留まらない
停めない
滞りない
止めどなく
流れ行く粒に
何か見立てが欲しいかと聞き
くだらないから止せと遮られ

消え行く君に
消えない体に
本当に仕様がない私に
葉っぱが微笑んでいる
もうすぐ枯れて落ちてしまうのに

私達が やがて落ち葉になったなら
どうぞ皆さん 踏んでください
素敵な音楽 奏でましょう

葉っぱは その命の最後にも
悔いは無 ....
  .
夏と秋のさかい目の空
黒い鳥の影ふたつ
きのう出ていた鱗雲を探している
  .
夏と秋のさかい目の海
白い背鰭 きんに耀くまで
ゆうべ沈んだ太陽を探している
  .
夏と秋 ....
  .
そうなんだきみは邪な思いでぼく
に近づいたネオンの街角きみは邪
な目的を抱いてぼくとよりを戻そう
としているきみの好きだという真摯な思い
テーブルの上の蒸留酒のように透き通っ
たき ....
  .
「好きか?」って聞かれたら、
「べつに。」って答える。
「すごく好きか?」って聞かれたら、
「すごく好き!」って答える。
  .
「嫌いか?」って聞かれたら、
きっと涙が出る。 ....
何も分かってないようだ
俺は一体誰なのか
名前くらい知ってるさ
所属も親も年齢も
誕生日だって分かるけど
僕は本当に人間だろうか
人間であって良いのかな
流れ落ちる血は罪の色
罪って何だよ
何の事を言 ....
色恋沙汰のたびに「あ、これ少女漫画で読んだやつだ!」って思う。恋愛のくせにそんなこと、気づかせないでほしい。手をつなぎながら言いかけた言葉を問わないままここまで歩いてきてしまったね。さらけだせないなら .... りんご姫いちご姫骨の多い魚 子どもの溺れている川に盗まれた傘が捨てられている 繋いだ手から幸せの香り 狩猟生活より農耕生活を選んだのは

富の蓄積だとか食生活の安定だとかが理由ではなく

命の剥奪から逃れたかったからではないか

命の剥奪はひとを満たすのだろうか

幸福とはぼくらのどの ....
持ち上げた指が空に触れ
さらに向こうへ向こうへと触れ
指でなくなりながらなお
さらにさらに触れつづけている


空を貫く珊瑚礁から
裸足の音が降りそそぐ
風が風を打 ....
詩 舌足らず
詩 知ったかぶり
詩 失敗ばかり
詩 四苦八苦
詩 死んでたまるか
詩 しらけちゃダメね
詩 しっかりしろよ
詩 叱咤激励
詩 獅子奮迅
詩 試行錯誤の
詩 支離滅裂 ....
無作為に捨てましょう
身近な物を

涙こぼさず
すっきり出来たなら
あなたは十分に渇いています

物足りて
こころ貧しき暮らしです
 
メガネをはずそう

まわりがかすむよう

少しは自分が見えるかもしれない


 
とうとう 
頭蓋ドーム内をコンチュウ軍団に
乗っ取られたのだ

先日から始まったW杯は
もはや故郷の国は敗退したというのに
一日中 声援が盛り上がっている

今日の試合は 
コオロギ ....
満州国があったらな
王と李と山田と女の山田が
みんな揃ってブラジルに行って
メッシとかネイマールとか
凄い相手に奮闘する
母国の代表選手に
熱狂的な声援を
送っていたかも知れないな

 ....
「汚染水は
コントロール下にある」
世界に向けて
そう言い切った口が
今度は
「日本が
再び戦争をする国になる
といった誤解があるが
断じてありえない
むしろ
国民の命を守るため
 ....
いつになったら忘れられるのだろう。
あの恋を、この恋を。



いつまでも忘れられないのかな。
あの恋を、この恋を。



晴れやかな休日でも
「外に行こう」って ....
建物も クルマも
食べ物も
路地裏の風景も

人が作った
作り上げた

携帯も
タッチスクリーンも
補聴器も
歩行器も

音楽も
服も
言葉も

寝 ....
小雨の中
モンシロチョウが
ヨロヨロと飛んでいる

どこかの葉陰で休めばいいものを
そんなになってまで
なぜ飛ぶのだ

腹が空いて蜜を探しているのだろうか
子孫を残すために相手を ....
{画像=140706133117.jpg}




フリーという言葉に何を思い浮かべますか?


海月(くらげ)?


海面に写る月の影のように
ゆらゆら揺れて
掴もうとする ....
図書館からの帰りに
海まで回り道をする
梅雨の雨の香りと
潮の匂いが混ざり合っている
夏の海は
まだ未完成のパズルだ
子供の頃の浅い海の色
去年の海の濃いインクブルー
どれもうまく組み ....
きのうガストで吸血鬼が

ここの血甘すぎないからいいんだよねえ的なことを

学習塾の講師っぽい大学生に言っていた

この大学生は吸血鬼とどういう関係なんだろう

吸血鬼といえば女子高生 ....
板の切れ端が 軒下に放り出され
横に立てかけられ 忘れ去られている

陽をあび続け だんだん色があせ
雨をあび続け 湿って腐りはじめ

風からは遠い 身動きもしない
雪の積もる夜 ただ  ....
──平均余命だけがにやにやしている──  

     瀟洒な閑静といえば聞こえはいいが
  実態は里山的過疎というほうがぴったりの
        いろつやまだらな丘の街並み
       ....
ぼんやりするひとときがすきだ
ふだんそれほど張りつめているわけでもないのだが

焦点のないゆるさがもともとすきなのだろう
いわゆる生産的ではないだろうそんな時間

とくに創造的である必用も ....
そろそろですね
そろそろです
そろそろ準備
夏館の


そろそろですね
そろそろです
そろそろ準備
夏館の


簾に打ち水
蚊取り線香
朝顔凛々しく
ついでに懐メロ

 ....
過去は消費され 
現在は散漫になり 
未来は証明する
泣かせたくなんかないよね
涙ぽろぽろ流してさ
つらそうな顔なんて
見たくはないよね

それでも
厳しく言わざるを得ないときがある
無慈悲を装うべきときがある
心を鬼にして
冷 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
連続詩水素2*14/7/7 2:08
葉っぱの心もっぷ514/7/7 0:55
夏と秋のGiton0*14/7/7 0:22
きみは邪な思いで2*14/7/7 0:13
すごく1*14/7/7 0:08
何も信じちゃいけないよ凍月2*14/7/6 23:14
フィクションユッカ114/7/6 22:26
りんご姫いちご姫骨の多い魚北大路京介114/7/6 21:56
子どもの溺れている川に盗まれた傘が捨てられている014/7/6 21:56
繋いだ手から幸せの香り514/7/6 21:56
さよなら狩猟生活吉岡ペペロ414/7/6 21:48
ひとつ 微塵木立 悟214/7/6 21:21
おれの……ただのみきや16+*14/7/6 21:16
渇きを知るすべ千波 一也214/7/6 20:55
メガネをはずそう殿上 童22*14/7/6 19:55
騒がしい耳鳴りイナエ6*14/7/6 18:53
満州代表花形新次014/7/6 18:24
既視感眠り羊014/7/6 16:19
永遠幻想も、永劫魔法も。komase...1*14/7/6 15:56
人×人=なに?最都 優014/7/6 15:25
生きていることichiro...814/7/6 14:52
フリーでありたい / 手段こそが望ましいbeebee28*14/7/6 13:33
葉書 夏風まんぼう2614/7/6 12:51
甘すぎないからいいんだよね吉岡ペペロ314/7/6 9:41
照らす者砂木9*14/7/6 9:37
丘の街で(四)信天翁214/7/6 9:14
ぼんやり梅昆布茶2014/7/6 5:06
風流夏館もっぷ914/7/6 2:31
無題文字綴り屋 ...014/7/6 2:00
覚悟千波 一也314/7/5 23:49

Home 戻る 最新へ 次へ
1884 1885 1886 1887 1888 1889 1890 1891 1892 1893 1894 1895 1896 1897 1898 1899 1900 1901 1902 1903 1904 1905 1906 1907 1908 1909 1910 1911 1912 1913 1914 1915 1916 1917 1918 1919 1920 1921 1922 1923 1924 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.38sec.