「土地と家の権利書を盗られた」
しまった場所を忘れたのだ
「炊いてあったご飯がなくなった」
自分が食ったのを忘れたのだ

忘却は、現在の妄想を生む

生きていたときには
あれだけ不満の ....
花が散ってしまったことを
貴女はカレンダーを見て知る

「今年も会えなかった」

ただよう匂いに引き付けられて
蝶のように舞う貴女の姿を
来年は見られますように


緑が顔を出しは ....
あまった時間なんてないのにもてあます
反省なんてしたくないから探す/言葉を

文字にすればゆるされるとおもっている
今が過去になると決めている

明日の自分を想像できるけど
少し夢をみる ....
行ったこともない月の話なんか聞きたくないし、
会ったこともないモナリザに見とれたりなんかできない。
目の前に広げられた教養と呼ばれるもののすべては、
世界のネタバレだから知りたくない。


 ....
排水パイプの中で沈殿した昨日が嫌なにおいを立てる生温い春の、腐った血液のような時間の行進だ、おれは目玉をぐるぐると回しながらなんとか収まりのいいチャンネルを見つけようとして夜明け前から躍起 .... 初めてのセックス 知らない人が死んだ日 おもちゃ箱の底にタミヤじゃないミニ四駆 嫌な予感しかしないギターのイントロが陽気 小さな凧になって
白い干潟の方へただよっていく
そんな夢をみた
空はいつもの人見知り
いそがしく雲がゆききして
染まるべき色を探している
そんな風力2の午後だ
やぁ、みんな
海だ

青のなかに
たくさんの鳥だ

鳥は
多くのおまえの顔をしている
、と風は言う

風は
多くの海の顔をしている
、と鳥は言う

みんな
おれは
パプ ....
君の丸ごと全部を欲しいと思う
俺が男だから

君の全てを守りたいと思うのは
僕が恋人だから

狂おしいほどに触れたいと願う想い

震えるほどにたじろぐ清純な君の美しさ

君を丸ごと ....
桜の坂道で手を繋ぎたくて
思いきってシャツのすそをつまんだこと
遠い日の記憶の花びらがひらり
真昼の三日月が見せた幻でしょう

桜 綺麗なピンクを
スニーカーで踏んで行くの
淡いピンクが ....
お湯を沸かす

ドリッパーにフィルターをいれ

カップに乗せる



慣れた手つきで、変わらぬ手順で



コーヒー豆をフィルターに流し入れ

慣らし

静かにお湯 ....
心を真っ白にすれば
世界の美しさが映りこんでくる

心を真っ白にすれば
君の優しさが沁みてくる

心を真っ白にすれば
親の愛が流れこんでくる

心は無限の広がりを見せる
ほかの命か ....
笑いたいときに笑って

泣きたいときに泣いて


あたりまえのことだけど

それって
とっても

美しい

自分の感情に

素直に生きて

素直におもう


そん ....
五月は 人が たくさん死ぬのできらいです。

 ほら、あの人
  むかし
   わたしのあたまをこづいてわらっていた つりめがちの 白い顔
    (彼女は大きな輪っかのうえ 飛んでいって  ....
自分が思っているようには
他人は自分を見てくれない

それで私は
極力自分を
客観視しようと試みた

気付いたら
他人の顔色ばかり伺って
ますます自分が
わからなくなっていた

 ....
風のように去って行った



悲しみを数値化することができたなら
きっとね、
表示しうる最大値で
あなたに見せたはずなんだ


痛みを与えることができたなら
きっとね、
あと少 ....
たくさんの色で塗りつぶして真っ黒にした気持ちは
クレヨンだったが為に
雨を弾いた。

もう
会えないという事実が
悔しくて哀しい

忘れてしまうことは
忘れられるより怖くて
 ....
誰もいない夜に落ちていく
眠りの中で 目覚める時に
このまま 永遠に 僕は
帰らぬ人となりたい時もある

東京に出てきて
もう 何年だろう 悪いことばかりで
良いことはなかった 振り返れ ....
波打ち際に重油を撒いた
小さな見えない火が揺れる
夕焼けみたいだな
波は引いていくのに
火は消えない

水際で阻止された汚染
陸地は汚れなかったけど
海はめらめら
汚れたままだ

 ....
ポップコーンを食べている
君を見ているだけで
訳もなくいらいらする

ちまちまと1つ摘まんでは口に運ぶ
それもすごいスピードで

ポップコーンを食べている
君を見ているだ ....
眼下の木目のまな板に
鯛が一匹、のっている

包丁を手にした、僕は
ひと時の間、思案する

いつかの夢の誰かの囁きが
何故か脳裏にりふれいんするのだ
(かっ裁いちゃあいかん、かっ裁いち ....
日帰りのお年寄りを家へ送り
1日の仕事を終えた後
2才の息子の入院で
3日休んだお詫びに
昨日妻が買ってきた
レーズンサンドがたくさん入った
紙袋を一人ひとりに、差し出した

息子のか ....
いつの間に寝ていたのだろう

まぶしい

もう朝か

目の前に虹がある

壁紙のわずかな凹凸紋様と相まって
まるで絵画のようにかすれて
わずかに揺れているように見える

 ....
 
おいらの悲しい涙をみたのは、おふくろとおまえだけだ

おいらの悔しい涙をみたのは、おふくろとおまえだけだ

おいらがひとのために歌うのをきいたのは、おまえだけだ



 
誰もいない星に湿ったポテトチップス 番犬にならない犬がよく食べる 噛める下唇がない 社会人になり
デスクワークの仕事で
尚且つ週休二日であり
学生の時より暇になったので
念願の大型自動二輪の教習に通いだした

教官に免許を取ったら何に乗るのか?
と尋ねられ俺は迷わず
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
竹の秋山部 佳614/4/21 22:34
桜舞い游月 昭114/4/21 22:29
きめごと朧月414/4/21 22:26
遊び人ユッカ3+*14/4/21 22:00
Gass(中毒なんて視点で語るならたぶん)ホロウ・シカ...1*14/4/21 21:47
初めてのセックス 知らない人が死んだ日北大路京介614/4/21 21:42
おもちゃ箱の底にタミヤじゃないミニ四駆214/4/21 21:41
嫌な予感しかしないギターのイントロが陽気414/4/21 21:41
カイトあまね914/4/21 21:31
鳥山の立つころ草野大悟22*14/4/21 20:52
お願いだから 俺を見つめないでくれ お願いだから 僕に触れな ...文字綴り屋 ...114/4/21 19:53
桜の記憶フゥ114/4/21 19:14
コーヒーa-litt...5*14/4/21 11:44
渡辺亘314/4/21 9:43
悲しいときに泣いて、楽しいときに笑って。[group]無花果3*14/4/21 8:03
五月は 人が たくさん死ぬのできらいです。御飯できた代414/4/21 1:33
客観視Lucy15*14/4/21 0:46
愛が喜びも悲しみも分かち合うものだとしたら、あなたは卑怯だAquAri...214/4/21 0:42
夏忘れ比良末潮里4*14/4/21 0:41
五反田の夜の光番田 114/4/21 0:16
シーサイド木屋 亞万2*14/4/20 23:59
ポップコーンchihar...1*14/4/20 23:33
まな板の鯛服部 剛414/4/20 23:17
紙袋の中味214/4/20 22:55
小さな朝のギャラリーichiro...8*14/4/20 22:55
おまえだけだ殿上 童18*14/4/20 21:56
誰もいない星に湿ったポテトチップス北大路京介314/4/20 21:31
番犬にならない犬がよく食べる514/4/20 21:31
噛める下唇がない114/4/20 21:31
Ninja一 二314/4/20 21:02

Home 戻る 最新へ 次へ
1942 1943 1944 1945 1946 1947 1948 1949 1950 1951 1952 1953 1954 1955 1956 1957 1958 1959 1960 1961 1962 1963 1964 1965 1966 1967 1968 1969 1970 1971 1972 1973 1974 1975 1976 1977 1978 1979 1980 1981 1982 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.5sec.