やわらかなわたしは
凍結することが出来るから
やわらかくなど
ないのです
冷ややかなわたしは
あこがれを抱いていたりするから
あつく出来ているのです
本当は
空から ....
白塗りのギタリストは
ファイアバード掻き鳴らして踊り出す
それを見た黒塗りは
フライングブイ床に叩きつけて
歌いだすのさロケンロー
青塗りが靴裏で
ドラム踏み鳴らして始まる
キャンディ トゥナ ....
じょうりくさんは
てんしなので
みつぎものを
さしあげますと
いって
かしとか
あげたら
ほかのおとこと
ちちくりあう
かんけいを
やめて
こちらに
ほほえみかけて
くれる
....
冬枯れの樹の下でなぜ孤独を感じる必要があるのだろう。
そんなことを自分に問うた事のある人が一体いくら在るのだろう。
自分に課した約束を反故にした人は一体幾人いるのだろう。
犯した罪の ....
さっきから、あなたが
夢中になって眺めているのは……光の断面
あられもなく剥き出しにされ、あなたの鼻先に
それは 突きつけられている
鉢に植えられた何らかの緑
....
尻に対する
必要以上の愛撫は
あなたのためというより
自分の欲求を
満足するためのものに
相違ありません
お、おじいちゃん?
おじいちゃあああん!
ロッドマンと猪木は
どちら ....
駅前の透き通った路地から
斜めに下っていく
陰だけの旅人
人を信じることを信じることができずに
スーツケースの中では きっと
愛の源がくしゃくしゃになっている
バスのタイヤに初々しく視 ....
まちぼうけをしている
霊園のお墓のなかで
白白と明ける白骨のわたしは
時時
霊園の枯れた草陰から歩き出して
近くの空き地にいき
忘れ去られてペンキのはがれた木製のベンチで
しずしずとひな ....
カーテンを開ければ あたり一面銀世界
「朝食食べたら、雪だるまを作ろう」
ホストファーザーが誘う
「えっ!でも私会社に行かなくちゃ!」
「えっ!何を言ってるんだい?こんな日に会社に行くバ ....
遠く離れたあなたを想い歌を書いた
明るくて楽しくて泣けるような終わる事のない歌を
その歌はあなたには届かなく 聞く事が出来なくても
あなたの為に歌い書き続けるよ
いつか あなたと一緒に歌え ....
いちにちたっても
いっかげつたっても
村上春樹も
古今亭志ん生も
生きてたって
死んでたって
あの日のあのとき
ハッピーバースデイ
木枯らしなんて
....
改装をくりかえして
築四〇年余は建付けの歪み
隙間風が折角の暖房部屋に吹き込んで
基礎代謝低下のおいぼれは震えるばかり
まるで片田舎に建っている ....
夜も光が満ちあふれている
というのに何という暗さだ
積乱雲の内に潜んでいた狂気が燃え上がり
炎となってなだれ落ちた北の空
燃え広がる炎は山を飲み込み
夜と昼 夏と冬が入り交じった都会の
....
陽だまりに落ちるふたつの影が
重なり合い
水溜りのように揺れる
君の影がどこか心強く
僕は精一杯の虚勢を張るけど
どうやら失敗してるようだね
ほら一年前にはひとつだったのが
....
スプーンで食べないからだ
マシンガンに撃たれたい夜がある
私の死んだ日桜満開
太陽は暖かいのに
僕を焦がす事が出来ない
月は綺麗なのに
僕を癒せない
風は全てを吹き飛ばすのに
僕を動かせられない
地震は地面を揺らすのに
僕を揺らせない
なのに君は僕の心を
焦が ....
「僕」の住む町
鍵降町には伝説がある
それは
空から延びてくる
絹の帯を滑って降りてくる鍵の雨の伝説だ
雨のように降ってくる鍵の1つ1つが
一人一人の、少年少女の、幼年期に入り込み ....
ことばに かこまれすぎたので
うみに いった
なみが うたっていた
かぜが うたっていた
ぼくは くちを あけて
うたを すいこんだ
いみに おいかけられすぎたので
やまに のぼった ....
君と僕の間立ち昇る蒸気 少し高いところから注がれるミルク
軽く手を添えて 彼女は僕に笑顔まで添えて
白と黒の渦を巻くさっきまでのブラックコーヒー
束の間の現実逃避
優しく微笑むウエイター ....
他人の心の扉を開いて大切な物を
奪う事が得意だった俺には
開けられない物なんてなかった
他人の幸も不幸も俺は奪う事ができた
ふと、自分の扉を開いてみたいと思った
だけど鍵 ....
あいつは何をやっているのだろう・・・・
小さな世界の自身の等身大との格闘
アタシは審判なんて頼まれていないけれど 裁く慰めもない
傍観の繋がり魂 他人さ
眺めてはいる
いい景色さ
....
主人公であるなら
殺されてはいけない
最初に殺される被害者は主人公ではないからだ
犯人か探偵であるべきだ
だが誰かが殺されなければ
犯人は犯人たりえず
探偵も登場しないだろう
つまり殺さ ....
言葉にしないことがある
このことを言葉にすると
君の不安が増えるから
だって
言葉は
安心より不安に寄り添う力が強いから
言葉にしたいことがある
このことを言葉に ....
自分を理解する時
何も見えなくなる
だからこそ気づかされる
人の言葉に
自分が見えない時に
他人を感じられないなんてのは
嘘だ
僕は死んだのだからさ
昼間から何も口 ....
じょうりくが
ほかのと
たのしげに
はなしているのを
みたくないから
はやく
かえることに
したが、
たぶん
ふたりだけ
のこって
ごはんとか
たべてる
ひみつの
うち ....
いっぱいいるよ
いっぱいいるよ
詩の鬼 鬼の国
がらくたに名前をつけては
風景をつくるよ
波打って広がる
きりがない 霧しか ....
砂嵐が吹く
視界は閉ざされている
テントをはり
過ぎ去るのをじっと待つ
轟々と
音が響き渡る
その隙間から
遠吠えのようなもの
悲鳴のようなもの
雷鳴
雨音
地が軋む音
懐 ....
木のおもちゃには
ぬくもりがある
けれどもそれは
物の扱いに手慣れた
おとなの語り
おさない子には
木は硬い
角を落とそうが
やすりをかけようが
木の硬さはなくな ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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