兎なら死ねてた 夜が止まらない ふっかつの呪文 メモらされている 死に続けている人を
思い出したり忘れたりしながら


生き続けている人を
遠ざけたり近づけたりしながら
名前が悪かったのかな
居場所がたまたままずかったのかな
いつかみたあの誰かの骨と同じ
友達のなかで一等賞をあげたい人が住む
雪国の冬の色と同じ
白さ特別扱いしてたけど
それは共同住宅ではN ....
もういないよ

ここには誰もいなくなったよ

頭蓋骨と頭皮の間にたくさんナメクジが這いずりまわってる

誰もいないよ

水をゆく白いオフェリヤはどこかへ行ったよ

スミレの花も も ....
三日前、鳥の死骸を拾った

損傷のないきれいな状態だったので、
部屋に持ち帰ってスケッチしようとしたんだけど、
思い直して庭みたいな場所に埋めたへ部屋に戻って、
やっと届いたメルツバウを聴き ....
神様が焼死した

綿埃みたいに死んでった

私の望むものは

あなたと生きることではなく

あなたを殺すことなのだ

この水道水は無個性

仮睡に帰ろう

仮睡に帰ろう
 ....
空にカーテンを引いたら
みんな 夢を見なくなった

星の明かりも 眩しい朝日も
厚い布地に遮られて 広大な密室の中で
息を詰まらせていく 人々の 心の息付き

飛行機が飛び回り
打ち上 ....
あなたの、
きゅんとする性器に手を添えて
わたしの角度をはかります

嵐の方向にどす黒い夕暮れははじまって
なぞる、すべるように終わりゆく行為も
いつの間にかそういうはげしさを終えて
 ....
それは 白い、暗い
水のような
(いえ、湖)
奇妙な、安らかな、
欠落で

なめらかに隆起したそれを、
両手でささげ持つようにして、
人びとは
名前をつけた

それが
何だ ....
階段をあがると
すぐ左側に父親の部屋がありました
ドアをあけると
たばことヘアトニックと
何かが混ざった匂いがしました

どうしてこんな匂いに
なるんだろうと思いました

大人の男の ....
なにも多くを語ることはない
ただ深く語ればよい。
それをむずかしく考えることはできない
生まれて一生を終えたときの夢を語ればよい。

選れた詩人は優れた批評家だという
ならば  ....
2003年 溢れる言葉を
適当に繋ぐだけで僕は詩人になれた

あれから10年
いろんなことがあって
世界も変わって

僕には
恋人が出来て 失って
仕事を得て 逃げて
適当に日 ....
新種のクロイツェル=ヤコブ病(新狂牛病)が猛威を振るう世界
肉という肉は高レベルに汚染され
上は牛肉から下はミミズ
果ては魚貝類に至るまで
人類は食肉の機縁から遠ざかっていた

そんな折、 ....
願わくは

あなたの遠い記憶の中で

私はいつも

笑っていたい
 爺や!ねえ聞いて!例のブーツ再入荷ってよ

 凄くない?まるで姫子の為に地球が回ってるみたいね

 目まぐるしくってよ フフフッ(飴玉ほっぺにあるよ)

  師走前には走って届け ....
「こちら、よろしければどうぞ」


本屋さんで新潮文庫を買ったら、
おまけに付箋をもらいました。

緑色の紙に『ワタシの一行』と書かれた、
小さな小さな付箋でした。

この本 ....
すっかり清んで 凛狂う程の秋
前季の情熱とは レンズ反射角度の遠い 愁いを燃やす 木枯し未満

縁をなぞる歩み方に枯葉は 愁い糧に 凛狂う
切ないでは治まらない趣が徐に 清んでくる 到来

 ....
あらゆる希望が消え去った時、ようやく

君が歩むべき本当の道が見えてくる

・・・僕は冗談を言っているのではない

「希望」というのは、結局、世界の檻の中でジャンプしたり跳ねたりする事に他 ....
あたたかい飲み物が
親切に感じる朝

みえない壁をよじのぼり
今日をこえる自分を想う

いくしかないよ
今朝咲いた花が羽のようにみえる
ふと足を止めるとき
ふりかえるとき
百日紅が見えるでしょう
そしたら


笑って帰って来なさい
泣いて帰って来なさい

喜んで帰って来なさい
怒って帰って来なさい

花を抱 ....
今日もそれなりに
がんばりました

ちょっと褒められると
おーばーわーくしちゃいます

でも褒めてください

ちょっと熱っぽいままでいられたなら
幸せなんです



 ....
スダジイの

樹の下眠る麦藁帽子

木漏れ日も

星影も


(幼い僕が初めて命を感じて
 泣いた絵 のような)



{引用=即興ゴルコンダより}
チューをしよう











チュー以上の事をし ....
真っ逆さまに上昇する夢で果てた転寝は
鼠色の夜更けを窓のそばに連れてきた
手のひらが釘を打ちつけられたように痛むので
ゴルゴダの丘に呪詛を吹きかけた
尖がった唇には幼い ....
ある所に六本指の女がいた
小指の横に不様な枝のよう
けれど女はピアノを愛した
弾けもせぬ楽器を愛した
美しい爪をして
ハープの弦の為にあるような
水晶の爪だった

鳥が飛ぶ
ガラスの ....
ピエロ。
僕はピエロ。
みんなに笑顔をあげるのが仕事。
真面目すぎる心を、隠し通すのが仕事。

とあるミステリにはトリックが必要なように
とあるファンタジーにはドラゴンが必要なように
カ ....
湿る土を体育座りの
月はひとつできみはいない
頬をきる高い緑の草が痛くて
ここはどこだろう
握りしめる切符
大きくて体温のある動物の
おなかでねむってしまいたい
今晩くらいは ....
波打ち際
囚われ
葉の陰の家


ひらくことのない窓の奥で
何かが白く動いている
夜と夕べ
決まった時間に


舌に触れる
かたまりの記憶
触れては遠のく ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
兎なら死ねてた北大路京介713/9/5 21:26
夜が止まらない213/9/5 21:25
ふっかつの呪文 メモらされている513/9/5 21:25
ここにいる2*13/9/5 21:23
どくだみもっぷ613/9/5 20:08
オフェリヤ消失散布すべき薬...013/9/5 20:07
セントクレメント013/9/5 20:03
ウイルス013/9/5 19:57
空にカーテンまーつん12*13/9/5 19:54
あらしはるな413/9/5 18:17
413/9/5 18:08
大人の男の人栗山透5*13/9/5 18:00
語れない詩評を語るアラガイs4*13/9/5 16:46
親愛なる2003年へsyuon313/9/5 16:28
鳥人間コンテスト+2013①和田カマリ013/9/5 16:14
残像hiroto...3*13/9/5 15:43
爺やと姫子の例の色朝焼彩茜色5*13/9/5 13:57
本のオマケ時子313/9/5 13:30
崇拝の秋朝焼彩茜色4*13/9/5 13:22
君の道はyamada...4+13/9/5 9:50
羽のある花朧月713/9/5 8:30
わたしの家に来るときはAB(なかほ...5*13/9/5 8:07
ミトコンドリア系213/9/5 7:59
降りそそいだ313/9/5 7:58
道端で急にTAT013/9/5 1:35
観念はあっという間に古びては消えてゆくものだホロウ・シカ...3*13/9/4 23:40
六本指の女salco13*13/9/4 23:25
ピエロストーリーテ...113/9/4 22:26
rulerしもつき七18+*13/9/4 22:10
ことわりの海木立 悟513/9/4 22:05

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