マジックリンを惜しんだら落ちるしつこい油汚れも落ちない 才能があったら27で死んでた 腹話術でラジオ出てるのか 「泣かないで」の声が泣いている 今日は君が楽しみにしてた花火大会
昨日からそわそわして楽しそうに空を見上げてた
ぼくも妙にそわそわしていて 君は勘違いしたみたいだけど
ぼくがそわそわしてたのは
今日が一世一代の告白だったから ....
最初は甘えてきたのに
自分から手を差し出してきたのに
途中から嫌悪の意味で
繋いでた手を振り払った

その瞬間、虹色の糸が
音も無く切れてしまったよ
校舎の窓から仲良し五人グループが
 ....
その時、私には見えたのだ。
彼の繊細なすべての指たちから薄く透き通った白い糸が出ているのを。
彼は己のリズムに体をくねらせて、黒い母体の敏感な部分に触れているのだ。
そしてその彼の指は決して ....
森に囲まれた白い家の個室で私は私の感性を解放する。
それらのうち、あるものは壁に反響して部屋中を駆け巡り、
あるものは開けた窓から外の空間へ抜けてゆき、そしてこれが一番厄介なのだが、
そのど ....
草原の中、黄色い自転車に乗って走り抜けてゆこう。
強烈な夏の日差しにも負けない冷たい風を全身に受けながら。

なんて爽快な午前。
この体にはびこる日常の現実が気持ち良く透き通った空間へ飛ん ....
今日は
久しぶりの休みだが家賃の振り込みやら
することたくさん
洗剤もなければ砂糖もない
あの店この店買いものに行かなくちゃ
髪はぼうぼう
お茶パックもそういえば
あっ免許更新に行かなく ....
罌粟は魔性を見開いた
空の喀血の真中から
影だけが祈る 青く
静かな蜥蜴のように

 ミツメルカワタシヲ

陽炎を纏った男がひとり
抱えた鞄は石ころだらけ
左手で心臓を握り潰 ....
ねぇ、知ってた?

あの、蒼い、碧い、

青い海はね

たくさんの、たくさんの

みんなの流した 涙でできてんだよ。



涙って言ってもね

たくさんの、たくさんの

 ....
 
土曜日の昼下がり
カーテンを干す

まどろむ僕を横目に
酸素を目いっぱい吸い込む彼女は 

手を広げて
大げさな素振りをする

揺らめくカーテンは
彼女の頬を掠め

無邪 ....
ひとというものは
通り過ぎるものだとおもう

そんなわけで父もまた
私を通り過ぎたのだとおもう

私もまた
だれかを通り過ぎるのだろう
忘れられてもかまわないけれど
できるなら
私 ....
ねむりながらおきて
いつものように
あめがふってかぜがやんで
せんねんたって
わたしはわたがしになった
くだらなくてつまらないわたがし


さかなをさがしたり
きのみをうえたりきかい ....
東京お台場で昨夜起こった
怪獣アホノドンと”帰ってきやがった”ウルトラマンとの闘いは
壊れた建物や投げ飛ばされたアホノドン、
”帰ってきやがった”ウルトラマンの意味のないオーバーアクション等によ ....
あの蘭の背骨 老婆の屈み 顔は幾何学じみていて
あの蘭のようなエッセンスを持たない 好み転じて白か黒か
あいまいな境界線を踏む必要もない 好きか嫌いか 好きになれない
              ....
妄想から引っ張り出した庭に椅子を並べて
母屋でくすねたたばこを吸う

大事な人が減っていく未来に
振り上げた拳が帰ってこないように煙で包む
アルバムをめくるのは
悲しみに見つけた一本の線を ....
ドアをノックし過ぎた いつもながら攻めた
利き手も左手も アザだらけに 心の破壊も気の済む魔々に

 平和の白いハトのピントがぼける それでもかすかに清んだ頭上のエナジー

ハイプレッシャー ....
【恋するシーラカンス】


次ニ カラダガ アクノハ イツ?
湿った瞳で 体の中をのぞいても さあ
青天も 深海なのよ

るりいろが ひるがえるパチンコ屋の銀の壁面 巨大魚に想える
あ ....
白鳥はこの世を去るとき
美しい歌のように啼くという

その歌しか聴こえない国がいまある
2001年にはジャスミン革命の影響を受け
少し前には“春”とも呼ばれたふたつの国だ

ひとつの国は ....
高層ビルの一角に再現された空中庭園
そこに残ったのはサクラの樹一本
話が違う。
そこの地べたにはかつて公園があった。

今日(いま)
ベンチに腰掛ける老人はもういない。
ラジオ体操をする ....
よく異性との友情は有りかという質問がなされる 僕は有りだとおもう

僕の女友達はみんな魅力的で大好きな人達だ

いつもカラオケ仲間の昭子姉さんは体格は力士性格もそのまま豪放磊落だ

夏絵嬢 ....
しばらく秩父高原牧場は 訪れていないが 僕の星の故郷である

若かりし頃同好会の仲間と泊りがけで星見に行ったものだ 標高はさして高くない高原であるが

まわりが暗いこともあって かなりの星が見 ....
お前はそれで良いのかと
人を愛するとはそれだけの事なのかと
声が聴こえる
大地に五体をたたきつけるように
肺腑をえぐるように
生きた記憶だけが
胸に焼きつく夏
ならぬ日に
ふくしまを通りゃんせ

傘は開いたまま


ヒロシマは暑いけえの


海が見えるじゃろ


沖縄はもっと遠いけえ
空が あなたの 哀しみを 映して
哭いている

ギラリ 突き刺す 刃のような 光が
月の 隙間から 差し込んで

土砂降りの粒に キラリ 写った
瞳の 目の前に キラリ 移った

大 ....
帰り道
行く道
いくつもの子供たちが
近づくものを拒んでいる



山の手線は今日も
我を忘れて 走りだす
過去も未来もなくさせられた
どこへ 行くのか


いつも目に ....
めまいがする

にじんでいる

なみだがとまらない

さけびたいのに

おれのせいなのに


こころなんて蟻さ

きよらで柔らかな生き物に

知らぬまに踏み潰されている
 ....
美しさなんていらない
ぼくたちが求めているのは 真だけ

柔軟さなんて求めてない
その柔軟さが人を絞めつけるなら

この世界に 「日本」は必要とされていない
世界中が求めているのは「日本 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
宇宙について兎田 岳013/7/31 8:59
才能があったら27で死んでた北大路京介313/7/31 8:42
腹話術でラジオ出てるのか313/7/31 8:42
「泣かないで」の声が泣いている613/7/31 8:42
ゲリラ豪雨で成功したぼくの告白創輝113/7/31 8:30
グループ北橋勇輝1*13/7/31 0:52
創造する者ヒヤシンス4*13/7/30 23:43
感受性〜生まれ持っているもの6*13/7/30 23:42
自然的感傷4*13/7/30 23:41
今日すること灰泥軽茶513/7/30 23:24
終わらない夏ただのみきや13*13/7/30 23:15
海の名残。元親 ミッド313/7/30 22:56
天使が居たニワコ4*13/7/30 22:32
ひとつの別れ朧月313/7/30 22:29
にどめのたびkawa313/7/30 22:10
"帰ってきやがった"ウルトラマン花形新次213/7/30 21:27
爛漫蘭朝焼彩茜色7*13/7/30 21:16
そいつのビタミンカマキリ313/7/30 20:58
ただれ者とルビー朝焼彩茜色3*13/7/30 17:48
恋するシーラカンスるるりら20*13/7/30 15:45
白鳥の歌しか聴こえないHAL2*13/7/30 15:33
跡地……とある蛙9*13/7/30 15:28
女友達梅昆布茶8*13/7/30 14:44
星の牧場 パート2413/7/30 14:25
焼きつく夏渡辺亘013/7/30 11:53
通りゃんせアラガイs2*13/7/30 11:52
ピーカン キラリ藤鈴呼1*13/7/30 9:54
涙の路地番田 313/7/30 9:17
こころなんて蟻さ吉岡ペペロ813/7/30 8:26
ぼくらの血を吸う政治家さんへ創輝013/7/30 8:08

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