胸に手をあてる。
指がゆっくりと心臓に近づく。
きいたことのない、
初老の声が響く

(自身の内へ
精神の内へ入りなさい
そこに、
求めているものが
必ずあります ....
ぼんやり開いた窓から
生活の群体が 声とも
匂いともつかない無数の触手を忍び込ませ
夕べを小さく折りたたんで往く
界隈のステテコ爺のように
この胸を徘徊する諦めの ブラシのような足音
持ち ....
●→PM2.5下にしばらくいた鼻くそ
○→乾燥した鼻くそ
■→鼻血混じりの鼻くそ
♪→鼻歌混じりの鼻くそ

てめえ、こんなクソつまらないこと
ばかりやりやがったら
10年間監禁してやるか ....
あなたの弦と
わたしの弦と

目を見て
息を合わせて
奏でよう

美しい音になりますように
楽しい音になりますように

そのさきへ
コチライルカ
コチライルカ
タビハミチズレ
ホシボシノジョウダンガ
ボクヲワラワセテイマス
ハロー娼婦A
ハロー娼婦A
オゲンキデスカ
キョウハナキマセンデシタカ
詩人Aヲツウジテ
 ....
盲導犬オスカー
オスカーにとって優先すべきことはパートナーを送り届けることだったから
フォークの様な物で刺されても声を上げなかった

こんなこと 息が詰まる
こんなこと 許せない

 ....
.
小学校に上がったころだろうか、もうちょっと前だろうか‥
家の近くのターミナルにあった工場の塀に、この文字が平仮名で大きく書かれていたのだ:

  にたよるな

ぼくはそこを通るたび、お ....
もう 燃えてしまったのでしょうか
あなたが転がす言葉に震えて
いとおしさに狂いそうになった夜も


もう 燃えてしまったのでしょうか
認めてしまったら苦しくなるような
どうしようもない感 ....
都市の中心部に何の華やかさもない機能だけの建物が立っている。だがこの建物はどこからどこまでも限りなく意味に満ちているのだった。建物の内部は若干冷たく湿った空気により満たされ、事務用品や書類 .... 夏の終わる瞬間に
暗闇の水平線を横切るように
僕は ただ 只管に

君がさっき見せた
横顔が 
見たことないほどきれいだったのは

宵闇のせいか
暑さのせいか
提灯のせいか

 ....
免許いらないよ
そそのかされ
君の頭
ユンボで裏ごし
目を覚まし
なでる
突然、心配になるんよ
遅いから
何処に居るか分からんし
連絡がないから
理由は単純で、馬鹿馬鹿しいけどな

ウザがられても
心配する気持ちを
消すことは出来ん

順繰りやけん
もう二度と
会うことのないであろうひとを
思い出させるように、蝉時雨

誰、と決めず指定せず
つぎつぎと浮かんでは消えてゆく
顔と名前と時と場所

じっくりと、はっきりと
立ち止 ....
お父さんってなんですか
お父さんってなにをするひと?

わたしはお父さんにつくられました

でもただそれだけで
育ててもらったわけでもない
それでもやっぱり
お父さんなんですか

 ....
2013年・2月に行われた
渋谷Bunkamuraで
美術館の入口に、足を踏み入れ

ぬうと目の前に現れたのは
1760年頃描かれた
白隠禅師の自画像で
ぎょろり開いた目玉は、僕に云う
 ....
命を賭けた戦場で
束の間の癒しを求め
兵士達は快楽園に足を運んだ

汚れた軍足を脱ぎ捨て
ひと風呂浴びると
日式マッサージのコースを選んだ

全身をオイルで包まれたまま
優しく丹念に ....
或るロシア画家の
画集をぱらぱら、捲っていたら
苦悩する女の肖像画に
薄っすら滲む
イエスの顔があらわれた


神や仏はいつも隠れている
画家の描く、キャンバスに
彫刻家のほる、木の ....
そこには雲ひとつなく
静かな青空があった
白い太陽の線が
存在を地上に焼き付けた


僕の形をした暗黒
何も語らず
何も見ず
僕と同じ動きしかしないが
深い深い底無しの
 ....
耳が悲しいと言いながら楽しい曲を聴いている
リズムはその狭間を泳いでいる
新しい音は 声を泳いで この世界を眺める
変わるのは変わらない形だけ
「変わらない」はそのまま何も言わず 変わらないまま変わっていく
その変わりようを僕は 変わらない姿で見つめ続ける
時間を見つめて時間に無視される僕
恋は終わらないのに 恋は始まらない
時間は1秒も僕を見てくれない
十代のころある冬の空

ぼくはそれを観にそこに行った

前日はひとり旅館に泊まった

テレビでは夜のヒットスタジオ

売れはじめたTMネットワークが出ていた

畳に敷かれた布団に寝 ....
日の入りの国は夜露でカビてる
今日の出来事は窓から見えていた
話すこともなく電源を切って
駆け引きとかいうただの目配せで
長い間、舌を乾かしていた

最初はいつも直球それからカーブで
見 ....
カエルの歌が聞こえない耳をふさぐ 眠れぬ耳をラジオにあずける ケンタウルスに跨り流鏑馬 ココロって
「ゼロ」だから。

足しても引いても
掛けても割っても

「ゼロ」だから。

だからって
何にもないわけじゃない。

「ゼロ」がある。

秤の支点のように、
 ....
鯨の背中を飛行機で飛んだ

氷の世界でヘリに飛び乗る

そして荒海に飛び込むんだ


ぼくを笑顔で見送りながら

ジーンズ姿のきみがギターを奏でる

きみの顔をした鳥の群れだ
 ....
黄金色に空が染まる
燃えるような太陽が沈むとき
情熱の全てを
燃やし尽くして
今日という一日が逝く

ファンファーレが聞こえるかい
天使たちの奏でる愛のメロディ  ....
何処に行っても人が多い
何処かに行こうとすれば渋滞

街に出るよりも
田舎の静かな場所に行く
イライラせず穏やかに過ごしたい

ゴールデンウィークを喜ぶ子供たち

仕事から離れて
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
体温あおい満月714/8/31 14:44
ジカイダーただのみきや20*14/8/31 14:41
フクザツくん「なんじゃこりゃ」花形新次214/8/31 12:54
奏でよう中原純乃7*14/8/31 12:39
イルカコールやまうちあつ...114/8/31 9:40
この社会の有り様ichiro...13*14/8/31 7:51
ぶっつけ未詩 8 (煮たヨルナ)Giton5*14/8/31 7:18
灰と熱笹子ゆら414/8/31 1:56
序曲葉leaf114/8/31 1:55
刹那ウデラコウ114/8/31 1:09
感触nemaru1*14/8/30 22:55
心配する気持ち中原純乃7*14/8/30 22:28
蝉時雨千波 一也514/8/30 22:27
お父さん朧月114/8/30 21:52
旅人の靴  服部 剛214/8/30 20:22
マッサージインザバトル花形新次014/8/30 20:18
遍在する顔 服部 剛314/8/30 20:04
-4℃黒の領域凍月7*14/8/30 19:34
悲しい耳陽向6*14/8/30 19:02
変わらないこと自体変わらない2*14/8/30 19:00
時間0*14/8/30 18:57
ある冬の空吉岡ペペロ214/8/30 18:54
待ちぼうけの国カマキリ214/8/30 18:03
カエルの歌が聞こえない耳をふさぐ北大路京介114/8/30 17:38
眠れぬ耳をラジオにあずける214/8/30 17:38
ケンタウルスに跨り流鏑馬514/8/30 17:38
支点chihar...6*14/8/30 16:49
どこまでも吉岡ペペロ214/8/30 16:28
「 日没に 」椎名314/8/30 15:39
ゴールデンウィーク夏川ゆう114/8/30 15:02

Home 戻る 最新へ 次へ
1884 1885 1886 1887 1888 1889 1890 1891 1892 1893 1894 1895 1896 1897 1898 1899 1900 1901 1902 1903 1904 1905 1906 1907 1908 1909 1910 1911 1912 1913 1914 1915 1916 1917 1918 1919 1920 1921 1922 1923 1924 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.68sec.