イスタンブールはトルコの大都会だ。沢山の人々、群集の中で僕は佇む。
トラムでグランドバザールで街の中で行きかう人々。
僕はこんな感覚を東京で学校に通っていた頃、新宿や小田急線で味わっていた。
た ....
願い事を数えている間に、お互い年老いて死ぬだろう。
だから、そんなことをやめて、愛し合おう。
大げさだよ、とうさぎは笑う。
《劣の足掻きより:http://mi-ni-m ....
とある娘に、とある感情をいだき
とある表情に、頬を赤らめる
とある私
私に見えるのは
遠い 遠い 過去の渕
私に見えるのは
ひどく凍えた眼
私に見えるのは
そっと 覚醒た羊の夢
私に見えるのは
雑音の狭間の揺りかご
誰にもこの肌は届かない
雑音の狭間 ....
小さな村の天主堂
白い雪華飾るさなかを
天使のひとり舞いおりて
クリスマス祝う人々
共に讚美の歌を奏でる
天使は老いた牧師のもとに
み言葉とどけよき生きざまを称えつ ....
サンタは日曜日もクレーンの玉掛けをする
もうすぐクリスマスじゃけん
ガンバラニャ
サンタは祝日もクレーンの玉掛けをする
わしは大黒柱じゃけん
サンタは家族思い
....
振り向いてももう見えない
あれは何だったのか
過去への置き土産
もう見えない
思い通りのストーリー
作り上げた この
解放感 なんて
素敵
だって いらなかったから
探していたの
....
乾いた風吹き抜ける頃
地平線の向こう側を想う
手を伸ばしても届かない
叶わぬ夢のような
湿った風とさよなら
水平線の向こう側を目指す
願いはどうしても届かない
最初から諦めてる夢のよ ....
追い出されて
やっと探し当てた新天地
アネモネの花がいっぱい
色とりどりでその背は高く
私を隠してしまうほど
ここは樹海の中にぽっかりと
在る 秘密の場所
帰らない ここからはどこへも
....
いつも会いたい人がいる
冬に会いたい人がいる
日暮れに会いたい人がいる
紅茶を飲むなら この人と
映画を見るなら あの人と
でも
思い出せば いつも
会いたい人がいる
想え ....
「あたし
こんな醜いデブに
身体を弄ばれてるんだわー」
とか貴女が思うことで
貴女の性的欲求を
満足させているんだとしたら
少し悲しいです
とは言いつつ
僕も
「こんな男に
舐 ....
汽車に乗って世界を見てみよう
真っ直ぐに回り道をせず
だけど近道をしないで走って行く
汽車はレールから外れる事なく進む
ふと外を見たら、人が道を歩いていた
その足どりは遅 ....
頭の上に散らされる雪は
雑にかけられた塩のようで腹が立つ
それはまるでクリスマスの朝に
食卓に並ぶ食材たちの気持ち
街の食材たちはにぎやかだ
そしてしずかに調理されてゆく
クリス ....
秋の風で、降り注ぐ。
....
乳ぽつり
闇脱ぐ
優しい人は優しさを求められる
僕の人生や夢なんて薄っぺらく、脆い物なのに
必死になって傷付きながらも大切にしてきた
だけど、何の為に歩き続け何を見たくて夢を
見ていたのか僕にはもう、わからない
誰か、僕の描 ....
街の郊外を走る市内バス、夜のコンヤ郊外。
集合住宅アパートメントはバスの窓際から生活の灯を照らし、
キラキラとガラスが光る。
僕はこの暗い街で100万人の人々が生活するトルコの古都で、
灯りの ....
星々がつながる
星が築くわらぶき小屋
星が築く、何?
何を築きたいの?
あなたの神さまとわたしの神さまはことなり
あなたの神さまは何ですか?
誰ですか?
異神と異神が真釣り合 ....
年賀状を書く意味なんてあるのか!
わかってますよ
やらなきゃいけないことは
印刷するだけなのに気が進まない
みんなこういう風景を経て
それでも新風を感じる
元日に届くハガキ
....
風が吹いている
名前を決めてよ、この風の名前
肌に触れる
さわってくる
君の名前が知りたい
声はいつ届くだろうか
日々は月日をまたいで過ぎ
明るすぎる日光は物干しにぶら ....
目を 離している
隙に
好きな 角度で
上昇を 続け
終ぞ 真上で
微笑んでいる
月の光に
導かれたくなる
瞬間
★,。・::・°☆。・:*:・°★,。 ....
独りでシーソーに乗って
つぶやく
Seesaw Seesaw
see 見る
saw 見た
see わかる
saw わかった
see 会う
saw 会った
see ....
原因不明の
高熱の真昼に
ビーチサンダルの真似事
灼熱の砂浜を
踏みつけながら
彼女に伝える
夏の終息
沖へ行った
片方だけ
流されていった
さようなら
ビーチサンダ ....
春になったら、君に想いを伝えよう
夏になったら、君と海を見よう
秋になったら、君と手をつなぎ散歩に行こう
冬になったら、君に寄り添って暖め合おう
来年の春になったら、君にプレゼ ....
あなたの皮膚に、脈うつ血流に、閉じた瞼の裏側に。
私は残ります。
あなたが生きている限り。
わたしは、ここに。
なぜだか私は卑怯者のように口を閉ざしてしまった。
まるで描写に値するものを失ってしまった画家のように。
よもや今に始まった訳でもあるまいに。
そう、私は穴蔵の鼠で人知れず格闘しているのだ。
....
今日を
空へ投げたら
落ちてこなかったので
僕の今日はきっと
地球的失敗で
宇宙的成功だ
なんて
いつか
覚えていないが
あのとき
大きく投げられてしまった僕は
くるくると回転し ....
日常生活には様々な違和感が存在している
その違和感は
違和感を感じる当事者以外には
どうでもよいことが多い
このどうでもよいことが
新たな違和感を生み出すことも考えられるが
まず私は
....
2046 2047 2048 2049 2050 2051 2052 2053 2054 2055 2056 2057 2058 2059 2060 2061 2062 2063 2064 2065 2066 2067 2068 2069 2070 2071 2072 2073 2074 2075 2076 2077 2078 2079 2080 2081 2082 2083 2084 2085 2086
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
5.41sec.