しずかな曇り日

サイレンが鳴る

すみやかな避難を告げている

雲のすきから光が射している

神話のような光の柱が

地上を柔らかくつらぬいている

ミサイルはまだ見えない
 ....
雪の降る夜に
あなたは去った
ショートメールを
一件残して
「今までありがとう」
優しい終わりは
一番辛いって
あなただって
知ってるくせに

おりものシートザロンリネス

欲 ....
命が革まる
1つの国が死に生まれ変わるのだ
魂が響えるか
草の葉が風に揺れれば、他も同じく響き合い
揺れて草の音がする
一人が風に揺れれば、他も同じく共鳴し
人の声はしだいに共 ....
 



あなたの詩のそばに

生きることは

あなたのそばに

生きることと同義だ
ヒシャクを使って
核実験を行っていたところ
突然眩いばかりの光に包まれ
不死身の肉体と
完全悪の精神を手に入れた
真行寺公夫は
Dr.アトミックと名乗り
世界征服を目論むようになった
 ....
時はいつも人を吹きすぎてゆく
ちいさな想いや願いを散り散りにして

もうあの時のうたは
二度とはうたえない
いちまいの絵のように
すでに過去のギャラリーに
展示されているのだから

 ....
夜中に窓枠がぴしりと鳴る
夢のなかから呼び戻されて
枕元をさぐった手に触れるものがあり
それは感触で人の耳だとわかる
よく見えないがそれはたしかに二切れの耳で
ゴムのおもちゃのようにも思える ....
首なが族の少女が耳にあてたアイフォンからきこえるウォール街の足音は、ジブンヲカンジョウニ入レズニ通り過ぎるようで

プラットホームにとり残された風が
形の悪い、過冷却の耳を凍らす


 ....
Z

さようなら 散っていった夢なら全部引き受けよう
たったひとつのこの命に 君という名前を刻んで
私は行く この命が続いていく限り
それはつまり 君が生きていたという証だから

喜びか ....
ただ伝えたかった
君の耳へと届いた瞬間にシャボン玉が割れるように消えてしまったもいいから 
ただ伝えたかった 
誰よりも愛おしい君よ 
誰よりも愛らしい君よ 
ずっと笑顔でいて 
ずっと幸 ....
遥か草原のようなこの街を

ひとつかみの雲のようなふたり

あてもなくさ迷い飛んでいる

建物の影や光や風

ぼくには優しくすることもできない


だれかに守られている

幸 ....
  「無理です。」

こんな言葉を最近よく聞く
そういうとき僕はいつも同じことを言う

「本当? やってみないと分からないんじゃない?」
「失敗してもいいじゃない。」

皆、真面目に一 ....
結局自分が一番好きだったのは
あの人だったのだな、と
あとから思っても間に合わない

その痛みは経験として蓄えられ
次にはもっと賢くなっている
という類のものではない

手にしたはずの ....
地球が生まれてから何億年も経っているのに
まだ青いなんて他の惑星はきっと地球より
年寄りなんだね
仮想
ブラックホールを目のあたりにして
シンボルはちびった

 りらりら、らりら

追いつけるものなら、捕まえてみろ
術らかな言語が
かれを果実(もくてき)と思いこんだが
うだる密林 ....
鏡を覗くと知らない人が映っている
引きつった頬はまるで人さらいのようだ
人さらいの口から人さらいの牙がにゅうっと伸びてきて
葡萄の彫りのある鏡を突き破りそうになる
あわてて毛布をかぶせて
奥 ....
読めない漢字の人と付き合っている 女に愛されず女になる 過去に生きて彼女が歳をとらない 視点をかえてみれたなら
世界はどんなに広いだろうに

視点をかえてみれたなら
あなたはずっと優しいだろうに

視点をかえてみれたなら
夕陽はどこでも綺麗だろうに

視点をかえてみ ....
わたしはダメだろうか?

どうか空からにょろにょろの
光の束が落ちてきて…

いや、よそう。もっと現実的に。

わたしは欠陥ポンポコリンだ。
利己的だ。

だが無論それだけでな ....
詩が好きです。特に現代詩が。自分で書くこともありますが、もっぱら読む側です。もっとも、読むようになったのは高校生になってからです。
図書館が好きでしたし、本も好きでした。周囲があまり読まない本を読む ....
なんか
一生懸命名に
書いている
それが
他人様から
みて
あーだ
こーだ

いわれても
まったくお構いなしで
つまり、
あいうえお、
かきくけこ
って、アレ? 
まだ ....
スカトロりんが
プレイ中に浴びた
大量の糞尿を
臭いもろとも
完全に洗い流す
超強力シャンプーを買った
だって貴女の
強烈なんだもん

ノッポさんと
ワクワクさんが
ボール紙の使 ....
同じ時間に目が覚めて
同じ時間に朝食を食べて
同じ時間に家を出る

朝の空気は何処までも新鮮
朝の光が元気な体を包む

眠気を感じるよりも
どんな一日になるか考えて
ワクワクすること ....
通り雨が来る
境いめが震える
立ちはだかり
のぞきこみ
すぎてゆく


片腕の痛み
花の名となり
たましいをひとつ
門の前に置く


暗がりが立ち
静けさを ....
部品がいっぽん足りなくなって
このままじゃあ埒が明かないから
町まで買いに行かせてくださいと頼んだのに
ひょいひょいとあばら骨を抜かれて
蛸みたいに伸びている
はす向かいの煙草屋から2メートル借りて
となりに住む大学生から4メートル借りて
街頭募金を装って6メートル借りて
それでもたりなかったから交番へいって3メートル借りた
夜爆発して
住人が ....
それでも二人は
かわいていた
恋はいくつも死んで
錠は錆びきって
まだ出会ってさえいない心持をして
川はそのまま塊を引きずるように流れ、

糸は母と子を零度の息に落とし。

(しばし沈黙のあと)

椅子の脚を引きずる音が鼓膜を満たす。

それは悲鳴に似、烏は屑の中で生まれ、

糸 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
サイレン吉岡ペペロ214/1/19 10:30
おりものシートザロンリネス花形新次014/1/19 9:41
革命星☆風馬114/1/19 9:24
まる自転車に乗れ...514/1/19 8:32
ファットマンビギンズ Dr.アトミックの臨界実験花形新次014/1/19 7:05
風のギャラリー梅昆布茶1814/1/19 6:05
お供え[group]春日線香714/1/19 4:31
オンザレール末下りょう314/1/19 2:53
Zitukam...014/1/19 2:13
ただ伝えたかった文字綴り屋 ...114/1/19 0:04
草原の時よ吉岡ペペロ3*14/1/18 23:03
失敗してもいいじゃないichiro...8*14/1/18 21:28
一月を生きてみる瀬崎 虎彦014/1/18 19:39
独り言2リィ2*14/1/18 18:54
シンボルくん (ご利用は計画的に)乾 加津也11*14/1/18 17:41
人さらい春日線香214/1/18 16:57
読めない漢字の人と付き合っている北大路京介414/1/18 16:43
女に愛されず女になる014/1/18 16:43
過去に生きて彼女が歳をとらない514/1/18 16:43
視点hiroto...3*14/1/18 15:22
わたしはまきしむ014/1/18 14:35
無題若林114/1/18 12:12
どうよ? atsuch...2*14/1/18 11:53
スカトロケアシャンプー花形新次014/1/18 9:24
朝感じること夏川ゆう214/1/18 8:58
夜と淵木立 悟314/1/18 8:48
部品春日線香314/1/18 5:55
はるな1114/1/18 3:19
それでも二人014/1/18 1:23
「肉体から出でて、呼吸の跡」宇野康平214/1/18 0:52

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