、忘れるだろう。
この町は こんなちっぽけなぼくの存在なん ....
昨夜は
本当にありがとうございました


あのとき私は言葉に対して
恐怖しかなくて
期待して絶望する私がとても滑稽で
言葉を拒絶して
足掻いていました


切りそう
切りそう
 ....
あなたから、一度だけ怒られたことがあります。
小学校に入ってすぐのころ

そのときはすごい剣幕で
だけど私、あなたが怒っていたような悪いこと、ほんとはしてなくて。
ただ、相手の子が間違えてい ....
心臓と似た場所
心臓と似た場所を血が流れる

しらじらとしらじらとしらじらと
しらじらとしらじらとしらじらと

肌と似た場所
肌と似た場所を乳が流れる

しらじらとしらじらとしらじら ....
言葉によって一人歩く

孤独を嫌えば集団があって

集団には鉄の規律があるという

皆、自分を恐れる故、徒党を組み

そして徒党を恐れる事によって自己から逃れ去ろうとする

そうし ....
真昼の陽を
全身に浴び
蒸発しそうな
夏でした

夜中の闇を
吸い込み続けて
窒息しそうな
夏でした



夜明けの空は天高く
苦しまぎれに
起き続けていた
朝で ....
愛しかないと言うしかない 11:11も22:22も時計と目が合った 料理上手なエア彼女がいます 嘗て
王国があったとか
そんな話を
あなたの中耳に
棲みついている
遠浅の潮音が
夜毎
瞼の上の白い渚に
刻みつけようとするのだけれど
水分を含んで
重たくなった夏服を
わたし
 ....
クーが死んで



クーが死んで
クーが住んでいた所に花を置いた
そしてTVを置き
カーテンをつけた

クーのいない日々に
じわじわと慣れていく

これが「生活」 ....
星になりたい



うつくしき者たちの裏側に
みにくき私のような者たちが存在する

みにくき私は「うつくしいもの」を渇望する
池に写るみにくき己の姿を見つめ
ただ「うつくし ....
仰向けに憩い柔らかな漂う空気が降りる

爪を研ぎながら清水の滝から醸し出す口づけを貰う


小癪な煩いを植えさせない 穏やかなる囁きを歩く


間接照明の声さえ聴こえてくる 遥かなる温 ....
藍色の夜空は存外に明るい
満月に掛かる雲の存在感
けれど写真には写せない

人の目の能力に
追いつけない機械
進歩とは何だろうと思う

思えば人は
生物が作った細胞という種がないと
 ....
人生

ただただ思うのが、

幸せです。

今日もこうやって、1日を終わりました。

気づかずに、
みんな幸せ過ぎて気づかずに、
羨ましい限りですが、

この幸せを。

わ ....
夏のくもり空は ぽぽち
雀のほっぺほどの ぽぽち
何だか眠くて ぽぽちぴ
鼻奥がのーのー詰まって来る

太陽も今日はカンバン
食器棚のおちゃわんの高台の中
ぐっすり眠ってるんじゃない?
 ....
水曜日よりもやさしく頬杖をつく
その右手に嘘を書き連ねて
一生かなわない横顔の
うつくしいものだけを蒐集する
水に濡れてふやけても
するどい視線を有する縞模様
ながい脚に液化した永遠を垂ら ....
んあー、あついいい
エアコン設定
25℃はあり得ないいい
んあー、あついいい
18℃にしてくれえええ
18℃にしてくれえええ
18℃にしてくれえええ
18℃にしてくれえええ
18℃にし ....
オマエの目、耳、鼻、口、心身の感覚全てを通して見るもの、感じるもの全てが神仏の顕化である。

神仏は遠くにはなく、余りにも近付き過ぎているために解り辛い。

オマエ自身の器官が神仏のフィルター ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
サーカスの日に咲く花マーブル8*13/7/26 22:48
香苗mizuno...113/7/26 22:46
いつつ ながれ木立 悟513/7/26 22:18
理想壊紫蓮113/7/26 20:23
赤い雲渡辺亘313/7/26 20:20
文字羅列紫蓮213/7/26 20:07
この世の終わりにおびえるフィリフヨンカTAT1*13/7/26 19:29
ジジイ殺し入れ歯地獄花形新次113/7/26 19:14
テスト つまるところの戦闘理由創輝113/7/26 19:06
AnswerHAL11*13/7/26 17:52
彼方の孤城カンナ713/7/26 17:19
空と町と人が忘れていく創輝113/7/26 14:04
一昨日の夜紫蓮313/7/26 8:55
父へ創輝113/7/26 7:51
液夜198910...113/7/26 6:34
惨めyamada...413/7/26 5:10
ひと夏ひと朝シホ.N213/7/26 4:35
愛しかないと言うしかない北大路京介313/7/26 0:12
11:11も22:22も時計と目が合った613/7/26 0:12
料理上手なエア彼女がいます513/7/26 0:12
伏流水佐東8*13/7/26 0:01
クーが死んで田園513/7/25 23:58
星になりたい213/7/25 23:56
仰向けの白檀朝焼彩茜色8*13/7/25 23:49
進歩とはkauzak4*13/7/25 23:32
今宵もまきちぇり113/7/25 23:22
ぽぽちsalco5*13/7/25 23:21
今夜も砂漠に雨が降る青土よし313/7/25 23:08
デブ殺し灼熱地獄花形新次013/7/25 21:24
Gate Open蒲生万寿1*13/7/25 21:12

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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