もうもくどもよ、

ベッドのあさいところで
指をかぞえる
放射状にならべたままで
つかみあうことができないままで

どの地点にも等しく降る雨のようになれないものごと
すなわち、わた ....
箱の中に夢を詰める?
夢と言うのは詰まるところ夢であり、
観念のユメのほうがずっと思い詰まっていて感動的
作者が行き詰って製作したボックスアートは
それは詰まり敗北であり、
ゆえにコーネル氏 ....
七年の呪縛
三年後の危機

胸のタイマーが
カウントダウンを始める

それは
鼓動と同調して

来るべきときを
予期さえする

なにしても
どうしても

なにもな ....
七里御浜の白砂の端の
岩場から顔を上げ
碧い海の彼方の故郷に
吠え続けたいく春秋
下半身は岩に同化した


桜吹雪に包まれて 
華やぐ心に
霞みに消える空を
呼び止め 呼び戻し
 ....
取り出したばかりの粘土は
幾通りもの生を含んで
ぐにゃり
柔らかく在る

指で押せば
くぼみが現れ
手のひらで転がせば
丸を成す
いびつな複雑さは
魅力的である代わりにとてももろい ....
ただ子供のことを思うだけで
いろいろな将来のことが不安になって
そうして生きていることさえ虚しくなる
誰がそんな思いを受け止めてくれるのか

生きているということを喜びと思えるように
 ....
包み隠さず話すことにしよう

傲慢な魂が足早に歩く階段を
上っているのかはたまた潜ろうとする夕暮れか

どんなに怒鳴っても
高速の降り口では平静を保とうとする機微
許されない事や
周り ....
おかあさんにだって
醜いこころあるよね

乱暴に掃除機かける母
その方がましだね
なんておもう私

無言の父

それぞれに通り過ぎる
まるで街の交差点のように

ちょっと寒い朝 ....
穏やかな顔して眠ってる 
黒いリリーが好きって 
ヒール鳴らしながら言うあの子
天使に用はないわって 
うつろな目で空をみあげている 
メキシコのドクロが垂れ下がったドアノブの前で  ....
野良猫から
一粒の
種を貰った
二年の時

窓辺の席
淡く芽生えた恋心

誰かを好きになったら
分からず屋で
気まぐれな
花が咲く

野良猫は
生まれる前に
母猫から聞い ....
リザの朱い唇が震えて 
ガラスの森ができた 
雪の降る音がするんだと言っていた
それはしゃぼん玉が割れるような音で 
十字架にキスをする温度のようだとも言っていた  
アフタヌーンティー ....
あなたはもう自由なのだ

または
きっと 
最初から
あなたは自由だったのかもしれない

私も
野を駆ける風をその髪に
茜色の夕焼けをその頬に
天の川を両の手に
卯月の雨を一粒残らず集めたら
桜吹雪に変えて見せましょう

知りえる限りの美しさを散りばめて
後ろから剛い電気光線を受けた処刑場のクライスト、林檎は、祈りとも醜形恐怖とも取りうる微妙にずれた表情で光線に鮮やかな返り血を浴びた自分の姿を想像していた。執行するわたしの背後には黒い革鞄があってなかに .... 逆さまに 微笑む兎が 見えたかい
月明かりの下で 朝露を待つ夜は 程遠く

太陽の訪れを 待ち侘びる事も 忘れたみたい
海岸で咲く 緑の花びらを 見付けたかい

違うよ 其れは 蛇紋岩だ
 ....
黙っておこう 余計な事は
黙っておこう 隠し事は

黙っておこう 世を渡るには
黙っておこう 面倒な事は

大事な鍵は手の届かぬ土の中
根に絡まる土の中

正直者は苦労する
取って ....
ヘッドフォンのコブクロなどを聴きながら
恵比寿駅の階段を
ひとり登っていくとき
今年は自分にとってどうたったかなどを
思い返している


同世代ぐらいの人が
まばらにホームに立っている ....
愛してるって
言うよ

何ひとつも
差し出してあげらないっていうのに

限られた時間の中で
いま四ツ谷だよ

いま水道橋歩いてます

いま終わりましたありがとお

いまを留守電でいま聞く


叶わないから

言う訳じゃないけれど

ずっと一緒にいたかった

から ....
東京

午後4時55分は暗かった

冥かった

役割を決められてしまうなら

じぶんで選びたかった

道をゆくペットたち

役割を決められてしまっているのに

なんだか嬉し ....
カラスが道端で死んでいました
カラスはカラスのままで横たわっていました

そうやって
カラスはカラスのままで朽ちてゆくのでしょう

落ち葉が
カラスの上にも
ふっていました

カラ ....
男:路上で道路工事をしているところありまして
ご婦人が大きめな制服に、警備棒を片手にフリフ
リしていました。ははは。

警備員は老人だって誰だってできる仕事だときい
ていましたから、ご婦人は ....
成長する神を見ている 人間につけられた名前を知らない 女装して女子会にきている {引用=
はじめは、
つねの細雪
里がつきる雪の原
月あかりが
白い影をひく
{ルビ素足=はだし}の人待ちすがたは、
女夜叉
夜めにも妖しい
うつくしさ


   *
 
 ....
白い色鉛筆で書かれた
その言葉は
白い色を言葉にすることなく
白い色に染まることもなく

ただ
その言葉を伝える


    さようなら
トサマキエウさんナイス










現フォの動画コーナーがここまで心を撃ってくれるなんて



 ....
町あかり泣きそうに

にじんでる

あんなにがんばった

無駄にして

俺だけがわるいから


歩きたい

君がいる

あたたかい店に

行くだけでいい


町 ....
別れ際
もう一度
君の
爪先を愛撫した


 君は
 恥じらいながら
 美しく変形した爪先で
 二人の接線を示す
 弧を描く


曲が

 月の光から
 パスピエにかわ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
_平井容子813/12/10 17:47
つめる白雨113/12/10 17:29
とぶ歳シホ.N313/12/10 17:27
獅子岩イナエ7*13/12/10 15:28
【終わりと始まりと】詩サークル「群青」12月の課題「終」への ...そらの珊瑚2013/12/10 13:29
思いの丈桜 歩美4+*13/12/10 11:46
17年前コバーン413/12/10 10:42
朝の交差点朧月613/12/10 8:50
Ribbonマーブル113/12/10 8:39
分からず屋うみこ2*13/12/10 4:00
リザマーブル813/12/10 3:11
ラストシーン。駒沢優希313/12/10 1:54
野を駆ける。213/12/10 1:04
白雨013/12/10 0:58
彼女の土産藤鈴呼4*13/12/10 0:38
黙っておこう[group]subaru...11*13/12/10 0:31
誰かからの声番田 113/12/10 0:02
コスモロジー[group]駒沢優希213/12/9 23:32
叶わないから吉岡ペペロ513/12/9 23:09
東京午後4時55分413/12/9 23:06
落ち葉の季節朧月613/12/9 22:50
「ご婦人は棒をフリフリ」宇野康平013/12/9 22:43
成長する神を見ている北大路京介613/12/9 22:20
人間につけられた名前を知らない513/12/9 22:20
女装して女子会にきている513/12/9 22:20
演歌詩 — 「雪しぐれ」月乃助4*13/12/9 21:50
白い色鉛筆で書かれた言葉ichiro...3*13/12/9 21:40
ジョン・レノンが『スタンド・バイ・ミー』をお歌いになられます ...TAT1*13/12/9 21:02
にじんでる吉岡ペペロ213/12/9 20:33
トゥシューズichiro...5*13/12/9 20:24

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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