生まれてくるときはひとり
死ぬときもひとり

だけど
笑うのも
泣くのも
怒るのも
ひとりではできないのが不思議

そして
笑ったり
泣いたり
怒ったりしないと
 ....
お喋りして良いかしら
もしもある女性が心は男性だったとして
でも同時によ
同性愛者だったとして
男性を愛したとする
すると
そとからみれば普通の異性愛者と見えるでしょう?


北 ....
さめたみそ汁

水たまり

霞や雲が

大人しく降る


風に運ばれ

光に刺激され

歴史の束の間

毒をおびる


ああ、黙っていたら

損をするなんて
 ....

あちこちゆらゆらゆれるしろがね
原っぱで ぽつんとひとりそよぐ
手の中のまるみをおびた小石が
ほんのりあたたかい
地面の土は黒く底はなく
白い息 宙へ解ける明滅
山脈の稜線の縁は ....
どうやったら振り向かせられるか解らなくて

戻ってきてよ
戻ってきてよ

それしか呪文のように
出る言葉はなくて
だけど
打てる文字も
伝えたい気持ちも
天の邪鬼だから
僕は本音 ....
あの季節
自分のからだから、言葉がはがれ落ちてくのを
見てた

のりに浸した活字みたいに薄い
僕のなけなしのロマンチックを
きみの目がやさしくピンセットで
やわらかな原稿用紙に押さえつけ ....
私の中に言葉がやってくると

私はつい沈黙してしまいます

・・・私、詩人なんです

馬鹿馬鹿しい事に



私だってジャニーズが好きです

特に、亀梨君が好きです

真面 ....
君がまだ雪の原にいる頃
わたしはあおい花に挨拶
こんなに違うね
いま君がいる国と
でも今日も君の声が届いた
おやすみなさい
おやすみなさい
声だけの君に
おはよう
おはよう
朝のメ ....
西側の二脚の椅子に
座っていた
子らは
ふくふくと育ち
ようようと三月へと出かけていった

つながったひとつのベンチに
結果 残されたようになった
夫婦は
横に座って
同じ景色を眺 ....
 瞳


二月の白い雨の中
何もかもが凍りついた冬日
畦の匂いさへ凍りついたまま
も吉は冷たい闇の中で
いつもの道を見失ってしまった
今日はどうしても
まっすぐ歩けない

も吉を ....
大学生になってCDプレイヤーを買った。私が主に聞いたのはバッハやモーツァルトなどのクラシックだった。勉強に疲れた夜中、部屋を真っ暗にして目を閉じて音楽だけを聴いていると、まるで自分がどこでもない場所に .... {引用=

「カスタネットを叩く小さな手が、乾いた音を空間に弾かせて赤と青のあわいにある星を見つけようとする。白眼は青みがかっていて世界中の秘密を引き連れてまだ秘密を作ろうとしてい ....
  かなしい歌をつれて、
  春風がきみの頬をさわるとき
  ひとびとのささやきは町を彩り
  光が、もの静かな雨のように靴に落ちる
  白い花の影がひとつ、心のなかに揺れている
  ....
ある聖夜ふと訪ひし教会に
聖誕のミサいかしくも
執り行へり鐘や鳴りつつ
我は信徒にあらねども
珍しければ連なりて
慣れぬ祈祷にしばし参じぬ
司祭は儀式進めたり
謝祷交はして会堂の
時説 ....
あなたが とても有名な
シェフなんだって ことは 知ってる
でもね アタシ
スイーツが 大好きなの

月曜日は なすカレー
火曜日は ひきにくカレー
水曜日までは 楽しめたわ ....
今昔の犠牲
なぜ腹筋が

ビネー検査の賜物
なぜ腹筋が

TOMATOの発声
なぜ腹筋が

絡まる兄さん
なぜ腹筋が

額ずいて常夏
なぜ腹筋が

やんごとなきリズム
 ....
正しいとか間違っているとか
分からなくって半信半疑の中で
動いてる

分岐点の上に立たされて
地図も無くって地平線の彼方は
動いてる

1つ欠けてるジグソーパズルは
スライド式って未 ....
出来るでしょうか
目に見えない心を磨くことなど
出来るでしょうか
形のないものを磨くことが

かつてある食品会社が
「水を磨く」と言いました
大河の水は汚れています
池の水も汚れて ....
脳髄の軋むリズムが鼓動とリンクするので、心中に欠陥があるのだと気づいた朝早く、曇りがちな空に君臨する鴉は、街のずっと向こう、やってくる朝日を誰よりも早く眺めていた…ベルトコンベアーに乗っかっている .... 彼は私の事が好きだと思ふ

夕方彼の後ろに確かに居た

タレソカレ

彼の影は彼だ

だのに

影の彼は私に違ひなゐ
雨のNoisy負け 置いてけぼり加速している 月が昇らぬ夜もドカドカ歩く 見た目は確かにそそられるが
実際に相対すると
もてあましてしまう
豊満、このじれったさ
沈黙の微粒子が
ソーダ水のようにはじける
僕の部屋の夕暮れ
音楽も聴かず
テレビも見ず
ソファに座っていた
LEDの電灯は
人の気配に感応して
点灯するのだが
やがて
ぼんやりと消 ....
サザエさんを見ると悲しい気持ちになるの
と言った君を抱きしめたい気持ちで一杯になる

ほんの小さな幸せにこころ満たされてゆく
あなたにもあるはずさ 小さな幸せを感じる時が

夢の中で見た人 ....
 コルシカの兄妹

悲しいコルシカの娘
今宵も兄を思いて涙ぐむ
あれはととせも前の頃
船で旅立つその兄と
思いせつなく別れたのは

地中海の波荒く
兄は行方も知れずに
そのまま ....
君を好きに
ならせてくれて
ありがとう

今日も僕は
僕の宿命と
戦っています
ひとの心に降るという
ましろな雪に
触れたくて
ずっと
ひとの命に寄りそって
ひとの命を
慕ってきたけれど
それは
もしかしたら
ひとの命を奪うことに
なっていたのではあるまい ....
私の楽観主義は
現状は必ず変えられるとの
信念に基づいている
故に強くあろう
しなやかであろう
なんとしても負けない心を持とう
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
その間だけでも小原あき6*14/2/27 14:34
サークル「群青」 課題「紫」 『赤と青の間』木原東子7*14/2/27 14:12
天気予報吉岡ペペロ414/2/27 13:35
芒野原こしごえ3*14/2/27 13:15
となえられない呪文最都 優014/2/27 13:10
ポエムユッカ614/2/27 12:44
詩人女子yamada...514/2/27 9:28
ちいさな物語もっぷ314/2/27 8:32
二月は未来を調整しますそらの珊瑚17*14/2/27 8:25
北の亡者/Again 2014如月〜皐月たま25*14/2/27 8:12
音楽葉leaf114/2/27 5:47
星野屑子の冒険手乗川文鳥8*14/2/27 1:33
春の歌草野春心614/2/27 0:59
聖誕祭織部桐二郎2*14/2/27 0:43
カレーライス藤鈴呼0*14/2/27 0:21
ニューエイジ(2014.2)新嶋樹114/2/26 23:18
動くムウ114/2/26 23:04
磨くイナエ22*14/2/26 22:45
鴉は生産工程を嗤うホロウ・シカ...014/2/26 22:43
遠影ウィメンズデ...114/2/26 22:35
雨のNoisy負け北大路京介014/2/26 21:34
置いてけぼり加速している314/2/26 21:33
月が昇らぬ夜もドカドカ歩く614/2/26 21:33
豊満花形新次014/2/26 20:19
僕の部屋の夕暮れ和田カマリ5*14/2/26 19:02
小さな欠片ににい114/2/26 18:55
コルシカの兄妹生田 稔114/2/26 16:27
断片渡辺亘114/2/26 14:23
暴風域千波 一也614/2/26 14:04
友よ強く渡辺亘114/2/26 11:32

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