<ザ・ロング・アンド・ワインディング・ポエトリィ>


言葉はいつも
戸惑いながらやって来る
曲がりくねった道を通って
日常の生温い闇をすり抜けて

言葉はいつも
恥じらいながら ....
忘れられないのです
満月の夜に
海面が砂金のようでした
星々は だまって それを見守ってました

海蛍です

しずかに群れはじめ
そっと
この足首を
群れの真ん中に沈め
かるく  ....
いかにもその渡世を彷彿とさせる
全身傷だらけで 目の据わった
一匹の猫が 固く舗装された道を歩いてくる
踏みしめる肉球 心は動かない
ただ黒く固い舗道のザラつく感触のみ
彼は自分の ....
人質は天使
銃で脅して
無理やりコートの
ポケットに押し込んだ
鰐皮が冷たいと泣くので
真っ赤な頬を平手打ちした
頭上に浮かぶ輪っかは
使用期限の切れそうな
蛍光灯のようだった
つま ....
夜がとけて
やがてまた朝が来る

眠気眼でヒトゴロシのニュースを聞かされて
アテにならない占いを聞き流す

いつも同じ車両に乗ってしまうのはどうしてなんだろう
そんなことに疑問を持っ ....
ひとは誰でもその胸のおくの さらに
横のほうの暗がりに
誰にも触らせてはならないものを
もっている
誰も触ってはならないものを
かくしている

それをいのちとよぼうが
それをこころとよ ....
静かな朝だ

車も走っていなくて

風の音色だけがオーケストラのように

小さくなったり

大きくなったりしていて

皆がそれに耳をすましている

今のうちに買いものをすまして ....
おまえのだからと

おれをとどける

おまえのなかに

おれをとどける

あまえているだけ

あまえたいだけ

おれをとどけて

うけいれられて

しんじているだけ
 ....
天の川の映る河に
そっと二人で入ったなら
星たちが味方してくれて
私たちを夜空へ連れて行く

赤青黄白緑に輝く星が
君に纏わり付いて
最高に綺麗だ

きっと繋がっているから
 ....
つまらない事でも
人は死にたくなるものだ

どうしようもなく死にたくなって
家を飛び出した深夜
空が墨汁でも零したのか
夜がどこまでも黒い
1と0に点滅する電灯を辿って
い ....
幅わずか20cm足らずの白線に仕切られた世界は真逆の世界
私のわずか右の世界では皆
私がいた過去に向かって進んでいく
私の世界は誰もいない
皆私の右側の世界を進んでいく
まるで私の未来から皆 ....
 とある会社で働いて

 あだなは眠狂四郎

 ひどいと思いました

 けれども女性から

 そう呼ばれてしまっては

 否定出来ません

 拙者を切る

 などと言う
 ....
ふたりの距離を測る定規の長さが足りない 指が忘れない電話番号現在使われておりません 花火の上がらぬ街に線香花火ポトリ フレッド・ブラッシーの
噛みつきによって
グレート東郷が流血してから
今年で52年目になる
テレビを見ていて
ショック死した
犠牲者を追悼するため
8月18日(刃の日)の噛みつき記念大会 ....
見れば見たで目を逸らすのに
それでも視界に納めておきたいと思うのは
結局のところはただの無いものねだりなのだろうけど

なんかこう色々と
考えたら虚しくなるだけの内職を
せこせことやってい ....
頭の中に眠っていた蝉が摘出された冬
ぼくは石になった

意識は確かにあるし 五感もしっかりしている
でも
転がっている

新しい臍から注入される食事と薬
定期的に交換される下半身
 ....
青春という言葉に詰まった意味も分からず青春を送り
ただの焦りでもただのと思えず 後ろばかり向いて前を求めていた
明日なんて知らないとそんな言葉を涙目でいう その意味すらも分からず
深い何かによっ ....
優しい心を持っていないと、他人の苦痛が分からないのではありません。
他人の苦痛が分かるから優しいのです。
それは、同時に優しい心を持っているということになります。
だから、今のままでいいのです。 ....
私の長い名前を
思い出してください
雨が降り続く日に
倒された草花や
咲かずに腐る蕾の声が
聞こえた気がしたら

私の長い名前を
呟いてください
風が吹きやまぬ日に
ちぎれた花びら ....
わたしの耳には
蔑む声が棲んでいる

わたしの耳には
嘲る声が棲んでいる

だから、気をつけて

わたしは素直に
言葉を受けとめられない

偽りを抱いて微笑むこともある
 ....
キムタク
まだまだバリバリ?


最新の月9
まずまずの数字だって。


未だに
それなりに一線ってのも中々の話。

ってか、よく考えるとたいしたもん。
何様な評論 ....
I wanted a tree
But you gave me a leaf

You wanted to leave out all
I gave you the world, boy

 ....
自画撮りを投稿し続ける彼女と
鏡の前でメイクが決まらない私

私は火闇、彼女は水体力
好きなおやつは苺大福とマカロン
1足す1はたくさんの光

インターネットは
私たちのタイムカプ ....
壁の隅の夜を
蜘蛛のかたちの水が昇る
ひとりの蜘蛛が
従者のように着いてゆく


緑の坂が八月を擦る
指は棘 長い長い棘
水の抵抗に反り返り
鍵盤の主に突き刺さる

 ....
電車を降りると
人が集まってきた
テレビカメラもある
帽子を被ったひげメガネが
後ろを見てください
あれ
阪急だ
京阪に乗ったはずなんだが
そうです
そうなんです
気が付きませんで ....
空港からへ
豪勢なバスに疎らな人々

錦江湾に屹立する桜島が背後から覆い被さる道
雄大な景色が灰色に押し潰される。
逃げるように疾走するバスは異様に速い
闇夜がとんでもないスピードで飛び去 ....
ここんところ
物忘れが多くなった
年のせいにしたくないが
やっぱり年のせいか

特に人の名前を失念してしまう
テレビタレントは元より
知り合いの名字さえ出てこない

先日も
道で女 ....
内ポケットから手帳を取り出し
暗号を記録する
一晩かかって嗅ぎつけたのだ
約束の時間まであと五分
場所はいつものX埠頭
ここ数週間奥歯が痛む
しかめ面はそのせいもある
トレンチコートの内 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ロックン・ポエムnonya24*14/8/12 13:06
透明な月がのぼる場所[group]るるりら2214/8/12 9:52
リノケロスの肉球ハァモニィベ...4*14/8/12 8:05
人質は天使やまうちあつ...214/8/12 7:40
オレンジBOOKEN...014/8/12 2:44
それ浩一414/8/12 2:36
台風の間灰泥軽茶714/8/12 1:55
あまえているだけ吉岡ペペロ214/8/12 1:10
星夜瑞海3*14/8/11 23:20
貴女は死、夜の眠り凍月5*14/8/11 23:10
センターラインの右側の世界ichiro...16*14/8/11 23:02
渾名ドクダミ五十...114/8/11 22:57
ふたりの距離を測る定規の長さが足りない北大路京介714/8/11 21:47
指が忘れない電話番号現在使われておりません714/8/11 21:47
花火の上がらぬ街に線香花火ポトリ414/8/11 21:47
噛みつきにこめられた思い花形新次214/8/11 21:30
灰皿baby b...214/8/11 21:25
白夜草野大悟22*14/8/11 20:40
青春陽向1*14/8/11 19:33
みな同じ2*14/8/11 19:15
私の長い名前をLucy14*14/8/11 19:00
ささやきを連れて千波 一也414/8/11 15:33
月9、リビング、キムタク2014。komase...2*14/8/11 15:12
boymizuno...114/8/11 14:03
you and i a014/8/11 13:35
降り来る言葉 LXVII[group]木立 悟614/8/11 12:48
輪っかのついたレミングnemaru3*14/8/11 12:36
闇夜のバス……とある蛙8*14/8/11 12:31
【 物忘れ 】泡沫恋歌18*14/8/11 11:42
歯痛殿下やまうちあつ...514/8/11 10:20

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