帽子はあたまのマスクです

マスクはおくちの帽子です

そのはずなのにどうしてか


帽子ほど

マスクは選んでもらえません

マスクほど

帽子は聞かせてもらえません

 ....
最後に伝えた言葉が
僕があなたに一番言いたかったことだなんて
間違っても
思ってはいけない

最初に伝えた言葉が
僕があなたに何の構えもなく本音を言ったなんて
間違っても
思ってはいけ ....
貴女のことを
考えると
先っちょが濡れてきて
気持ちが悪いので
トイレに行って
個室に入って
トイレットペーパーで
先っちょを
ササッと拭いて流して
ヒューッと口笛を
吹きながら出 ....
何度か
反響して
その後
ピアニシモで
消えた
短い言葉
爪先が弾いた
小石のようだった


リコシェ
アルデンテを
やたらとウリにしてる
リストランテの ....
伝えるだけじゃあ 一方通行な 言葉
分かり合おうとする 心が
寄り添うことで 

より 伝わりやすく 
伝えやすく 

思いも 広がって行くのだと
信じたい 気持ちで いっぱい

 ....
夜、檸檬は乾いた
ソーダはふにゃふにゃにすきとおって
青ごしに見た君は
僕のかたちにくり抜かれている
夜が
街のかたちに染まるように

いったいどれくらいのなみだが流れたろう
街角 ....
濡れたアスファルトに夜が映る
泣いているような夜の顔
ネオンの化粧が滲んで行く

綴った言葉は今朝もまだ濡れていた
光と音/朝のピンで留められたまま
すべての顔が微笑んでいるわけではない
 ....
人の住まない家はすぐに朽ち果てる
心の通わない恋はすぐに醒めてしまう

貴方は私に何を求めたの?
(いつでも心は行き違い)
貴方はやすらぐ場所が欲しかっただけ?
(心の穴埋めのリフレイ ....
画面のこちら側では
いくらでも私は強くなれる
0と1で成す言葉では
いくらでも強がれるのに
どうして、
知らないうちに仇とられていた 仕事休む気で夢のつづき見ようとして寝る カレンダーを貼った位置が低い むしり取られ山積みされた路傍の名も無き草
人は一括りに雑草と呼ぶ けれど 
一本一本取りだし丹念に調べればたいそうな名が有って
いや 持たされて 力芝 車前草 藪枯らし 葛
ああくず 葛餅 葛 ....
俺さびしいか

いかさまか

俺さびしいか

さかさまか

渋滞ゆっくり

ながれてく

光をともして

ながれてく

俺さびしいか

いかさまか

俺さびしい ....
嫁さんを実験台に
するのは気が引けるので
真偽の程が
よく分からなかったのですが
どうも、尿道を刺激して
排尿を促しているだけだそうで
ちょっと安心しました

でも、そうなると
私は ....
我家の軒下にやってきた 
つがいのツバメ

気がつくと
いつの間にか
1羽だけになっていた

それから
ずっと
一羽のツバメは
巣の中で
じっと外を見つめていた

あたりを警 ....
どこまでも深刻そうな顔を石の上3年は
長すぎるというもの。

全身麻酔の効きすぎて言語障害おじさん
は一人娘に「愛してる」と口を動かし娘
は手の甲に口づけをする。

素晴らしい光景を届け ....
例えば、僕達に否定する事のできない

沢山の道楽や快楽がはびこっている

誰かがアイドルになる夢、金を沢山持つ夢、有名になり、人から見られる夢

そんな夢がたくさんあって、それ ....
花が開くとき花が静かに狂うように
美しいものや優れたものを生み出すには
何らかの狂気を組織しなければならない
狂気は宇宙の鼓動として重く血潮を飛び散らせる
人々の文明や繁栄を遡ると ....
何も見えない
彩るような 日々が
日々としては見えない 何も
感じない


暗がりの中で
詩を書こうとしたけれど
印象的な絵が
頭の隅にひっかかる


去っていく鳥たち
潜ん ....
夢のようで夢じゃない
陽があたる草原の上
頭に落ちた赤い林檎

それはさり気なく
かくして当たり前のように
私に訪れた半年振りの恋
実るのか? 実らないのか?
それは運命が決める

 ....
等圧線の険しい尾根道を
一気に駆け下りた寒気の精鋭に
容赦なく身体を押えつけられて
また2センチ青空が遠のいた

街路樹の痩せた指先から
次々に零れ落ちた枯葉の巡礼を
容赦なく運動靴 ....
  under the bridge of the pale night color
  YES, certainly you were there
  cutting a lime to ....
「僕は言葉が嫌いだった」
『私は彼を信じ続けることができなかった』

「だから僕は君の苦しみに気づくことができなかった」
『だから私は彼を苦しませてしまった』

「嘘でも好きだとは ....
ラジオから
音楽が流れている

朝の光が窓から差し込んで
世界がうんと美しく見える

女らしさや、男らしさが
ちりぢりばらばらに散らばって
混ざり合ったその向こうの
いや何にも混ざり ....
何故なら信憑性が無いからだ
















 ....
金木犀を纏って
波立たぬ心を晴らす庭

汗を紡ぐグラスに
青空を並々と注いで乾杯

野球バットは年老いて眠る
思えばこの庭は
何時から微睡んだのだろう

火照った地べたに風が這う
 ....
痛む腹 痛む足 痛む思い
痛む腹は可哀相だねぇ
痛むほど無理させられてたってのに
今の今までだぁれにもわかって貰えないで
今しきりにキリキリ悲鳴あげてるんだから
あらあら、悲鳴をあげてい ....
宛名のない手紙を
淋しさと名付けたのは
冬をむかえようとしている
壊れかけた燕の巣でした


遠くで微かに鳴っているピアノを
愛の囁きと名付けたのは
閉じられたばかりの本の静寂でした
 ....
MRIに写った骨に
ほんの少しの ヒビ在り
しばし見入る

ヒビは歌わない
ましてや笑わない
責めたりしないし
冗談も言わない
財布の心配もしない
後悔もしない
原因があって
結 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
帽子とマスク吉岡ペペロ413/11/17 11:32
最後の言葉クナリ4*13/11/17 10:37
先っちょ花形新次013/11/17 10:03
効率が悪いホロウ・シカ...2*13/11/17 9:38
紅葉の手藤鈴呼2*13/11/17 6:23
二酸化炭素はるな1113/11/17 1:45
週末の欠落ただのみきや17*13/11/16 23:11
さよならは私から龍九音3*13/11/16 19:45
見えぬ涙、聞こえぬ嗚咽なきり113/11/16 18:46
知らないうちに仇とられていた北大路京介413/11/16 18:40
仕事休む気で夢のつづき見ようとして寝る713/11/16 18:40
カレンダーを貼った位置が低い513/11/16 18:40
名も無き人イナエ8*13/11/16 18:38
俺さびしいか吉岡ペペロ1013/11/16 18:32
潮を吹くということ花形新次113/11/16 18:12
震えが止まらないichiro...613/11/16 17:06
「祝と呪」宇野康平013/11/16 16:55
記憶の光景yamada...113/11/16 16:15
狂気葉leaf113/11/16 15:37
街は曇りの色番田 213/11/16 13:56
私に訪れた半年振りの恋北橋勇輝113/11/16 11:32
子供は風の子 大人は火の子nonya25*13/11/16 11:03
Cutting a lime to pieces草野春心1*13/11/16 10:34
『想いを言葉にすること』 2010年12月26日SNS投稿作 ...しょだまさし013/11/16 10:03
朝の光うめバア12*13/11/16 7:53
悪魔が俺は人を殺した事だけは無いんだと俺に言ったが、俺はそれ ...TAT213/11/16 1:52
夢庭雨慈ムシ313/11/16 0:29
痛む腹月形半分子513/11/16 0:24
散歩人413/11/16 0:19
ヒビいったそらの珊瑚14*13/11/15 23:17

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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