整形してまえよりモテない
社会がおかしいのか私がおかしいのかどっち?間違いなく後者
太陽から少し離れただけで肌寒い
少し
少しってなんだろう
肌寒さはこんなに身にしみるのに
外灯が先週よりも
せんさいで優しかった
恋人たちも先週より
せつ ....
信じなくていい
涙で帳のおりた夜
そんな夜は、信じなくていい
僕は今日も眠っている
足りないものとは一体何 この言葉は
不確かな僕の心の中に思わされるようだ
僕の目がその奥に今抱え持っているものとして
新聞の見出しを見つめていた
この大 ....
{引用=初等科之部}
よいこはねとけ子守歌
ももたろうのおはなしと
かぐやひめのおはなしと
ねむれよいことねかされて
ごっちゃになったゆめをみて
ひとりでよなかにめがさめた
ごとご ....
笑っていいともから電話がかかってくる人になりたい
小学生のときから どこかで少しだけ そう思って生きてきた
それが完全にかなわない夢に あと半年でなってくれる
....
いつも
たくさんの 幸せを
ありがとう
ある夏の暮れ、一匹の虫が空を見ていました。それは万華鏡をかざし見たような小さな空でした。その空から、突然雪でも雨でもないものが降ってきたのです。それは風船でした。24色の大小様々な丸い風船はクレヨンが ....
幸せ
という言葉がついたものを買いたくなる
そんな時刻夕暮れ
ひとりはほんとにさむい
ネット上の文字が友達
だなんて言わない言えない
でもいいじゃない電車の
窓にうつるひとにつぶ ....
みんなみんなふけこんでやさぐれて
それでもめにひかりをたやさず
ふみつけられたらふみつけかえして
そしたらまたばいぐらいふみつけられて
つばをはきかけられる
それでも
みんなに ....
So I can tell you a tiny tale
of poor people's spineless kindness
or of the swallowtail ....
硬直した男根を吸い上げる炎にも似た女の表情が大写しになっているデスクトップ、唾液の滴る音まで聞こえてくるような絵面だった、バックグラウンドミュージックはずっと同じリズムをキープしていて、終ろう ....
十月のある晴れた昼下がり
どこかで聞いたような一行だが
襟首をきれいに刈り上げたような小さな図書館で ぼくは
真夜中にマクドナルドに行くお話を読んでいた
フォト用紙みたいな装丁の
指紋の ....
煮豆を口に運んでいるあなたは
だれかの真似をしているふうなのだけれど
わからないし どうでもいい
椀に添えられた手は
貧乏臭くひび割れているし
化粧気のない頬 ....
定価千八百円のはずの詩集が
アマゾンで一円で売られていた
0円では商品として流通されないだろうから
一円にしたまでのことなのか
紙代にも
印刷代にも
ならないはずの
アルミ二ュウ ....
無だけだった
光も音もなにもない世界
始まりはだれも知らない
気の遠くなるような時間だけが流れる
*
今日は平日だが、代休で感覚的には日曜の気分だ
余り良い気分とはいえない
明日 ....
四方の壁が 昨晩から私を見つめている
あるいはさりげなく置かれたひとつの椅子を
私の脳のなかで形を失いつつある、
アメーバ状の夢を……
その闘牛士は朝食 ....
赤いしま
黄色いしましま白のしましましましまるしまる
さかさままーぶる
真ん丸まーぶるろーれんすのまーぶる真っ逆さま
この呪文を三回唱えます。唱え終わると
蜻蛉が飛ん ....
風あるだけの風景に
一つ案山子がありまして
さびしく村の賑わいを
じっと眺める日日でした
風あるだけかと思ってた
そこに居たのはお陽さまで
一つ詮無く立ちんぼの
案山子に影をあげまし ....
社畜になれる子らを羨ましく見ている
人気があるものを叩けなくなって大人
人生の失敗ポイントが千を越えた
僕はサイトに詩をアップした
たぶん 書いていたのだ
それは一日中 なぜ書かれたのか 詩なのだが
ひどい産物 それは 暇な日だった
素敵な僕であるはずの虚しい一日が過ぎていくとき
寂しい音楽を ....
【ともし火】
気づけばしんと冷えていく
乗り換え駅も冷えていく
あの子はまだ半袖で
切符がないと泣いている
秋は火を隠している
柔らかな火を 今年もまた
あの子が切符を見つけられ ....
逆流性食道炎なるものになってしまった
ストレスで胃液が大量に発生している模様だ
これは 大切にしてやらねば ならない 権利を もらった 気がして
リラックス させ ....
決められた路しか走れない鉄の匣の中に
小さな蝶が迷い込んで、ふいに私は其れを掴んだ。
翅を捥ぎ、手足を捥ぎ、壊さない様に、そっと、そっと、
のたうつことしかできない、木偶を ....
煙草の煙を燻らせて
黄昏の公園に佇む一人の老人
先ほどまで遊んでいた子供達は
まるでかき消す様にもういない
眠たげなその瞳で
茜色の空を見上げ
夢の中を漂い流離う老人
想いに耽るのは ....
地階の
寡黙な土踏まずから
4階の
華やかな脾臓まで
動脈としてのエレベーターは
人と花束と高揚を
送り届けた
6階の
冷徹な口角から
1階の
大らかなアキレス腱まで
静 ....
131026
ひとめ あなたに会いたいと
地獄の底から這い上がり
やって来ました娑婆の街
変化はありませんとスタッフ
....
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