インスパイアを拾う頂く 奪う本能 アタシのもの
形成された思考回路に新たな道を工事している 音が煩い
タイヤが滑らかに唸る様に 道を削いでゆく 鍛冶職人の様に
未だ雷師の様な閃きはない 如是 ....
始まりは
四角である
下に続くはしごに
腰掛けながら
マザーテレサについての
本を読む
偶像崇拝を嫌う
あなたは
形あるものとして
正確に私の心に
像を刻んでいると
思いたい ....
スマホの画面を
大きくしたり
小さくしたり
する動作
あれって正式には
なんつうんだ?
親指と人さし指を
くっ付けたり
離したりさ
彼女の濡れ具合
確かめてんのかっ!
つくつく おほーつく
まずは食べるよ ぶた丼
おまけに食べる 貝柱
のとろこ さろまこ きたきつね
あばしり しゃりを通過して
ついにきました 温泉うとろ
地の果 ....
これはロジックとして一つの完成みている。
言葉の二重性。完成してる。重言の極だ。
誰かこの極みに挑戦しようとする詩書きを。
詩は、本来、言葉への挑戦だ。
誰もその生涯から、逃れ、離れる事。
....
夏が庭先に
影を落とした
それを拾って
届けてやると
落としたんじゃなく
捨てたんです
そう言って夏は
....
古い山荘の天井から
電球が外れたまま、黒いコードが
吊り下がっている
あそこに
寒村の夜をも照らす
ひとつの明るい電燈の
幻を視るのは
霊の世界にいるひとと ....
在りし日の作家が住んでいた山荘に入り
籐椅子に腰を下ろした旅人は瞳を閉じる。
傍らの蓄音機から流れる古びたショパン
のバラードと窓外で奏でる晩夏の蝉のコ
ーラスの二重奏に耳を澄ま ....
追分の池の周りの
畦道は
木漏れ日の光と影が交差して
晩夏の蝉は
静かにじぃ…と経を詠む
くっきりと膨らむ雲は
絵画の空を、東へ移ろい
池の向こうの緑の木々も ....
ときどき思うことがあるよ
君は全てを知っているんじゃないかって
僕らに今まで起きたこと
と これからの僕ら
が 君には見えてるんじゃないかって
そんなはずないって
頭では分かってるんだけど ....
近所に温泉があって
泥水のように濁った湯と
青みがかった透明な湯と
泥んこ温泉はホントに温泉らしくて
透明温泉は井戸水お風呂のようで
でもどちらも温泉
晴れた朝の風景を
....
かぶと虫になったわたしが
瓷に頭をつっこんで蜜を吸っている
西日も射さない土間の隅で
瓷の縁に手をついて蜜を吸っている
本当はこんなこと許されていなくて
惨めでたまらないのだけど
もうかぶ ....
民主党にはいれなかったけれど
民主党が圧勝したあと
ぼくは腹を決めて民主党を応援した
自民党にはいれなかったけれど
自民党が圧勝したあと
ぼくは腹を決めて自民党を応援して ....
君のために生きるから君のためには死ねない
暗証番号は君の誕生日にしてるから、全部持って行って良いよ
東京にいても 君を想っている
ロンドンにいても 君を想っている
土星にいても 君を想っている
君を想っている どこにいても
君を想っている いつでも
君を想っている ど ....
一人にやけて 窓ガラスに姿を映せない真昼間
一人企んでいる その後の人生設計を ニタニタ気味悪い
にやけているから そのままにして置く 放置プレイさ
肉体が保っている間に 主演しなければ ....
思考と感情機能
わたしが
ふたたび
世界をもつために
陥ってはならないことは
まとまらない衝動で
突き動かされてしまう前に
感情を別けて考えるのではなく、
感情を読み取り
....
精神を病んだ人間にも
花は花と見えるのだろうか?
ラファエロが見た世界を
今、私達はどのように感じているだろうか?
「目の見えない人に青空の青さを教える事」
・・・そんな ....
生前の祖父のことをよく覚えてはいない
祖父はわたしが物心つく前には亡くなっていた
抱かれた話を聞いても
、抱きおとされた怖さを聞いても
、色の剥げた写真に並ぶしわくちゃな姿だけが写る
....
鏡ばかりを見ていた
悲しかった 子供の頃の
寂しかった 思い出が
日没の玄関の彼方に
緑の芝の中で
埋まって そして 死んだ朝
あの頃は
女だった 時間を忘れられた
....
お月さま
細くて
鋭く 重く
耐えている 強く
空にいる 強く
明日も
その明日も
台本通りの台詞のなかに
私の感情がある、
思想から生まれるマテリアル
私は言葉を食む
明日に立つ舞台とは
昨日夢見たあの場所で
アストラル
アストラル
夢を食んで
マ ....
130909
緊急ブレーキの軋む音
大災害でも大活躍した
気の好い
エアーポンプの劣情を促す
黄緑色の青春VS赤黒の想念も
形を得て
型を得て ....
しかし
だけど
そのまんま
それで
だから
ほしいまま
たぶん
おそらく
このうえなく
まったく
すべて
すべからく
いきて
いかされ
それだけで
....
「one person, two persons, three persons」と数えてしまう人がいたら、
おしえてあげよう
「違う、one person, two people, thre ....
二枚目と三枚目を繰り返すあいつ
独自のその衒う6フィートの天才
いつもダンクシュートの鳴神が木霊する
惚れてたまるか5フィート6インチとヒールつきの上から目線で
こっちだって バスケで ....
たぶん今頃あなたは
見知らぬ女のために
木綿豆腐を切り分け
お出汁にすべりこませる
積算書にメモ書きをしてみせた
やわらかく白い指先で
一方残業を終えたばかりのわたしは
娘のお迎 ....
その花の残り香を
私は憎む
枯れて捨てられた今も尚
微かに 確かに 残るその存在を
私は憎む
その花はとても美しく
それでいて派手さの無い落ち着いた面持ちで
場の暗く重たい空気を少し ....
自分のいない地球がはじまるだけ
自分のいた地球がよく見えはじめるだけ
自分のいく地球とはじめまして
2133 2134 2135 2136 2137 2138 2139 2140 2141 2142 2143 2144 2145 2146 2147 2148 2149 2150 2151 2152 2153 2154 2155 2156 2157 2158 2159 2160 2161 2162 2163 2164 2165 2166 2167 2168 2169 2170 2171 2172 2173
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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