朝方に始まる朝の声

自然の流れにノリながら、
耳を澄ませば聞こえるよ 、
素敵なセミのハーモニー。
しあわせのふり

するひとに

ふりまわされて

ときどきいつも

そうだった

あてられんなよ


あたしがきめたことだから

そう言われるたび痛いよ

その禁句も ....
テシ坊が死んだ
たまたま声が聞きたくなって携帯に電話をかけたら彼女が出て
去年亡くなったという

東京の西葛西に住んでいた頃膀胱がんになった
煙草もやめて摂生していたのだが

その後名古 ....
君の絵の具に赤色はなかった。
赤い色をいち早く使い切ったわけじゃないみたいだった
新品の絵の具に
赤い絵の具だけが入っていなかった。

美術の時間 色面構成で、どうしても赤い絵の具が必要だっ ....
吹く風に潮の香りが混ざり
潮風になり心地良い

海が見える場所
私のお気に入りの場所
あなたと行きたい場所

どのような話をしても
退屈に感じることはない
ただ深い愛がそこにある ....
おにいちゃんの夢を
巻きとった滑車が落ちて
あたりは一面トルエンの泉になりました

うつくしい場所です

眠っていると
肩にとまったツイバエに憑りついて
3秒前のことはぜんぶ忘た

 ....
この世界に上手く溶け込めるように
私は また 誰にも見えない透明な仮面を被る
それは社会性というやつで

たまに
どちらが「本当の私」だったのかと分からなくなる時がある
そもそも「本当の私 ....
切れ切れのあらすじ
離れ離れのせりふ
緑と青と白とその隙間にある
無数の明るい色と寒い色

大脳皮質の砂浜で拾い集めたら
海馬のカレイドスコープに仕込んで
いとおしむように回す

 ....
ミニカーみたいな自動車のうごきが気色悪いので、思想をちぎってはなげふるえている。
これは、(こんな)くもり空いちめんのま下に、ビルを行き交うわたしの愚直としてどうぞ。
半とうめいに透き通ってい ....
 1

 雨に打たれながら
 空をふり仰ぐ
 喜びは消えて

 土に手を当てて
 星の身体の温もりに
 触れる喜びも奪われた

 原発の吐息が
 燃えている

 風に乗り 雨 ....
ひとが見ていないところで優しい テラスハウスに入れてやろうか 部屋片付けろオバケが出た 貧乳
なんて哀しい
言葉

貧乳
なんてつらい
現実

あたい、ひょっとして
このままなの?
そんなイヤな予感
がし始めたのは
中学2年の夏
オケケはもう
ボーボーなのに
 ....
  バーガー・ショップの狭いテラス
  台風のあとで椅子が倒れている
  ケチャップでよごれた君の唇
  文脈を外れた一行のごとく
  包み紙はテーブルをこぼれて落ちる
  恐怖
 ....
ひとめたちどまり

ふためあいゆき

ふたりっきり

ことたりて

えんえん/なかない

えいえん/かない

えんえい/てつなぎ泳ぐ


わたしたち、完璧でないことの楕円のプールを
透明な地図をつくるような風は、きみの小さくふる手のかたちをしていた。 ドーバーの霧から、アンプラグド
見渡す霧の奥 彼方まで 異国の大陸まで 世界中まで

くるりと打つ あの音を鳴らす 手の先の分身
発祥の地 DNAしか成せない 芸術の一角 センス

その国 ....
八月一日
骨を転がす夢を見た



八月二日
私ではない、誰かの



八月三日
ブレーキを踏む摩擦の音



八月四日
君は居ない、もう居ない



 ....
「透明の色が見たいんだ」

あなたがそう言ったのはよく覚えている

わたしが何て答えたのかは忘れてしまった
巨乳の乳輪の大きさを
研究対象にした以上
「あなたの乳輪の径を計らせて下さい」
って巨乳にお願いするのは当然でしょう
それをいきなり逮捕するとは何ですか!
失礼にも程がある!
私は挫けませ ....
無数の髪は今日も伸び 
目は開き 
耳は聞き 
鼻は吸い 
口は吐く 
首は支え 
手は掴み 
左の胸は一生涯とくり、とくり、と脈を打ち 
腹は昼頃、鳴るだろう 
そしてお尻はもよお ....
全ての詩文を引き裂いたとしても生まれてくるのは新しい詩なんかじゃないさ、魂の触角に植えつけられた古い血が次のセンテンスへの欲望を昂らせるんだ、さあ、いまのおまえのあるがままをここに書き記せばい .... 今日は体がダルビッシュ
明日も体がダルビッシュ
明けても暮れても
ダルビッシュ
いつでもどこでも
ダルビッシュ
ビタミン不足か
ダルビッシュ
太り過ぎかも
ダルビッシュ
精神的にか ....
     本意なのか 建前なのか
とある医大のドクターが
       テレビで答えていた
「先生にとって死とはなんですか
        ひとことで言うと」
「そうですねぇ 死とは
   ....
見えるだろうか
砂粒のように
細かすぎる 神経細胞を 
串刺しにした 言葉だよ

誰かの微笑みに 同調出来る位
未だ
回復すら していない

だけど くるり まわすんだ

傘回し ....
――おや
結婚飛行に乗り遅れたのかい
風に煽られ一人きりで
なんとかしがみついたものの
車のフロントガラスじゃ洒落にもならないよ
こんな剣呑な崖を登り切ってみたところで
そこには余計強 ....
病院の待合いの長椅子で
おじいさんがあくび
おばあさんがあくび
その隣のおにいさんもあくび
くたびれた私もあくび
うっかりもらっちゃったけど
あくびの正体は知りません
からくりがあっても ....
アスファルトを
冷やして
しゅわりと水蒸気
たちこめるにおい
苦しくなって
でも深呼吸

冷えたのは一瞬
生ぬるい温度が
足を伝って
透明な傘から
にじんだオレンジが眩しい
喉 ....
海原は果てを知らない だって地球を何周したって終わりが無いんだもの

地球は平面でその果てに大瀑布があるって そっちのほうがよっぽどスペクタクルで面白いが

空は蒼くその果ては悠久に続いている ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
協奏曲ロリン013/8/3 18:45
禁句吉岡ペペロ213/8/3 16:47
テシ坊のこと梅昆布茶313/8/3 16:25
ぼくと、君と、ぼくらのクラスは最強だから。 #1[group]創輝113/8/3 16:05
海が見える場所夏川ゆう113/8/3 14:53
シネマ平井容子513/8/3 14:30
認めたくはないケチャップ113/8/3 13:12
夏休みnonya21*13/8/3 11:49
ドライはるな313/8/3 11:47
黒い手紙まーつん17*13/8/3 11:17
ひとが見ていないところで優しい北大路京介613/8/3 10:30
テラスハウスに入れてやろうか113/8/3 10:30
部屋片付けろオバケが出た313/8/3 10:30
貧乳花形新次3*13/8/3 9:34
恐怖[group]草野春心513/8/3 7:55
泳ぐ 阿ト理恵5*13/8/3 1:07
風をみた4*13/8/3 1:04
あの国の音楽に捧げる朝焼彩茜色8*13/8/3 0:50
繰り返す八月ニワコ8*13/8/3 0:39
絵の具にはない、さぼてんたむ...313/8/3 0:15
信念花形新次113/8/3 0:08
神殿  服部 剛713/8/2 23:59
ほら、そこで見なれない何かがまた息を潜めているホロウ・シカ...5*13/8/2 23:55
ダルビッシュ花形新次113/8/2 23:41
屑糸の緞帳(十)信天翁313/8/2 22:50
孤独だなんて藤鈴呼2*13/8/2 21:55
羽蟻ただのみきや13*13/8/2 21:20
うつるんです。そらの珊瑚16*13/8/2 19:48
雨上がり森未3*13/8/2 18:11
茫洋梅昆布茶1113/8/2 16:10

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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