隣の人と隣の人
を、囲う固体の壁が崩れて
人間のぼんやりとした魂が
溢れ出し
隣の人と隣の人の
空間で混じりあっている。

それはとても幸せなこと。

反対岸からみていた私は
直感 ....
方程式は基本的に
恒等式だ

解を求める関係は
恒に平等なんだね


君を好きになって
結婚したけれど
僕は君とイコールじゃなかった

だけど
お互いにイコールになりたいと
 ....
父は厳格な農夫だった。私は子供のころから農作業を手伝っていたが、効率の悪いやり方や、やる気のない態度、失敗に対して、父から厳しい叱責を受けた。収穫された桃を運搬する際にあやまって桃を落としてし .... 僕は今日も
冷たい風の中を歩くだろう
すれ違う人の冷たい目線にさらされながら
この腕を振って歩くさ
手には一冊の本を抱えて


だけど眠いだけ 友達は皆
結婚した
もう半年ほど
 ....
あ。
ああ。
そっか。
だからか。
なるほどね。
しかたないや。
べつにいいけど。
そういうことなら。

それでもほんとは、
いわないけれど、
だまってても、
かなしくて、
 ....
水滴がバスタブで凍る
湯が流れている雨でなく雪だから
ガスが家全体から吹き出して雲を作り
 水滴 がバスタブ で凍り付くので
煙の中で雨が降っている みえないくらい 明るい
光が 窓全体から ....
あれは
花の散る音だよ
花びらの儚くはがれ
地に落ちる音
砂に擦れる骨片の
乾いた軋みのようだろう

あれは
時の流れる音だよ
流砂のさらさら崩れ行く
風と波の造る音
私の体を通 ....
青空が全てを飲み込んで
見渡す限り空っぽになったような そんな日々が続いて
生まれた街を離れられずに
過ぎ去った人達の事ばかり考えている
未だそばにいる誰かの声を
自らの歌声でかき消しな ....
大事なひとの訃報
全身の痛みのなか
苦しんで苦しんで
生き抜いた

あなたの顔が本当に
天使のようで

最期まで気遣いしていた
代われなくてごめんね
何よりもありがとう

あり ....
女子トイレから拝借した
汚物入れに氷を入れ
ウォッカを注ぎ
ステアして
最後にレモンを添える

マリーが使ったなら
教えてよ

最高の
ブラッディマリーが
味わえるから
角のまるい三角をつみあげる
角砂糖のような几帳面さであなたは

猫も飼わなかったし
お揃いの刺青も彫らなかったね
あなたはもう
しらない人になった
前髪をきれいに切りそろえて
会社を辞めることとなりました
ご迷惑をおかけし申し訳ありません

うなだれる青年は小さい声ではっきり言った

心の病

自殺未遂

離婚

子供との別れ

この半年間どんなこ ....
不眠症のユウコは今夜も大量のクスリを飲んでは
ヘロヘロ状態

潔癖症のさなえは自分の周りが汚れているのには我慢できないくせに
もう1週間も頭を洗っていない

マユミは食べることを抑えら ....
森の中、投げ出された靴に活字の鬱を誘われ。

逃げ道は、誤ると蟻地獄に堕ちる自分を

ありありと想像でき、仕舞い込まれた心に

鍵閉める用意をする。

顔、顔、顔が泡のように確かではな ....
歴史上の人物の名前は
タンスにしまった反物に似ている

たまにタンスを開けてみて
その知識がねむっていることに
自分が満足するだけだ


本に書かれた花の名前は
空っぽの宝箱に似てい ....
逐一 イライラッて 出していたら
大爆発しなくて 済む

いや、場合によっては 爆発しちゃっても
仕方ない

仕方ない、ってのは
諦めて、の発言じゃあ なくって、

今 現 在 の  ....
たとえばきみが何もかもを
小文字から始めてしまうひとだとしても、
両方の足を水の中に沈めて
砂の肌触りがずっと流れていく日のこと
生き物たちは、朝になれば。

とてもよく乾いたシャツの中に ....
ふつうのことはわからない
私は人より足がおそいし
人より少し頭がいいから

ふつうのことはわからない
女子は赤で
男子は黒で
私は茶色いランドセル

ふつうのことはわからない
おと ....
「思うよ。
いつまで生きねばならないのだろう?
だれも思いませんです?
明日死ぬ可能性もある?
云百年と死ねない可能性は?
死んでる人は幸せ?
生きてるって幸せ?
もう生きなくていい人達 ....
別れてもっと好きになる 戒名に顔文字を入れた 棺桶を担ぐ役からはずされている 【なぁ{ルビ気味=キミ}、
  もし{ルビ餡奈太=あなた}が{ルビ合歓鯛=ねむたい}と{ルビ樹=き}には{ルビ園溶=そのと}き{ルビ尼=に}は{ルビ軟=なん}とするやら{ルビ設楽=したら}{ルビ善= ....
 
メールに添付されてきたのは大粒の涙

メールの香りがそれを証明してる

僕は不安をひたかくしにして、返信する



 
名もなき歌を歌うことで事足りる
長閑な時代は終わりを告げた

誰もが知る歌で鼓舞することしか
求められていないことに気付く

シンプルな世界
分かりあえる世界

得体の知れぬ重圧に
 ....
饒舌な静寂が夜を駆け抜けるとき
一億人の思考を吹き飛ばしたAは
3Dコピーで一億人のAを創り
闘うべき赤鬼はもう
きび団子の英雄には倒すことはできない
雉も猿も犬もみんな置換されてAになって ....
卵を割ろう
明日へ向かって
気持ちよく朝を迎えるために
思いきり 卵を割ろう
大きくても小さくてもいい
それぞれが一つしかない
かけがえのない
そんな卵だ
空を飛ぶためでなく
 ....
ある日 生まれて来て
わたしは泣いた
そして何かのきっかけで
わたしは笑うようになった
誰に教わることもなく

やがて
何かのきっかけで
わたしは少女と出会い
恋をしたのだ
誰に教 ....
僕は君の味方だよ

そんなことはわかっているだろうけど

でも何かを決めないと前に進めないなら
力になるよ

でも 決めるのは君だよ


僕は
君のために

いや

僕の ....
鼻フックが
似合う女性は
素敵だと思う

それと
ボール状の
口に入れて
よだれダラーッのやつ

セットで
剛力に送ろ
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
午後の山の手線 大塚ー池袋間そよ風113/12/17 8:50
方程式ichiro...6*13/12/17 6:42
老い葉leaf713/12/17 4:05
新宿を歩くサラリーマン番田 2+13/12/17 1:23
納得森川美咲1*13/12/17 0:02
流れて佐藤伊織213/12/16 23:51
散華salco1113/12/16 23:17
朝起きると嘘が生まれていた5*13/12/16 22:36
金色013/12/16 21:53
ブラッディマリー花形新次113/12/16 21:28
前髪はるな413/12/16 21:04
がんばれichiro...11*13/12/16 19:27
彼女たちの事情 〜愛しすぎる女たちのうたう詩〜涙(ルイ)213/12/16 17:44
「印象ア」宇野康平013/12/16 16:37
わたしの不毛な知識の庭ハーブ園713/12/16 10:01
今 現 在藤鈴呼2*13/12/16 10:01
easyDebby513/12/16 2:03
ふつうのことはわからない若林113/12/16 1:40
いつまでなけま、たへ...113/12/16 1:28
別れてもっと好きになる北大路京介413/12/16 0:50
戒名に顔文字を入れた313/12/16 0:50
棺桶を担ぐ役からはずされている413/12/16 0:50
合歓鯛と樹にはなけま、たへ...013/12/16 0:16
返信する殿上 童21*13/12/16 0:08
名もなき歌kauzak4*13/12/15 23:46
ミルキーブルーのVanity草野大悟21*13/12/15 22:36
卵を割ろう213/12/15 22:22
誰に教わらずともただのみきや25*13/12/15 21:54
僕の家に いつでもおいでichiro...5*13/12/15 21:52
クリスマスプレゼント花形新次013/12/15 19:51

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