日々を複雑にしているのは
自分自身

定規で線をひいて
はみ出さないように色をつけて
出来あがった図形に名札をはって
似通った図形をひとくくりにして

複雑にせずにはいられない
 ....
過去の経験から
また起きるのではないかと
不安になったりする

良い経験ならば良いイメージがあり
前よりも上手くいくだろう

全て忘れることが出来たら
新しい経験として受け入れられる
 ....
いいんだよ もう いいんだよ
泣いても いいんだよ

いいんだよ さあ いいんだよ
笑って いいんだよ

いいんだよ ほら いいんだよ
怒って いいんだよ

いいんだよ 昨日のことは ....
工場のてっぺんで鳴くセキレイ

緑と潮の朝の風

田んぼに映るセピア色の富士山と雲

遠くにいる昔の仲間たち

限りなく近づきたい

そう想う


季節はこんな近くにいるのに ....
降りしだく夜など
しのぐ傘はなく
暗闇にずぶ濡れて
たましいが真黒だ
蓋をされた井戸の底だ
崩落した坑道の中だ


古臭く言えば
丑三つ時というあたり ....
別れも言わず
長く引きこもってしまったのに

この話題なら私だと
連絡くれたのね

疑問にスパンと答えてくれるのが
気持ちがいいのだと
いつか褒めてくれた
答えだけじゃなくて
関連 ....
無理やり押し殺した感情はあった
具現はなみだだった
部屋に帰ってしっかりと鍵も確認してから
こぼれ落ちるにまかせてみた

止まらない止まらない
こんなにもあったのかと
いとしい形たちに
 ....
海に来た
理由、必要かい
海に来た
海に来た

五月晴れとの予報は当たり
かもめは冴え冴えと
風に乗っている

東京の埠頭に匂いがないと人は言うが
わたしには聴こえる
埋め立ての ....
どうしてもと言うなら
僕は止めない
止めないよ
止めないけれど
その前に
貸した金は返して欲しい
香典に当てるから

友よ、さらば

風俗嬢の本当の哀しみは
感じてしまうことだと ....
なみだしかない日がある
ひとりだけの日ばっかりで
週末は私を孤児にするし
首都高では公認のお祭り騒ぎ

いつからか某リゾートが
花火を控えめにやるようになって
気がついたら穏やか上手な
 ....
まっすぐの大きな道を
光が行き交うあそこまで
右にはグミの木
左にはテニスコート
満月を見ながら
走ったり歩いたり
月がついてくる
風も直線
濡れた髪だとよく分かる
私は踊るよう ....
船長が逃げる
先頭で逃げる
先導せずに逃げる

船長が逃げる
先頭で逃げる
煽動する
マスコミから逃げる

船長が逃げる
先頭で逃げる
逃げた後
銭湯で温まる

船長が逃げ ....
ありがとう そして

先へ行って

あなたは 切ない

暖かい

知ってると思うけれど

行き先は同じよ

私の気持ちは 同じよ



ね、ありがとう

そして
 ....
私は独りぼっち 家族や友人ましては恋人もいない
私は独りぼっち 仕事を終え家に帰宅し
ただいまと声を掛けるも返事はない
だってそうだ私は独りぼっち
ペットなんかいません

私はいつから独り ....
明日がくるのがこわい
もう何度目かのこんな想い
明日がこわいと感じるひとはどれぐらいいるのだろう

落ち着かせるためにいろいろしてみる
もういっそじっとしてみる
なにをしても時はとまらない ....
        早苗月というのに
     落日後には過敏症となる
       生来のアデノイドと
     老後の筋骨のバリケード

        その寛解のために
      気・ ....
かりんの木の花が
小さなピンク色しているの
ずっと知らなかった



きみは確かに
かりんの木の下にいて
かりんの実が落ちたのを
いつもくわえていた
おもちゃで遊ぶことを知らないき ....
残してきました。
掠れた声も、愛の言葉も。

残してきました。
四肢の細枝も、骨の軽さも。

残してきました。
まだ見ぬ命も、おぼろの瞳も。

残してきました。
独りの寂しさも、傍 ....
黒い心がどかっと居座り

そのゴロゴロが鳴りやまない

ときどきピカッ

続けざまにピカッ

優しくされても

黒い心がどかっと居座り

そのゴロゴロが鳴りやまない


 ....
君はクラスの中でただ一人
輝く褐色の肌を纏った男の子

幼児部の時は
「お母さんに会いたい」とよく泣いていた

お母さんはさぞかし優しい人なのだろうか?
遠足の日 君のお弁当は
ポテト ....
「ああ」と「うん」の間に生じる
微かな間合いに距離を感じますの。

あなたと私の間にあるのであろう
縮められない距離間を感じますの。

たったの何ミクロンであったって
宇宙の果てから果て ....
ちいさな命が逝きました

なにもできないことが
くやしくて
何度も名前をよびながら
一度も
空をとぶこともなかった
幼い翼を撫でておりました
スポイトからこぼれた水を
君は果たして飲 ....
マグカップの淵に付いた埃

靴下の中に潜り込んだ小石

知らないうちにいなくなった私

さっき考えてたことがわからなくなって

思い出したように詩を書き出して

伝えたいことは何も ....
朝起きたって
同じ場所にいるんだけど
夜を経たせいで
遠くまで来た気がする

今日やれることは
昨日ときっと同じだけなんだろう
それでも
がんばってみようかな
そう思った
私は生き ....
モノクロの映画が、僕の方を、じっと観ていた。
僕の黒い瞳は、、薔薇色の少女の口元だけを観ていた。
こんなにも、楽しそうに、君は笑ってくれてたんだ。まだ、君の、
弾けるような笑顔がそこにあった。
 ....
森田のダチは、来てはみな拾ってくらしいが、どーしてもお気に入りは、それはあかん!というらしい。そんな森田や。モテんねんな。わかる女にはイチコロや。わかる気はする。俺もこーインテリで手さきコチョコチョい .... あかん夜な、原稿かいて寝てもうたわ。今出勤中や。なんで、マジ投稿しとんのか俺、トホホやな。

ほんま、今日は暗いうちから出勤して、暗くなってご帰還やご機嫌よう森田くんよー。森田んとこ寝泊まりさいき ....
猫でした
まちがいなくねこだったと思うのですが
定かではありません

幸せだったかもしれませんし
そうじゃあなかったかもしれません
宿無しだったのはたしかです

いまでもたいして変わり ....
時の終わりの草はらに似てだだっ広い
岸にこぞうの形でかしこまっていると
食事をしていかないかと誘われる
ありがたく受けて こぞうが背を伸ばす
ここらでとれたこばんざめの
豪勢で彩り豊かな皿が ....
なんだろな
被災地つらかろに
思って見てたら

こっちも同じ
つらさがあるよ
と思いはじめていた

だから
そこにいたら
あかんよと

いつしか
おしえられる立場 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
一粒nonya16*14/5/10 9:47
忘れる夏川ゆう114/5/10 8:35
いいんだよ佐白光114/5/10 7:11
限りなく近づきたいichiro...514/5/10 6:39
冷たい血のささやきホロウ・シカ...2*14/5/10 3:16
ひきこもりへの質問森川美咲4+*14/5/10 3:08
正体もっぷ214/5/10 2:13
潮風414/5/10 0:40
友よ、死ぬな花形新次114/5/10 0:01
もっぷ214/5/9 23:37
帰り道シズクにて0*14/5/9 23:31
船長花形新次214/5/9 22:38
行き先は同じシズクにて014/5/9 22:32
野良人間リィ1*14/5/9 22:25
星の夢朧月114/5/9 22:25
錆ついた風見鶏 ①信天翁114/5/9 20:46
かりんの花小原あき10*14/5/9 17:16
もう少し待っていて。一酸化炭素614/5/9 15:11
黒い心の雷たち吉岡ペペロ214/5/9 12:33
君に与えられた色夏美かをる27*14/5/9 11:43
雷鳴から数十年ブルース瀬戸...2*14/5/9 9:15
おとむらいそらの珊瑚11*14/5/9 9:14
真夜中の日めくりカレンダー中村 くらげ214/5/9 8:01
あるきだす朧月414/5/9 7:11
笑顔ハァモニィベ...4*14/5/9 5:43
森田とか 後編いつか受信料...114/5/9 5:10
森田とか 前編114/5/9 5:06
猫でした梅昆布茶33*14/5/9 3:39
歓待春日線香014/5/9 3:31
せやな小川 葉914/5/9 1:22

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