なかなか切り出せないでいた
嫌われると思っていた
その時が来たらどうするか
ごまかす方法を練習していた

女性に見せるのは
初めてだった
きみの下着を脱がせたら
今度は僕が脱がされる番 ....
くずれた コンクリート
身でたどる 無
囲う羽に 野が歩む

キミドリ草 と 居留守メモ文字
続きの光 撫でて 振り返って

きれの裾 メモに はさまれて
何所へも行けない 行きたくな ....
低い低い太鼓の音が燦と祈り 鳴り罅いる響き
受け取らずにはいられない 貴殿の懐からの暖かな心

遍くこの風に 草を石で磨り潰した色味が 包む 私の懐を
颯爽と澄むこの神無月の空の下に 惹かれる ....
大丈夫か
なんて聞かないで

大丈夫だ
って答えてしまうから
 男がいた
 一度は膝を屈し生まれ在所へ戻った
 そこまではよくあるはなしだ

 だけど男は
 厩へ戻ってきた
 きっとそのとき思ったのだろう
 もう俺にふるさとはないと

 体を鍛 ....
がんばれ
みんなみたいに夢をものにしようよ
失った時のかけら拾い集めた
自分を賭けられる価値をそこに見つけたよ
過去がとっても輝いて見えるなあ
自分をしっかり認識して周りへの配慮を忘れなけれ ....
夜の街
光る街
沈黙の中へと
のみこまれてく街
あなたってばいったい
どこで何してるの
ぼくはこの街を
歩いているよ

クルマやバイクが
アスファルトの道駆けぬけていく
 ....
ひぐらしが
違うひぐらしになってしまう日を
待ち焦がれている


太陽の持つ熱とは別の種類の熱が
わたしを包み
わたしに留まる
何もかも解っている
あとは応えるだけ


この身 ....
朝ぼらけ

星の香り

色彩を描く

長い休符

沈没しようとする船の中で

君の世界は終わらない

砂の中の海

そこにいるあなたが誰であろうとも

ねじれた木

 ....
海から遠い場所で
服についた砂をはらう
風にのってかえる砂は海へ

夏の夕方は
暑さの残り香がぺらりとおちて
いっぽ いっぽ秋にむかう

後ろ姿のこどもは
あなたかもしれない

 ....
嘘はついたらいかんなぁ
嘘をついたらいかんなぁ
そう言いつつ
今日も皆で嘘をつく

とんでもない嘘
些細な嘘
先回りな嘘
後手後手な嘘
意地悪な嘘
優しい嘘
嘘にもいろいろあ ....
今日プリンタのトナーカートリッジが届いた
いま遣ってるMacにトナー残量警告のダイアログが出たためだ
用紙も少なくなっていたので5,000枚を箱買いをした

それは明日も書いたコピーをプリンタ ....
生きる


 ぼくは幼いころから
 暗いクライこの道を歩いている
 今は臭い水の横を歩いている
 
 しばらくたって
 ぼくの目には
 遠くに見える水の色が
 ねずみ色に見えた
 ....
まだ夕方だというのに眠くて
すこし横になっておこうかと考えているうちに
いつのまにか眠りがやってくる
目を覚ますととうに外は暗い
諦めてこのまま寝直してしまおう
と、その前に水を一口

 ....
飼い犬に噛まれた手が人を癒している 知り合いかもしれない人に会釈に見えるか見えないかの位置まで体を曲げる 徒花に実をつけさせてやる 僕は君をスキャンしてもう一人君を作ってしまった
とても素直で良い娘だ ちょうど昔の君みたいに

3Dプリンターは存在しないものは作れないんだ
僕はまた恋をするだろう 3Dの君に

そして携 ....
顔見ると
大体この子は
将来巨乳になりそうか
わかるんで
スカウトしてきて
立派な巨乳になるように
栄養豊かな食料と
適度なエクセサイズを与え
と言っても強制ではなく
あくまで本人の ....
お漏らしせずに ちょっと我慢して!
もう少しで宇宙までいけるから!

なんて言ったってただのオーガズムじゃね、
上空400キロメートル、ギリギリ地球だよ。

あつーいあつい大気圏抜けて ....
この街全体を見下ろすにはあの廃ビルをのぼればいいんだけど、のぼっても見えるのは廃ビルそして廃ビル、だってこの街はちょいと昔からビルの墓場だから、人々はこの街を離れて新興住宅地の一角、小さな庭付きの家で .... ゆるやかなかたちをした盆の夜に
引き離された電信柱は
ふるえる蝉の叫びを聞きつつ
ただひとり
とーん
と、立っているのであります。

向こうの小路の小さな光は
いったいどいつのあかりで ....
裁判所から出頭の通知が来た

なのにこのこころの優雅さはなんだろう

みんなじぶんが正しくて

みんなじぶんが得をしたいだけだ


そんなことで砕け散るような

俺は岩じゃない
 ....
鮮やかに降り積もる 霰は霞み 日より煌めく
知らぬ記憶にあり それでも待ち続けるもの 春風
あまりにも温かく 色鮮やかで

「妬ましき」

柔らの殻に在りて震え 
風に誘われ
離すもの ....
哀しい村を過ぎて丘を下る 教会の鐘が鳴る午後 マリアは涙を流す

礼拝堂は空虚で まるで僕の心みたいに 遠近法を失っている

君の庭園はとても静かだ 静謐という名の永遠

遥か高みを鳥が横 ....
おまえのためのものじゃない、その
激しいギターのうねりも
おまえのためのものじゃない、その
強烈な言葉の羅列も
おまえのためのものじゃない
世界を振動させるリズム
 ....
たくさんの人に埋もれながら

心はそこにありますか?




一人の人を想うたび

心はそこにありますね
  頭と心と後ろの者 散乱の言葉になれない象徴まで掘り下げることの
困難なダイヤモンドダストが滞ることなく 手を伸ばし 溢れている

  ただそれだけのこと 生きを背中から知らせ 前へ倣う最前列 ....
ぼくが温めていたのは
翡翠色でつむじ曲がりの卵
アイスクリームにはボートを浮かべ
溺れるふりして幽霊女とキスをする
ポケットに隠した一人分の蠍をひらり
素顔の道化師に変えてご覧に入れまし ....
盆休みでネタがないから
毎年毎年この時期になると
無理に深刻な顔して
何とかしのごうとしてんじゃねえだろうな
もし不細工ねえちゃんかき集めた
グループが覚醒剤で一斉検挙でもされたら
みんな ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
仮性の告白花形新次013/8/16 22:10
つぶ 草砂木10*13/8/16 21:59
神無月の草風朝焼彩茜色7*13/8/16 21:49
大丈夫かなんて聞かないで若林213/8/16 21:31
心に鞭 —加賀武見へ—平瀬たかのり10*13/8/16 21:28
がんばれ杉原詠二(黒...5*13/8/16 21:23
自由な疾走シホ.N213/8/16 20:07
盛夏伊織6*13/8/16 19:59
人のタイトルを勝手に並べると新しい物語が生まれるだろうか左屋百色6*13/8/16 18:29
砂絵朧月613/8/16 18:05
hiroto...1*13/8/16 18:02
『カット! 』HAL8*13/8/16 17:37
生きる札中A斬113/8/16 17:30
洪水の夜春日線香313/8/16 17:21
飼い犬に噛まれた手が人を癒している北大路京介413/8/16 15:39
知り合いかもしれない人に会釈に見えるか見えないかの位置まで体 ...613/8/16 15:39
徒花に実をつけさせてやる113/8/16 15:39
3Dプリンターの悲劇梅昆布茶11*13/8/16 15:14
巨乳牧場花形新次113/8/16 15:14
脳内麻薬で宇宙までなかうち ま...113/8/16 2:05
君ら爆弾、かなり飛んでるざらざらざら...613/8/16 1:20
真夜中の迷子マチネ313/8/16 1:12
俺は岩だ吉岡ペペロ413/8/16 0:43
箱庭にて 雪氷積りて 草花艶やかに黒ヱ113/8/16 0:11
千の丘を下る梅昆布茶1513/8/15 23:37
おまえのためのものじゃないホロウ・シカ...4*13/8/15 23:09
そこにhiroto...013/8/15 23:04
片目の露骨朝焼彩茜色8*13/8/15 21:50
熱帯抱卵節ただのみきや21*13/8/15 21:40
涼を求めて花形新次213/8/15 21:27

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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