ことばに かこまれすぎたので
うみに いった
なみが うたっていた
かぜが うたっていた
ぼくは くちを あけて
うたを すいこんだ

いみに おいかけられすぎたので
やまに のぼった ....
君と僕の間立ち昇る蒸気 少し高いところから注がれるミルク
軽く手を添えて 彼女は僕に笑顔まで添えて

白と黒の渦を巻くさっきまでのブラックコーヒー
束の間の現実逃避
優しく微笑むウエイター ....
他人の心の扉を開いて大切な物を

奪う事が得意だった俺には

開けられない物なんてなかった

他人の幸も不幸も俺は奪う事ができた

ふと、自分の扉を開いてみたいと思った

だけど鍵 ....
あいつは何をやっているのだろう・・・・
小さな世界の自身の等身大との格闘

アタシは審判なんて頼まれていないけれど 裁く慰めもない
傍観の繋がり魂 他人さ
眺めてはいる

いい景色さ
 ....
主人公であるなら
殺されてはいけない
最初に殺される被害者は主人公ではないからだ
犯人か探偵であるべきだ
だが誰かが殺されなければ
犯人は犯人たりえず
探偵も登場しないだろう
つまり殺さ ....
言葉にしないことがある

このことを言葉にすると
君の不安が増えるから

だって
言葉は
安心より不安に寄り添う力が強いから



言葉にしたいことがある

このことを言葉に ....
自分を理解する時
何も見えなくなる
だからこそ気づかされる
人の言葉に


自分が見えない時に
他人を感じられないなんてのは
嘘だ
僕は死んだのだからさ


昼間から何も口 ....
じょうりくが
ほかのと
たのしげに
はなしているのを
みたくないから
はやく
かえることに
したが、
たぶん
ふたりだけ
のこって
ごはんとか
たべてる

ひみつの
うち ....
いっぱいいるよ
        いっぱいいるよ



詩の鬼 鬼の国



がらくたに名前をつけては

風景をつくるよ

 波打って広がる

   きりがない   霧しか ....
砂嵐が吹く
視界は閉ざされている
テントをはり
過ぎ去るのをじっと待つ

轟々と
音が響き渡る
その隙間から
遠吠えのようなもの
悲鳴のようなもの
雷鳴
雨音
地が軋む音
懐 ....
木のおもちゃには
ぬくもりがある

けれどもそれは
物の扱いに手慣れた
おとなの語り

おさない子には
木は硬い

角を落とそうが
やすりをかけようが
木の硬さはなくな ....
野良犬沢山集めて飼って
近所から苦情殺到のオヤジが
「ボク、もう疲れたよ」と
餌やりを放棄したために
それこそ10ダース分の犬が餓死した
オヤジは動物虐待の罪に問われている

銀行強盗に ....
宇宙りんご

おおきくなあれ

宇宙りんご

おおきくなあれ


ジェットコースター

日本晴れ

ぶりの照り焼き定食

箸でつく

優しい一日また明日


宇 ....
しんどい時 

メールすら したくない 
何も したくない って時も あるだろう、

そんな中での メールに
心が ほぐれた

今回は 長い 長い 氷河期
年齢を 重ねた分だけ 悩み ....
二日酔い

乾杯する前に戻りたいなんて後悔
吐いてからしたって後の祭り

祈ったって
地面に落とした犬も食わない離乳食は胃には戻らない

どうしたそこの通行人
カエルの解剖でも見た ....
盲の猫の爪が長い 歌詞も音程も違っている ギャフンと言おうとして舌を噛んだ 三半規管がサンバで踊る酔っ払いが
縁石上で
綱渡り

両手を広げお尻をフリフリ
綱渡り

街灯のスポットライトを浴びて
綱渡り

電柱に出会ったら
左手かけて
ターンで かわし ....
出張から帰って来たんですね?

ああ、今朝ね
クアラルンプールは暑かったよ

今夜はいつもの焼き鳥屋さんに行きますか?

珍しいね ハチから誘ってくれるなんて

でも、もっと上手い ....
おでんを食べて体が温まる
寒くなるとおでんをする回数が増える

家族揃って食べる
ありふれた会話が続く
愛が漲っている

母のおでんは最高に美味しい

しっかり味が染み込んで
でも ....
ぽつん ぽつんと空から降りてきた 冷えたつぶは
壊れそうな私の身体に ぺたっと張り付く

いつかスキー場で見たサラサラした雪ではなく
もっと水分を含んだべったりしたその物体は

私の冷えき ....
…それから目覚めると時計が止まっていた。
粗大ゴミ置き場で拾ってきたのか丸い壁時計。
電池を入れ換えようと横に寝かせるとまた秒針が動きだした。
縦に戻した針は震えるばかりで一向に進めない。
 ....
息を止めたい

男は私を笑っているのか
女は私を笑っているのか

どこを掘れば、どこをさらえば、どこをのぞけば

美しさはそのぎらぎらとした光を跳ね返して私の目を眩ませてくれるのか

 ....
苦いものは苦手だ。
子供の頃から苦いものを避けてきた。
だから、いつも甘い毒を口いっぱいに頬張って生きてきた。
頬張れば見栄えが良くなると信じていた。
遅延性の劇薬と知らずに致死量を超えていた ....
今日も窓辺にやってくる
懐かしいあの人
雨は今も僕の恋人
悲しい音の持ち主

五月雨は憂鬱
それ以上泣かないで
五月晴れは恋しい
君よどこへ行った

梅雨の長引く六月の花嫁

 ....
パスカルの「パンセを」を開いたまま
{ルビ転寝=うたたね}をした、瞬時の夢の一コマで
見知らぬ教師は
黒板の上から下へ
まっすぐ白い線を、引いていた

そこで目覚めた僕ははっきり、{ルビ識 ....
めらめらと、只めらめらと
燃えさかる火を、胸に潜めて
{ルビ一日=ひとひ}を生きよ――

気づけば、今日も
日は暮れていた…という風に  
                 140110


新緑の町から湧き挙がるパワートレイン
ドリブンされた満腹感を味わえ
指令の下にひた走る亀裂だらけのハイウエイ
国税庁の管理の下に地下深く ....
我が家には
安心してオナニー出来る
スペースなんてない
嫁さんが
いついかなるときも
私の行動
特に左手の動き(左利きだから)を
監視しているからだ

宇宙に行きたい
嫁さんのいな ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
うた村田 活彦114/1/12 1:14
チェックアウト1*14/1/11 23:58
心の扉リィ014/1/11 23:00
あいつは何をやっているのだろう・・・・朝焼彩茜色7*14/1/11 22:45
推理小説ただのみきや20*14/1/11 21:56
言葉にしないこと 言葉にしたいことichiro...6*14/1/11 21:55
心の中の灯番田 014/1/11 21:28
グリアム、グリーンa014/1/11 21:21
野に鬼の国なけま、たへ...114/1/11 21:18
I don't mind ghostopus014/1/11 19:27
木のおもちゃ千波 一也314/1/11 17:01
腐乱ダースの犬花形新次114/1/11 14:26
宇宙りんご吉岡ペペロ414/1/11 14:10
人生の約束藤鈴呼2*14/1/11 13:00
二日酔い114/1/11 10:55
盲の猫の爪が長い北大路京介314/1/11 9:37
歌詞も音程も違っている414/1/11 9:37
ギャフンと言おうとして舌を噛んだ414/1/11 9:36
綱渡り芸人から飛行機になって飛んでいくichiro...6*14/1/11 9:21
今 東京、メルボルン、上海、KLコバーン314/1/11 9:04
おでん夏川ゆう314/1/11 9:00
午後2時の太陽葉月桜子314/1/11 4:50
〇時計アラガイs3*14/1/11 3:33
いつも見つめる山鷲214/1/11 2:05
甘き毒を口に海鷹四季道314/1/11 1:52
雨の恋人うみこ5*14/1/11 0:04
夢の火    服部 剛614/1/10 23:59
風の一日514/1/10 23:56
新緑あおば12*14/1/10 23:15
スペースオナニー花形新次114/1/10 22:57

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