ひとつ、階段をおりると
まるでこどもにもどったようだ
狂おしいほどに
血をもとめていたことも
海馬の海に ....
私は今年 こんな事に 挑戦しようと 思っています
力強く 笑顔で 豪語した アナタだけれど
のっけから その宣言が 崩れてく
嗚呼 一句 出来ちゃったワ と 苦笑い
言葉通りに ....
お爺ちゃんも、お父さんもそうだった。
僕たちの仕事の要諦は嘘を本当だと言い通すことだ、と言っていた。
そんなこと小学生の僕に言うなよ。
どこかに遺伝子の記憶があったのか、明らかに嘘と誰に ....
重くて
重くて
泣くだろうから
だからなしでいいんだよ
かわいそうだから
足の裏になにかある
ぼくは冷たかった
君のためにタンドリーチキンをつくったら焦げた
焦げのところを包丁ですぱすぱ取り除く
ぼくは熱かった
足の裏にあるもののせいで それのせいで
おおきなそ ....
こころの透明な日に海がやってくる
あてどもない迷いに逢いにやってくるのだろうか
迎えるすべをしらない私はとおい砂浜で貝を観察したり
でも思い出に似た貝殻をさがしてみる
光沢を失った風景 ....
1.モノレールを走らす柱の真下で手をの
ばしたハズだ。明日は今日よりマシだって
話だったけど…?
2.宇宙が橋の端から端で夜景と固形の時
計を燃やしてしまってあたしの足はヤケド。
夜 ....
掃除、片付け
ゴミの分別
始めるまでは厭わしく
いざ取りかかれば簡単で
終わってしまえば、
気持ちがいい
分っちゃいるけど、先延ばし
そうして、かれこれ二 ....
この音楽が止まるまでは放っといて
何も考えたくないんだ 今は
悲しいのは嫌だから
寂しいのは嫌だから
何も失いたくないけれど
今はこの音楽に身を浸したいだけ
まるで目隠しさ ....
「はじめまして」だったのに
「久しぶりだね」みたいな?
…あの日の、あなたとわたし
素っ裸になった空は青いのに
俺はもう30を超えていた
あるいはサングラス
服を着て静かに冷房の効いた部屋に入っていく
透けた空に映ったのは誰でも仰れる青
金か性懲りもない海のきらめきか
青 ....
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「
「「「「「「「「「「「「「 ....
涙をくみあげる ゆびさきの淡い痛みが枯れるときは来ない
かぎりない往復は いくつもの色で潤滑されて
かなしみの精度をふやし
五官のうつせみにくりかえされる干満
光のない静寂には 距離をはかるの ....
貴方のためなら死んでも良いわ。
とハリウッド女優が言っている映画を見ました
不意に思ったのは
私は貴方を死なせるほどの
影響力があるかという疑問でした
映画館をでてから考えま ....
削られる睡眠と、持ち時間を思い
眠気覚ましを携えながら
早稲田通りを西へと向かう。
窓全開の車両に響く特撮物のテーマと
ハンドルを握る女は
「地球の代わりに、守るものが多 ....
午前四時だろうと暑いし暗がりだけど空は晴れていてだけど脳味噌の中じゃ狂気の入物がいまにもあふれそうで振動を与えないようにと必死で対策を講じている、暗闇の中ディスプレイに目を凝ら ....
波打ち際
ビー玉大 小ジャリ拾う
口にふくむ
「私 見張り番をしたのよ」
「何の? なぜ?」
「砂泥棒の・・・コロッケを買うお金欲しかったの」
....
神社で一人叫んだ
神様の声は帰ってこない
仏閣で一人泣いた
仏陀は生き返らない
どうして
会えない人がいるの
どうして会えないのは辛いの
つぎさえあれば
会えないは消え得るのに ....
美味しいヌードルをフォークで食べよう
君は好きだったけど、僕は嫌いだった。
一口食べればまだ見ぬ美味さ?
僕に伝わるか、君の見た味
スピルバーグは
悪いドイツ人に頼り過ぎだ
下手すりゃ宇宙人よりも
悪い役で登場する
良くて悪い宇宙人と結託して
地球を征服する役だ
最後には
トム・ハンクスかトム・クルーズに殺られるか
....
きっと私
あなたに会うために生まれて来たのって
この前言ったけれど
あれ嘘なのよ、嘘のうそのウソ
この前一緒に月を見て
水を歩いたでしょう?
その時はっきり思ったの
あなたの ....
鉄線の咲く道
麦藁帽子のむこうで
蝉が鳴いてるから
私は木陰でコクト一を読む
子供達の笑い声と
恐るぺき子供達の笑い声
私の休日に
夏と冬が過ぎていく
Wカップも
ドイツ対アルゼンチンという
どーでもいい中のどーでもいい
決勝になったし
台風はあっという間にどっかいっちゃうし
シャブ中はそんなに重要な人じゃないし
そろそろ話題をおぼちゃん ....
僕の想いは鏡の一部
鏡の破片
粉々に散った僕の一部
部屋中を埋め尽くす鏡には
紛れもない僕がいる
鏡の地平線の中に
変幻自在の世界が広がる
だから
けれど
鏡は
....
私の行方はキノコが知っている
キノコは如実に成長を遂げる
網膜と網膜の絡み合う間
私は見えない目で何を見るだろう
手指の感覚が痺れを切らして
全てを諦めて
空(から)笑いを始めた
....
血だらけにしたダンボールの聖衣が甦らない
タナトス妊ってプスプス燃えるコスモ
非自力発光天体を集めて翼の折れたペガサス
ふと
魚
解体された身体
部分 部分
で
パックされた
魚
の
肉片
海
の
中
粉々でばらばら
目が開いたまま
睡眠
スイミング
尾びれ
背びれ
ちりじり ....
これだけ情報が溢れる世の中
私は無意識のうちに検索し
人の噂や点数を気にして
なるべく良いところを選ぼうと苦心する
しかしそれが
私の物事に対する眼差しや
何か危険 ....
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