マスター、恋を一杯

では…少々お待ちを


カクテルを飲んだら

咽せて涙が出て
胸が苦しくなり
心地良くて夜も眠れなかった
川崎のソープランド「うちなんチュウ」
のナンバー5ジェシカちゃんが
顧客4人の包茎情報を
横浜黄金町にある柳本クリニックに
3万5千円で漏洩していたことが分かった
4人の包茎は
次、生でや ....
      朝刊に折りこまれた
     それは裏面が真っ白な
    パチンコ屋のチラシ広告
(メモ用紙にと気をきかせたのか)
            そして
     無聊に明け暮れてい ....
   {引用=明滅の海のきらめきしろきゆめ}
なみまにただよう千のきらめき千の破片
いちまいいちまいのかけらがきみを映す銀のおも
そのするどい万の切っ尖にぼくの皮膚はちぢんでいるのに
ぼくはも ....
幸せ壊れたイソギンチャク おっぱい揉みたい手の爪伸びている 毒のある花で飢えを凌ぐ やがて夕闇は
音もなく
グラスの底に流れこみ
溢れ
私の手首をつたい肘から
滴り落ちて
螺旋階段の手摺りを濡らし
滑り落ち
白い
石畳を徐々に浸食しながら坂道をゆっくりと
流れ
 ....
立脚点


あふれる
おもいを
言葉に託し

いますぐ
誰かと共有したい
心の忙しい人もいるでしょう

ひとり
友達も見つからないまま
静かに
書き留めた
自分の言葉
 ....
あの爺さんのハーモニカ、粒の無くなった玉蜀黍(とうもろこし)なんだって、
まじか
笑える
サイレンがうなり声あげてとても大きくえぐれているし
物影という会話に闇だけ
浮かび
まくる
僕が ....
言葉を持たない
ほどけゆくはなびらに顔を寄せる
月曜日のこんにちはが
金曜にはさようならになって
まだ夏は来ないというのに
固い棘に触れた
わたしの指先に
染みのような血だけを残して
 ....
燃える緑をあなたは見ただろうか
わたしは、見た
命の強さと危うさを

美しさに殺されそうだった

だから、逃げたの
命 と あなた から

あっ
遠くで風鈴が鳴った気がする ....
影はたやすく溶けあって
昼間の声を裏切るけれど
なぜだろうか
あなたを抱くほど
くっきりとわたしが離れていく
ねえ、植物学者さん
もう手遅れだよ
ザイライシュヲ クチクシテシマウカラ
ミツケシダイ ヒッコヌケ!
あなたがそう言っていた花
この街道沿いの人たちが
丹精込めて育ててる

麻袋にくっ ....
紙の鏡が風のなかにあり
風ばかり映して黙っている
光の重さに
歪みまたたく


覆うことなく
重なることなく
ただ端は端に
先は先に触れ火を放つ


地に降 ....
片羽の鳥が燃えながら
旧い炎をついばんでいる
公園であり庭であり墓である場所に
両手に剣をかかげた子が立っていて
両目を閉じたまま鳥を見ている






 ....
世界の始まりは夜の闇
夜の黒は
星と月によって和らいだ黒
それが下にいくにつれて濃い黒となり
目を閉じたような漆黒になる
その黒は途切れることなく海に続き
再び色が薄くなり
紺色 ....
夜のとばりが下りるころ
聞こえてくるのは夜風が唄う子守唄
流れる雲に見え隠れする月が
やさしくほっこり微笑むから
眠ろう
枕に頬うずめて

会えないお方に
届け想い
せめて
夢の中 ....
わたしの総てを
受け容れるだなんて
わたしにも出来ないことだわ

だから、
わたしの総てを
受け容れてくれる人なんて
いるわけがないと思うのよ

わたしの
些細な何かをひとつで ....
フローリングに寝てるはずなのに
沈む感覚ありません?

砂浜にきちんと立っているはずなのに
足を取られる感覚ありません?

誰か私を引きずろうとしてません?

水と油みたいに混 ....
私達デブが数十年に渡って
蓄えて来て
これから先も
蓄え続けるだろう
この脂肪が
将来きっと
人類をエネルギー危機から
救うようになることを
知る人は少ない

反原発派から
俄に ....
庭の片隅で子供がじゃんけん
勝った手で円を描く
ここはぼくの陣地

庭の柿の木に
猫が爪痕つける
ここはワタシの陣地

庭木にさした蜜柑
メジロを追い払ってヒヨドリがつつく
こ ....
うその家は
嘘でできている
三叉路が三つもある
うその家

みんなはそこで
笑ってもいいし
笑わなくてもいい
キリスト像を切り刻んでも良いし
仏壇で眠ってもいい

あなたには ....
俺たちが未来に帰るというなら、
いつかそこで、一緒に作ろう。
白ワインとかいうのを傾けながら、
生臭いパイの、感想なんか言いあって。

最大望遠された、
遠く青い星が見える。
ガラスの棺 ....
辿り着いた 秋の日
南天が 笑って いました

お前の出番は もう少し 先でしょう? と
笑いかけると

太陽よりも キラキラとした 笑顔で
見つめ返されて

何だか ちょっと 照れ ....
小さな町が海に飲まれた日 
とても嬉しかったわ
だって数年前 あの町の若者たちは
女を車に閉じ込めて何日も連れ回したのだもの
有り金を奪い
空腹を精液で補わせて
あの中の一人ぐらい死んだの ....
今この目で見える世界それは所詮は眼球の中の世界しかしこの世は広いだろう途方もなく出口も無く端も終わりも無い世界だがそれも分からない自分は何も分からない自分とは何か?他人を知る前に見てみたいそんな小さく .... 〈私と社会〉
社会は初め私をくるむ甘い衣のようだった。
私が一人で歩きだすと、
社会は今度は数限りない迷路と罠をしかけてきた。
私が地図を作り罠の避け方を学ぶと、
社会は今度は遠くに見える山 ....
いつでも今を精一杯
いつも元気いっぱい
バイタリティに溢れ
色んなところに顔出して
目立って笑って
つながってくの大好き

という嘘を
ずっとついてきたんだ

いつでも今が精一杯
 ....
透明な大気に満たされていた
谷あいの小さな あの村に
あたしの夏は いつも帰っていった
斜面のトマト畑で 見上げた空に


悲しみはなかった 日暮れの蜩の声にさえ
秘かに憧れていた  ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
カクテル凍月2*14/7/18 21:11
個人情報漏洩花形新次114/7/18 20:58
折り紙信天翁614/7/18 20:32
知多、6月Giton2*14/7/18 19:52
幸せ壊れたイソギンチャク北大路京介214/7/18 19:10
おっぱい揉みたい手の爪伸びている214/7/18 19:10
毒のある花で飢えを凌ぐ514/7/18 19:10
夕闇Lucy1314/7/18 18:54
立脚点はなもとあお814/7/18 18:44
深夜徘徊パトロール(モリマサバージョン)モリマサ公214/7/18 15:44
おもかげそらの珊瑚12*14/7/18 10:58
夏の白昼夢いるみ314/7/18 2:39
もえる影はるな414/7/18 1:49
外来種西天 龍214/7/18 0:13
ひとつ 湛える Ⅱ木立 悟514/7/17 23:31
ノート(旧い炎)[group]314/7/17 23:30
砂漠へ凍月5*14/7/17 23:19
「 独り寝の夜 」椎名114/7/17 22:21
全員が敵千波 一也514/7/17 22:08
沈む瑞海214/7/17 21:46
脂肪エネルギー花形新次114/7/17 21:38
陣取りイナエ7*14/7/17 21:24
うそのいえはるな614/7/17 19:18
孤児のラグランジェDAICHI014/7/17 19:17
空気清浄器藤鈴呼5*14/7/17 18:19
It's mourning凛々椿414/7/17 17:01
潜る凍月1*14/7/17 13:33
人へ葉leaf414/7/17 7:03
嘘、いっぱい森川美咲4*14/7/17 3:26
夏の歌藤原絵理子814/7/17 1:11

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