16才の同義語としてゆらめくライ麦畑でささやかれ
星と犬と光を殺した

指の隙間で
きらめく雷が
凍死するから

モンシロチョウのようなナイフにとまる
メランコリーの羽の
炎の上 ....
{引用=


一 あの丘で


 あの丘で
 春風をむかえよう

 あの丘で
 花のかざりに
 微笑んでいよう

 あの丘で
 小鳥の歌に
 つらなっていよう ....
遺書が黙示録 自動ドアじゃなかった蜩鳴いている 一行で何人も殺せるペン先が細い 原色の世界を生きた
シグナルの点滅が眩しくて
伏せた目に 雪が積もる

知らぬ色
なかったことにしたいけれど
透明とは ちょっと違う

好きな事をしたいと
誓ったじゃあ  ....
三日月の
燃えるような匂いが、
遠吠えの森を
濡らし始めると
いまだ熟さぬ果実のような
青い吐息は呼応して
疾走の支度を始める
あてもなく
ただ、
匂いだけを頼りに
荒削り ....
夜の闇は恐ろしい
目の前に何がいるかもわからないのに
自分がここにいることだけがはっきりしている

いっそ
自分も含めここに何がいるのか
誰も何もわからなければ
よかったと
闇の中 ....
今から百四十億年、昔――
謎の巨大爆発があり
宇宙の闇は、生まれました。

科学のみでは計れない
(何者か)の意図による
ビッグ・バンの一撃は
この世の摂理に、重なります。

さぁ、 ....
ちゃんとお葬式はすませた?

そう だって もう死んだんだよ
死んだんだ

だからお葬式



望遠鏡買ってもらえたの?

月を
見ていた

はじめて知った
夜って宇宙だ ....
√ Rute るーと

「 √を、開く 」

あなたの日々の門戸は、ぽっかり黒く
未知への通路を、開くでしょう――

(今日も天から、吹き渡る
 あなたへの  
 air mail ....
「時」に噛まれなくなったら
 「空」がにらみだした
  「風」を避けだしたら
   「光」も遠のきだした

   何がいったい 幸いを呼びこむのか
   いったい何が 災いをもたらすのか
 ....
(南無アッバ)をひとすじに唱え
天寿を全うした井上洋治神父が
空へ吸いこまれ、風になった日

霊柩車を見送る
カテドラル教会の庭の木々の緑に
透きとおる一陣の風は吹き抜け――

アンジ ....
ここに眠る

笹舟

水のように

再会

斎のあとで

奥座敷

五月闇

なんこつ忌

探幽記

賽の原



りゅうぐうのつかい

料理
 ....
真夜中に
ドロリと
真っ黒い塊を吐いて
解消された依存の
もたれあいに埋もれた
満たされない言葉に
足元をすくわれながら
明日だけを待ってる
欲しいのは
確かな新しさの
自分で立つ ....
少しの頭痛がある
メロン色のカーテンに仕切られた世界で
アサガオのめしべの形の女の顔が咲いていた
少々うるさいのだけど
黙るのは僕のほうだ
なぜならば僕はこの世界にイソウロウをしているから
 ....
ピアノを弾くみたいに
君の頭を持ち上げて
満月から溢れ出した水の中で
僕らは捻くれた愛情を確かめている
音楽のすごいところは
音楽があるって事だと思うんだ
漫画のすごいところは
絵がある ....
ネクタイ。診療所。カバン。犬。小説。風。神様。色。スプーン。キーボード。靴下。アイロン。紐。栞。雷。ボールペン。地面。明日。電柱。太陽。サンダル。自動車。横顔。 日傘が回転しながら宙に浮かぶ。ビー玉みたいな空。つばさのない鳥が空を飛ぶ 山が恋しいのは情にほだされただけだと思っていた。見飽きたはずの雪の白を目を細めて慈しむ。
点々まばらな家々にさえ旅愁を覚え駅名にこの地の由来を尋ねる。
懐かしさはどこから来るのか。
山脈がどこま ....
この公園には獣がよく来ます

あの石積みの崩れは
イノシシの仕業
あなたの足下のぼこぼこした土
それは狸の厠
先ほど あなたの踏んだ黒い豆
シカの落とし物ですよ

昼間花見客で賑わう ....
付き合い始めてどのくらいだろう
何となく指折り数えてみる

すれ違いを何度か経験して
私は強くなれたかな
心を開きあなたに聞いてみたい

自分の心を鏡に映したような現実

あなたと見 ....
 壁を見つめて壁に書いた
 壁に眼で書いているから
 誰も気が付かないだろう

 もうこの壁ともお別れだ
 明日は別の壁の前に居る
 じっと壁を見つめた日々

 壁の前に机を置いている ....
 .... 世界の色を知らない君に
僕が色を教えてあげる

瞳は閉じたままでいい
苦しいことは何もない
ただし 耳は澄ませていて
僕らの音に色を見つけて

空の青さも 木々の緑も
炎の ....
オボカタさんがやらせてくれるなら
STAPだろうが
SWAPだろうが
認めてもいい気がするんです
そんな優しい気持ち
あなたに分かるかしら?


ディア、オボカタさん

あなたの味 ....
夏夏夏夏ココは?ひじ 初詣前倒しして混んでない 飼い犬に似てきた                      140321

本末転倒のお話しなんですが・・・、と
怖ず怖ずと切り出した男の眼が今にも飛び出しそうにけいれんするように震えている
そんなに怖い眼に会 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
16才末下りょう4*14/3/23 2:05
小詩集【あおい瞳】[group]千波 一也514/3/23 0:40
遺書が黙示録北大路京介614/3/23 0:10
自動ドアじゃなかった蜩鳴いている114/3/23 0:10
一行で何人も殺せるペン先が細い914/3/23 0:10
三原色藤鈴呼0*14/3/22 22:46
狼たち千波 一也514/3/22 22:02
未来に向かって生きていけichiro...5*14/3/22 21:18
ビッグ・バン服部 剛4*14/3/22 21:16
葬列佐藤伊織414/3/22 21:03
服部 剛414/3/22 21:02
汚泥コンテンツ⑥信天翁114/3/22 20:51
風の祈り服部 剛2*14/3/22 20:41
詩集『十夜録』全篇[group]春日線香614/3/22 19:06
たよりはなもとあお314/3/22 19:05
イソウロウ和田カマリ2*14/3/22 18:45
表面張力(未詩・独白)プル式2*14/3/22 16:06
横顔水宮うみ014/3/22 12:31
飛ぶ014/3/22 12:13
故郷東雲 李葉014/3/22 10:59
夜は獸イナエ10*14/3/22 10:48
聞かせてほしい夏川ゆう114/3/22 8:55
壁・・・tamami1514/3/22 7:30
ギムナジウムTAT1*14/3/22 2:44
シナスタジア愛心114/3/22 2:27
オボカタさんがやらせてくれるなら花形新次014/3/22 2:04
夏夏夏夏ココは?ひじ北大路京介114/3/22 0:08
初詣前倒しして混んでない314/3/22 0:08
飼い犬に似てきた914/3/22 0:07
ひまつぶしあおば5*14/3/21 23:40

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