記憶の扉の鍵は締めないほうがいい。
綴られた思い出に机上のペンは饒舌で、
蘇る風景は良質な硬石のようだ。
不変の美が穏やかに語りかけることもあるだろう。

共に生きた証は残したほうがいい ....
健全な夕暮れに秋の冷たい風が吹く。
私は人生の喜びを一人の詩人に教わっている。
心の師は人生を達観している。
そのため私は私の境地を再確認出来るのだ。

疲れた頭に師の言葉の数々が染み渡る。 ....
雲海に沈む太陽に心が沸き立つ時、
私はもはや一人ではない。
この道はあなたも通った道。
過去に飛翔する魂を私は許した。

生への鼓動がこの道をゆく。
私の視点の先には常に未来が横たわる ....
人はいつか 死んでしまう
人はいつか 消えてしまう
それは仕方のないことだけど
少し、少し 悲しいんだ

何かを求め 旅する人
決められた枠の中で 生きる人
違うようだ ....
コールの途切れた公衆電話のぶらさがったままの受話器からは必ず報われぬ亡霊たちの呻き声が聞こえてくる、コミットなんか出来ない、出来るわけがない、その回線はもうどこにも繋がれてはいないんだ .... それはちょうど隠された腕が

きらきらとした素肌になる頃で

大切な宝物を見つけたなんて

幸せな気持ちになった日のことです


しづかに汗ばむその手のひらを

そっと ....
彼女を好きだと考えるのは『理性』じゃない 
彼女を愛おしいと感じるのは『感情』じゃない 
彼女を欲してると思うのは『心』だ 
へ理屈も哲学もいらない 
ただ心臓の高鳴る方へまっすぐに突っ走れ
「選ぶ」のか「運ぶ」のか
全ては 君の 気持ち次第

輝石になって 編み込まれた
唯一の 糸の 行方

残り香 浮かぶ頃 
好き勝手な イメージが 作られ

くすっと 笑いながら
 ....
どんな言葉も適さない

どんな観念も届かないそんな思想が

肉体の奥深くには秘められている

人の計算の彼方

分子と分子のはじきあいでは計算出来ない何か

・・・そんなものが自然 ....
一丁、二丁、三丁と豆腐はそこに残り在る。

 しかし、わたしは というと何もかもを忘れている
あれを失って過ぎ、またあれも失って過ぎて、たぶん
失ったことすら忘れているのではっ・・と過 ....
足先の冷たさ
こごる肌
だから
空間が
分断されるごとに
秋を感じよう

今年は
石油の匂いが嗅ぎたいので
ストーブを
購入しよう

樋にかけていた
紗を仕舞おう
白ッ茶く ....
春のあいだ
君は私から離れて過ごした

色鮮やかな四月が晴着を着飾り
あらゆるものに春の息吹を吹き込んだので
君の姉妹たちは皆
笑い声を挙げて一緒に踊っていた

だが、鳥の歌を聞いても ....
駅に降りて

商店街のアーケードを走りながら

雨に濡れて、重たい洗濯物の後始末を計画した。

(雨だから、濯ぎだけでいいや。。)と

思いつつ

お気に入りの服が無かったか?
 ....
神様は気紛れだから

忙しい事と良い事は

一度に連れてやってくる。

忙しい・疲れたと思う時

そこに、何があるのか?見せないままやってきて

(落ち着いた。。)と思う時
無言 ....
久方ぶりの帰宅に

カップ麺を買い込んで

メータが振(ぶ)れないガスで湯を沸かす。

(それは、帰宅と言うより出かけるに近い。。)

…家ノ中ハ、他人事ノ様…

緑の無い中庭と
 ....
横たわる本州に見えた気がした
乾いた 毎日
夏の 終わり
少年ジャンプを手に持っていた

大人でいることは
たぶん 少し
くたびれるから 僕は
遊びたいな

校庭の匂い
埃が ....
誰も死なない
何も爆発しない
青い空と適度な仕事
学校にいた頃の延長の様な平和な日々
麻痺したまま食べられて行く
ずっと

この街はケツの座りが悪いと言う

惜しまれながら死んで行く ....
朝、昼、晩
食べて 「おいしい!」で おしまい?

朝、昼、晩
触れて 「おもしろい!」で おしまい?

朝、昼、晩
聴いて 「うれしい!」で おしまい?

味気ない つまらない ....
今日は横浜詩人会賞の授賞式。  

司会を務めるわたくしは  
天の恩師の形見を  
スーツの内ポケットに忍ばせ  
会場ホテルのトイレに入り  
シャツの襟にゆるり、巻く。  

ネ ....
アナルを使用するにあたり
15%の税を徴収するという
アナル消費税法案が
国会を通過する見通しとなった
これに反対するアナル愛好家が
何に対して15%なのか分からないが
とりあえずアナル愛 ....
月が半分です

じっと見ていたら

うす半分が見えてきます


神様からのテストはいつも突然です

おぼえてないことばかり出てきます


月が半分です

じっと見ていたら
 ....
太陽のバカ手が焦げた 若気のいたりを老いても続ける 高い敷居で突く 私の脳裡は「無」の世界にいる
ただ何も思考せず「無」の扉を
自動通過して中に入って行った

時の過ぎるのを待っているのか
時の来るのを待っているのかと
思考する気力さえ無力に変えた

 ....
たくまずして誰かの憎しみをかってしまう
ほどこうにほどけない結び目
ただそれが君だっただけだ

おそらく罪状はかぎりなく
妥当な理由もあればやや不適切なものまでさまざま
あえてぬれぎぬとは ....
前のワゴン車が35回目のブレーキを踏んだ
そのうちの24回は自分を守るために踏んで
残りは、修理費と野良犬のために踏んだ
「ア・イ・シ・テ・ル」のサインなら7回分だ
愛するよりも死んだり殺した ....
            131012


メタボ検査をします
看護師が
恭しい手つきで巻き尺を取りだし
臍の周囲を丁寧に計測した
見るからにやせっぽちなのに
なぜ計るのだの野暮なセリフ ....
私は虹になりたい

こちらとむこうをつなぐ

あの人とこの人をつなぐ

男と女をつなぐ

ゲイとストレートをつなぐ

この国とあの国をつなぐ

二次元と三次元を ....
猫っぽいものが
あなたっぽい暗がりへすり寄って
休日っぽい一日になった

下腹あたりに
あなたっぽくて
わたしっぽいものを抱えながら
とりあえずいまは
手足がとても熱い
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
生への絆ヒヤシンス9*13/10/13 17:43
とある詩人へ11*13/10/13 17:42
美ヶ原への想い10*13/10/13 17:41
ヒト113/10/13 16:17
散弾銃の硝煙の妄想と瞬きの間だけの小さな虹ホロウ・シカ...2*13/10/13 15:41
夏の前日雨の音313/10/13 15:01
RUN文字綴り屋 ...2*13/10/13 14:09
鴉が 啼く藤鈴呼3*13/10/13 10:05
見えぬ神yamada...113/10/13 7:47
幽霊が豆腐を食べるヨルノテガム213/10/13 6:04
秋を感じよう塩崎みあき3*13/10/13 5:53
翠星石がいない一 二513/10/13 5:07
台風の上陸日梓ゆい213/10/13 3:48
捜し物113/10/13 3:08
ついーと。。213/10/13 2:46
本当は子供で番田 313/10/13 2:11
この街はケツの座りが悪いと言う虹村 凌213/10/13 1:09
ソフトレイン・パークkomase...1*13/10/12 23:57
タイの締め方  服部 剛9*13/10/12 23:55
アナル消費税[group]花形新次113/10/12 22:51
人生合格吉岡ペペロ613/10/12 22:43
太陽のバカ手が焦げた北大路京介213/10/12 21:02
若気のいたりを老いても続ける1113/10/12 21:02
高い敷居で突く113/10/12 21:02
「無」・・・tamami413/10/12 20:13
結び目梅昆布茶1613/10/12 20:09
断片的帰路ストーリーテ...213/10/12 20:06
波打際の人魚のためにあおば4*13/10/12 19:42
「虹の人」ともりん2*13/10/12 16:44
休日はるな413/10/12 14:51

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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