エニグマで詩を暗号化してやった
解読したければ男娼にでもなって
チューリングを引っ掛けて来い
8725 4011 7096 2556
7824 4126 4126 8108
....
3億円くらいあれば 死ぬまで金に
困らず暮らせるけど
金持ちはその金で石を買って喜んでいる
俺が一生で使う金よりも
その石の方が価値があるなんて
自分の一生って...
ひとひとりの心のなかは、いつだって戦争だから
これ以上戦うひつようはない
そう言って花鋏をつかみとる
淡き生活
さっき来た人からおばけやしきの話を聞く
夜になるとあやしい光や音がよく目撃されるとのことで
なかなか借り手がつかなかったのだが
ある日 怪異は近所の子供の仕業だったと判明して
ひとまずは一件落 ....
ちそ
かいせいが
だいじな
せいどだと
みなに
しらせる
しごとを
して
さん
ぱーせんと
さんぱー
せんと
さんぱー
せんと
と
3かい
いうと
のうに
はいって ....
元インドネシア大統領の
第3夫人から
ビンタ3発食らわされた
第2夫人なら
2発だったかも知れないと思うと
1発得した気分だ
大事件があると
関連する専門家や事情通が
ピンからキリ ....
4:5と悪霊。
「あなたの脚は与えられないかもしれません、手に支援される-- ]
--"(カーブ)-- 1つ、石--
4:6の頂上でセット
彼は神の子ども
「--リーダーシップにふ ....
ケセラセラで死んだ
みんなと結婚してあげる
帰宅した父から硝煙反応
かなしみは
凍てついたりしないから
いつまで経っても
わたしは
楽になれずに
ひどく体温をうばわれる
硬いものなら
落としてしまえば終わりにできる
手から放して
決別 ....
かんかん光る
かんかん踏切
かんかん降りる遮断機の
かんかん赤い光の点滅
その先線路を
飛んで行く
暗闇の中
急行電車が
飛んでゆく。
かんかん手を振る二歳の息子
電車を見 ....
人生のマラソンだ
なんて 言いながら
あなたが
手を広げて やって来る
私の 目の前で
ゴールテープを切る
縁は 繋がり
途切れること 知らず
掛け違えた タス ....
私は数年間とある国家試験の浪人をしていた。朝、まだ日も昇らない頃に起きだし、蛍光灯をつけて教科書を広げひたすら読んでいく。体力が充実したら定期的に答案を書いていく。それは望ましい地図を作る作業 ....
乱雑な色彩に紛れた美しい蝶
鈴のように澄んだ歌声は皆を惹きつけた
キラキラとした鱗粉をまとい、
ゆらゆらと魅惑する舞を皆が愛した
幸福を囁き癒しを与える蝶もまた皆を愛した
そんな平和がぐ ....
(雪降る時間 あのひとの指がきらりとひかる、
わたしはくもりガラスの向こう側で)
あのひとを思うと 白い雪が降って、
わたしの肩にも髪にも舞い落ちる
そしてわたしは あのひとで ....
時間が目まぐるしく回転している。空想ではないゆえに理想的な弧を描く。天からこころを探すための装置が覗いている。場所のカケラの発露。手すりに掴まっている子どもが見える。
もう少しだけ待って欲しかった
きっともっとうまく笑えるはずだったのに
まだ恋が芽を出す途中
強制的に打ち切られてさ
なすすべもなく ほら さよなら
曖昧で でもそれ以上踏み込めなくて ....
電車の窓から街のネオンが走る
走馬灯のように次から次へと走る
冷たく糸を引く青 青 青
LEDの青い光
お婆さんが語りかける
光で語る
娘時代に紡いだ糸の話
ティーンエイジャーの華奢 ....
ひとを好きになって
はずかしかった
目も口も鼻も手足も
はずかしかった
話すことも黙ることも
さわってもさわられても
泣きたかった
赤くて青くて
欲しかった
あふれるまぎわの気持 ....
起きたら忘れる夢を見た。起きたらなんの夢を見ていたのか忘れた。夕方に雪が降るらしい。今、雪は降っていない。洗濯機がゴトゴトと音を立てている。僕はそれを見ている。
熱を帯びた扁桃を
通過する
酸味をふくんだえきたいは
ほどよく冷えて
生きていることが
すみずみまで広がっていく
――体温計の中の赤いめもりが行ったり来たり
ひとふさ
ひとふさに
大 ....
めざまし、ジャンケン、ジャンケン、ポイ
私はグーを出したので
パーを出した人が勝ちです
勝った人の中から
抽選で1名に
私、ミサトの身体をプレゼントします
オオーッ、ミサトオオーッ
....
虹の空を歩いて跳ねた
遠くでは
雨粒が水たまりに幾度となく指紋をつけている
灰色の朝、続くまどろみ、
曇天の間を隠れ現れ 隠れ現れして
時は止ま ....
ぼくたちは雨を防ぐために、濡れないために、他のものを濡らすしかない。ぼくたちの代わりに濡れるものがあって、ぼくたちは乾いたままでいられる。
墨を磨ったみたいな色の雨が降る。それは夜の色と同調して ....
誰もいないような日に
眠りに落ちていくだけだけど
掴みきれない言葉は だけど でも
手の中に使い古されたまま
闇に自ら隠れているようにも見える
昨日は六本木だった
スキマスイッ ....
手毬とよく似た
日輪の影
不浄を仰ぐやわらかな羽
いつか、どこか、で
お会いしましたか
生まれたばかりの蓄音機
多くの角砂糖が 紫蘇色のスカートにこぼされても
彼女は 眉ひとつ動かすこともないだろう
ただ膝のうえで掌を握っては開き(開いては握り)
あなたの影が砕かれていく その場所 ....
優しい人の手を拾った
深夜だった
路上の片隅に転がるそれは
少し青白く
何だか寂しげに
落とし主が戻るのを待っていた
ひんやりと冷たく
落とせば砕けそうな手だった
それでいて重たく ....
駐車場にやっとたどりつき車を止める
前が見えないほどの雪が降る朝
ライトをつけての通勤
白い雪の中に ぼんやりと光が見える
そういえば昔に ライトを消し忘れて
車のバッテリーをあげた事が ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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