誰と会うことのなかった日
知らない間に眠りに落ちた僕は
音楽を聴いていた 僕は そうだった
よだれを 一滴 枕に垂れ流していた
きっと誰もが唇の中から落としている
同じ道を歩いている 誰 ....
宅配業者が使う
台車みたいなのに
仰向けで乗り
物凄いスピードで滑りながら
氷の上にあなたへの伝言を刻む
「あたしのこと
どうか笑わないでね」
ともに歩んできた道はもうそこにはなくて
それでもこのまま行けばいつかまた君と出逢えるかな

雪が降り僕の声は届かない
分かっていてもあの日大好きだった一輪を握りしめて

去年の今日思い出せ ....
不発弾を掘り出したというので見にきたが
大きな穴が埋められもせず空いているだけだった
校庭には名残の雪が汚れた骨のようで
からっ風が髪を乱して吹き去っていく
花壇にはパンジー どれも顔みたいに ....
市井のすみで本能が

真実をねじまげるのは何故

真実とはからくりのようなもの

本能とは時限爆弾のようなもの


共働きの内縁の

事実婚のカレーのルウ

遠くから澄んだ口 ....
少年が少女に恋をする 

少女の心は恋によって女性へと孵化していく 

しかし少年はまだ少年のまま 

いつしか少女は愛を知る女性へと変わる 

少年はその愛を受けてもなお少年のまま  ....
出会ったのは
文字の中で
言葉に隠れる君の気持ち
気づけなくて傷つけた

言いあって笑いあって
喧嘩しあって 触れあって
積み重ねが近づけてくれた
二人の距離を

突然に広がる
 ....
「温かいですね」

いや〜面と向かって言われると照れますな〜

「このエコバッグとっても温かいです」

「え?」

「ずっとレジ打ちしてると手がかじかんで…」

なんだエコバッグか ....
ひとまわり大きくなった太陽が
西の水平線に沈んでいく

この海はどこへでも繋がっている
海岸には奇妙な文字が氾濫している
塩化ナトリウム水溶液で繋がっている
巨大な電池だって作れる

 ....
冷めたグラスなら
白く、くもる

すこしの間

わたしの吐息で
すこしの間

白く
くもる

そこで

あなたを呼んで
みた

そこにはいない
いるはずも
 ....
せめて私の全人生で愛を感じたい
せめて私の全人格で愛を語りたい
寒風の中にも
日差しは感じられる
心に咲く花は
何色だろう
今,
歩いて行く道が
怖くて恐ろしくて
やめたくなって
もらした小便のうえに
座り込んで
震えているような
自分を
見つけたら
謝りなさい

しわだらけの
母ちゃんのオッパイが ....
こわくない
冬なので
こわくない
ビタミン剤あるから
ぜんぜんこわくない

花柄の靴したを
いつもばかにされても
構わないで履きつづけていた
ななちゃんは9歳だったのに
勇敢だ ....
Icey

高級治療、高級食事
A rosy face,
I see your face.

That: it is,yerrow ribbon,
Yerrow boots.
震える身体を
抱え込むようにして
きみを風から守った
軒先の松に積もった雪が落ちる
ハッとして振り返った
ひと気のない路地裏
闇はどこまでも深く
すべての音は吸い込まれていく

ジャ ....
騙し 騙し
抜き足 差し足 忍び足

騙し過ぎて
何処からが 真実なのか
分からなくなってしまった

なんて
何時もの事だから
余り 気にしない

気にしないけれども ....
腰ふる星ふる ひさしぶりに起きて夏の雨の味 猫が背伸びしてお迎えの時間 朝靄のなか
Mr.レンビンは、ありきたりに憐れんでいた


空を、そよ風をあわれみ
音を、つばさをあわれみ
湖を、呼吸をあわれみ
棘を、音符をあわれみ 、
鏡を、必然をあわれみ

 ....
とても疲れていた
何も見えないから少しだけ
何もかもが 見えない 他人のようで
言葉数も少ない影の中にいた


そして 家に帰っていた
金の残りもわずかな自分がいて
使える体力も残 ....
奥行きがあるとはなんだろう

そこには私の視点ある
見えない眼球を通して

目が覚めたら3億年が過ぎていた
生まれたことを思い出せば
何が時間であるのかはわからない

向こう側に扉が ....
ダメダメだ…
神様さぁ…ねぇ聞いてくれる?

力をどんどん吸い取られているような…

一体、どこのどんな掃除機よ!
私を何だと思っているの?
私!…私は……
私は正直なのよ!

自 ....
アスファルがキラキラと光る
夜の影がユラユラと揺れ
ぼんやりと町は水の中
今ね少しわかるよ
君が雨を好きだって言ったこと
スキージャンプ日本代表の愛称
ほとんどの奴は
こう思ってるくせに
まったく偽善者面しやがってよ
ヘルメットの上からハチマキして
各国応援団席に突っ込んだろか、オオッ!
まずはお前らからだ! ....
摂理という美の魅力によって
自然は不思議という概念を創造した

ある石は固く曲がることはない
ある石は蒟蒻のように柔らかく曲がる

甘い蜜でしたたかに誘う花もあれば
容赦なく殺す毒を持つ ....
言わない、っていう気持ちは
選択肢

だけど

言えない、っていう有り様は
選択肢にならないね

さかのぼれば
選択の末の有り様だと
わかるはずだと思うんだけど

選択 ....
猫背の猫、
あたらしいグランドピアノ
その黒鍵よりくろいひかり
猫の、目の、奥がものがたる
誰も見たことのない、できない
猫の詩、
白鍵を選び歩く
猫の、足の、裏がかなでる
雪より白い ....
あのねえ
ゴムが入っちゃったくらいで
いちいち来ないでくれない?

そんなの
指突っ込んで
摘み出しちゃえばいいのよ

どうせ いろいろやってんでしょ?
なーに ぶってんのよ
 ....
ゴーストガッキーくんへ
以下の通りに書いてくらさい
750円でたのんます

情景描写から入る
淡々と静かに

雨、風、樹木、信号、アスファルト
こどもたち、傘、渋滞、落書き

次に ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
近所のネコに贈った詩番田 014/2/19 0:55
リュージュの伝言花形新次314/2/19 0:23
最後の雪014/2/19 0:11
残されたもの春日線香114/2/19 0:06
豊かな風の音吉岡ペペロ314/2/18 23:44
無題文字綴り屋 ...014/2/18 23:20
僕らはムウ214/2/18 23:12
藤吉郎さんはバレンタインデーの4日後にうまい棒をもらって喜ぶichiro...1*14/2/18 22:42
温泉旅行藤原絵理子714/2/18 22:16
告白千波 一也114/2/18 16:41
渡辺亘214/2/18 16:03
謝りなさいalju214/2/18 15:39
障子紙はるな1014/2/18 14:05
Icey生田 稔014/2/18 12:34
ビックカメラ花形新次0*14/2/18 12:13
蟹味噌の頃藤鈴呼1*14/2/18 11:23
腰ふる星ふる北大路京介314/2/18 9:45
ひさしぶりに起きて夏の雨の味214/2/18 9:45
猫が背伸びしてお迎えの時間914/2/18 9:45
朝食まで末下りょう1*14/2/18 2:23
日曜日からの月曜日番田 414/2/18 1:19
扉を開ける佐藤伊織514/2/18 0:41
そう、じきに、ねシズクにて1*14/2/17 23:04
こいち214/2/17 23:00
神風ジャパン花形新次114/2/17 22:41
まろやかな不思議ichiro...11*14/2/17 22:34
選択肢千波 一也114/2/17 22:26
猫の猫による猫のためのグランドピアノ左屋百色10*14/2/17 22:25
お譲ちゃん藤原絵理子1*14/2/17 22:14
指示書花形新次1*14/2/17 21:51

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