ろくに誰とも話もせずに
行きたいと思う場所を
思い出の中に見つめたけれど
すでにそこには何もない

色々な自分を思い出した
アマゾンの商品や 僕の  
軽音楽で 響かせる 頭を
寂 ....
君の「想い」など
上からななぞれば僕にも書ける
僕の「想い」など
一度眺めればそらでも書ける
そんなものが尊いというのなら
僕はあらゆる尊さを否定する
生の上にあぐらをかいたすべての人間の ....
きっと時代がそうさせているのでしょう

悲しげに踊る雑踏、行軍のよう、でもあなたたちを愛しているから

さからわないよ

きっと時代がそうさせている。あなたが何で落ち込んでいるのかわからな ....
やっぱりシーラカンスは
水の中でじっとしている
静かな静かな海の底
エンジンが故障しているからだ

 わたくシの計算したところによりまスと
 マグロの三十倍ぐらいのガソリンを
 こやつは ....
レンアイの卵


広陵な田園に聳える高枝に レンアイの卵は産み落とされる
おさない心ほど 枝の先にあるものを見つけてしまう
大人たちは  森が隠しているレンアイの卵のことを知ろうともしない
 ....
父がつかまえてきて母がしらないで庭先に置いたカメのポルナレフ
もうすぐ春がきますよー
待ち居遠しかったですか
それとも夜通しでしたか
ずっと
似たような節がありましたか?
あなたが買って私 ....
多次元の宇宙と添い寝すると
私の足先は冷たくなるので
光の届かない宇宙の底に
いつも逃げ込んでしまう

そして誕生と死の間にある
あいまいさの霧の中に
まぎれて
満たされない欲望は
 ....
遥かな空へ伸びてゆく
日々の素朴な道のりを
彼は探しに往くだろう――

変哲も無い石ころが
日に照らされて、反射する

あの{ルビ瞬間=とき}を  
頭に菊の飾りを、挿した
大正浪漫の着物美人は
ほんのりと笑みを浮かべ
白い両手に裏側のカードを3枚
つまんでこちらに、見せている。

(これはあなたの運命よ…
 さぁ、どれを引きましょう ....
垂乳根の母がそうしてこわれたら
貌あおみどりにこわばって
幽鬼のように見えましょう
蛍光管は外しましょ

こわれた母には濃い{ルビ布=きれ}でなく
産着の色を着せたげます
さきの事実は疾 ....
伏せろ虹が出ている みんなが甲子園 深海の鏡に太陽が映らない 真っ赤な花
光る朝に照らされて
濡れた体を暖めた
背の低い梅の木の上
不具合な色合いで
キラキラと
暖かな春に胸が高鳴り
暖かな春に希望を見る

それはささやかなれど
生きる為の小さな期待

小さな期待は春と共に
躍動し息吹を謳歌する

先に見える期待は希望
小さな希望に近づいた ....
決別したつもりの海に
手招きをする影を見る
葉脈の震えが伝わり
白い夜に立ちつくす

コンパス
情動
頼りにならぬ
女の勘

子どもたちは梟の頭
不等号に揺れる眼球
傾いた試験 ....
生まれてきたときに、私はどこから来たのかと
問いはしなかった
たぶんこの世からわたしがいなくなるのは
どこで、とは問いもしないだろう

「忘れられないこと」が大切なこととは限らないように
 ....
<十四歳>
十四歳の時の情緒によって
十四歳の時の衝動に任せて
十四歳の時に泣きわめくことが
十四歳の時にはできなくて。





<経験>
もっといろんな男の人と抱き合えば ....
オランダの
アンネフランクの隠れ家に行った
そこは8人が2年間暮らすには狭く
人との距離は驚くほどに近い
そこでアンネは昔
8人に対する
本音の日記を記す
その距離は驚くほど近いから
 ....
死を浮かべる白昼、路上の血液の跡、くびれた花が乾涸びてる、どこかの店の配電盤の下―有線放送が聞こえてくる、誰も演奏していないリズム、自動販売機ではひっきりなしに、誰かが殴られてるみたいな音を立てて .... 二人で清く

二人で清く歩んでゆきたい
誰が邪魔しようと
きっとついてゆく
エホバの教え守りぬいて
最後の神の祝福得るまで
愛の家にとわに生きるため
雨音のしない日々を
しのぐためにも
うたわず
おどらず

足は干されて
手はくずれて
喉はかさかさ、うちわばなしに
こすれて
こぼれる

いいつたえのとおりのひとがたの
おまも ....
「牛は偉大である」 と牛が言った
「豚は偉大である」 と豚が言った
「羊は偉大である」 と羊が言った

言うのは勝手だが
それでは鶏はどうなのだ?
鶏は鳥類だから言葉を持たん
おまけに鶏 ....
 
エホバと妻とわたし

夜の星空を眺め
その空の遠い彼方
エホバ神のみ座がある
妻と二人
食卓に着き

神の御名たたえるとき
胸の中に涌く喜び
小声で、聖書を読み
神の御名 ....
物語に参加している僕は
確かに主人公ではない。
何かが主人公の物語に参加しているようで
何が主人公なのかとんと分からない。

夕闇の迫った黒い森の周辺を
朱色の夕焼けを背景にした
黒い鴉 ....
もこもこの ドレス着込んで お洗濯
くるくると 回る洗剤 いまいずこ

洗わないでね きれいな心
汚れ落として 美しく 
生まれ変われる 気がしていたの

気のせいよって ふ ....
Tバックからはみ出した
アナルのシワが笑っている
とても素敵だ、魅力的だよ
そのままでいい
そのままでいいんだ
横にずらしたら

続きはWEBで
信じられないぐらい
足が臭いのは
ブーツのせいだときみは言う
でもね、ただブーツを放っておいても
その臭いにはならないんだよ
ということは
原因はきみの

続きはWEBで
日曜の昼間はぜいたくな席のようだ
時間はゆっくりで
間違った字をかいてもあせらなくていい

とがった消しゴムで無理に
消さなくていい

みんなだらりとしていてもいい

雲がふわりとあ ....
社員だけど 内職を頼まれるというのは前にもあった
普段は自宅にいて内職の方がする仕事が納期に間に合わず
日中の仕事を終えてから 仕事を家に持って帰り
家事をすませてから 内職をする しかし 内職 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
忘れた話番田 2+14/3/3 1:49
たとえばめー1+*14/3/3 1:37
月の土モティーコ0+14/3/3 0:55
春とバナナとシーラカンスの速さこうだたけみ7+*14/3/3 0:48
レンアイの卵るるりら12+*14/3/3 0:03
旅先ですか?mizuno...214/3/2 23:10
文字の向こう側within2*14/3/2 23:04
旅人服部 剛214/3/2 23:03
浮世絵の女314/3/2 22:50
ひなsalco1114/3/2 22:49
伏せろ虹が出ている北大路京介814/3/2 22:03
みんなが甲子園014/3/2 22:03
深海の鏡に太陽が映らない314/3/2 22:02
晴れた朝こいち114/3/2 21:37
暖かな春に・・・tamami514/3/2 21:01
月に撃つ914/3/2 20:04
明日の忘れ物は今日にたりぽん(大...1*14/3/2 19:47
十四歳 / 同性愛 他クナリ6+*14/3/2 19:46
ホンネの日記イオン4*14/3/2 18:32
すべてと擦れ違うホロウ・シカ...1*14/3/2 18:24
二人で清く生田 稔214/3/2 17:46
枯れ葉つみ遙洋3*14/3/2 16:41
新世界山部 佳014/3/2 16:30
エホバと妻とわたし生田 稔214/3/2 16:03
物語……とある蛙7*14/3/2 15:45
風の休日藤鈴呼1*14/3/2 14:45
Tバック[group]花形新次014/3/2 14:36
ブーツ[group]014/3/2 13:39
日曜時間朧月514/3/2 12:59
愚痴だから砂木21*14/3/2 9:58

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