後ろに目がついている
後背位でもいつも見られている
サボっていないか監視されている

後ろに目がついている
後背位でもいつも見られている
サボっていないか監視されている

後ろに目がつ ....
いま
ここ
この身に
起こっているコト


きて
ゆく
この世の
トキのほころび


きのうの脳内
傷に気付いて
痛みに至る


明したを超した
時間の軸の ....
いつも午後4時になると
岬に現れるセーラー服

いつも裸足で
そこの海に足だけつけて
泣いてるんだ

どうして 泣いてるか
理由はわからないけど
いつものように綺麗で ....
夜の黒が
何時だって怖かった
だけど僕は知っている
夜空に浮かぶ月を

三日月は美しい
それはもうすぐ消えてしまうから
だから美しい
だから耐えられる

でも新月の夜は無理 ....
風に運ばれて
なつかしい匂いが
辺りを
湿らせる


葉の裏
こもれび
ガラスの小瓶

窓枠
ベンチ
まっすぐな歩道



言いかけた、名前



少し ....
思考と感情の

間で揺れる

ブランコに乗って

追い駆けた空


手を伸ばせば

届きそうな星でも

誰かが困ると

見るだけにした


夢と現実を

繋ぐト ....
携帯電話のディスプレイは
血の指紋であふれている
無数の未完成のことばの指紋
指でなぞれば
嘘に近づく

皮を剥けば剥くほど
なくなっていく野菜になって
うすい記憶の皮膜 ....
釣り上げて 逃がして
逃がして 釣り上げて
ぼくら大口バスが外来種だとしても
これは非道なあそびじゃないか

スポーツだって言うのかい
スポーツと遊びの違いはさっぱり解らないな
いずれに ....
驚嘆すべき青
突き抜けるような青
青のなかに
濃い青と
薄い青が混在し
吸い込めば
胸に広がり
吹けば風になる
山も青
雲も青
星も月も
波も青

青木功も
朝青龍も
蒼 ....
思い出した

深夜放送で読まれた骨肉腫の高校生の女の子の
手紙
中学生の僕は
いのちというものをはじめて意識した
しばらくして女の子は亡くなった
女の子が好きだった深夜放送
僕も毎 ....
きみが教えてくれた黒褐色のたしなみ
変な色のお湯、アルコールよりも腹にもたれる毒液
それなのに好きな人が褥でまどろんでいる{ルビ朱=あけ}の刻、コーヒーを煮立てるのが習慣になると
この見馴れぬ飲 ....
クラムボンは、まだいない。身体浮く浮く中空の。

クラムボンは、死んでいる。僕が飛び込みぐちゃぐちゃに。

クラムボンは、暴れてる。水柱立つ僕の後ろで。

クラムボンは、笑ってる。かぷかぷ ....
大きな会場でライブをする
俺の出番の手前で夢が覚める
飲み屋をやっている知り合いいわく
普通の人たちはよっぽど偏狭で狂ってる ミキみたいに話が通じないもんだよ と言った
普通の人たちか
俺だ ....
僕らは社会の文体を学んで成長してきた
はたまた親の文体に反撥しながらも生きるために
それを受け入れて

今度は自分自身のフォーマットに縛られながら
それとの葛藤にちょっと疲れているのかもしれ ....
フィヒャアー
フィヒャアー

ぼく泣いちゃうもん
ママにだっこじゃなきゃ泣いちゃうもん

フィヒャアー

ぼく泣いちゃうもん
電気を消したら泣いちゃうもん
でも眠い時は暗くしてほし ....
道路に飛べない鴉がいた 危うく轢きそうになった
大人という者は 大人という冠を被ったガキだ
もう短い命だろう この鴉はそんな大人たちよりも
余程 命を懸けて生きている

……
 ....
投げキッスして逃げ去る足にドクター中松のバネの靴 帰りたくない林檎に砂糖ふっている おでこにおでこくっつけてジェリービーンズの雨降る 朝もやに煙る街中を
人影が通り過ぎる
一晩稼いで
これから逃走するところ

  昨夜あの娘は
  盗まれた
  二本の指で滴って
  絡み付き
  トランプの散らばった
  部屋の ....
フィンランドは美しい国だとおもうんだ
でもそれは僕の中のイメージだけの話だ
ネットやテレビやらで、流し読みした薄いイメージだけの

だいたいは総取得時間15分にも満たない
印象だけで
僕の ....
蝉といえばハルゼミ。ぼくは春の東北の山を訪ねるまで、こんな恐ろしい蝉の音があることを知らなかった‥
頂きにとどく高さのモミやミズナラの梢から、一里四方の谷を震撼させていた。その虫は親指ほどの大きさも ....
清々しい朝の光に芝の緑が艶やかに萌える。
美しい旋律は時代の背景となり、
脈々と流れ、
粘りを含んだ人々の呼吸の中で発展する。

季節の花々が咲き乱れる様は
まるで人間の感情のようだ。 ....
寒天越しに見える景色に



そこには何も無いんじゃないかって



手掛かりの色に目を細める
並ぶつもりで
並んでいるのではないし

何億光年も離れた小さな星の住人が
語り伝えた
神話など知らぬ

集まって
輝いているように見えても
それぞれ
果てしなく遠い

線でつな ....
それってクセなの?

来週も同じことしたらちょっとだけ許さないから
認める 認める
認めるじゃないの 認める
みとめるじゃないの したためる

舌に溜めた 戯言が 
ゆっくりと 浮遊して

ふわり
飛んで行ったような 気がしたけれど
黄色くて ....
いるわけがない
いつもの夕飯時のはずが
食卓に投げ出される、突拍子もない弟の主張
あの丘で恐竜を見た
家族みんなの一笑、からかいに
きみはひとり意地を張りつづける

 うっすらとほの暗く ....
あなたは悪くないよ
本当は、誰かにそう言って欲しいのに
私はずっと自分を責め続けている

自分が悪いと
自分を卑下し、貶めるのは
簡単だけれど
貶める度に身体は傷つき
心は摩耗する
 ....
霞みゆく視界を薙ぎ払って私の手に触れたのはあなたなんでしょう。
どれだけの犠牲を払って私は此処に居るの。
どれだけの悲しみや怒りを私は打ち消してまで。
それでも此処に居る事に何の疑問も抱かずに。 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
花形新次014/8/1 0:10
ほころびシホ.N214/8/1 0:03
人魚姫瑞海4*14/7/31 23:48
月を追って凍月4*14/7/31 22:29
恥じらい千波 一也414/7/31 22:27
夜行スケッチミナト螢114/7/31 22:01
『嘘』あおい満月414/7/31 21:42
大口バスイナエ6*14/7/31 21:40
花形新次314/7/31 21:21
深夜放送ichiro...814/7/31 21:20
コーヒーを教えてくれた ──《コーヒー・アンソロジー》参加[group]Giton2*14/7/31 20:50
はてのすいそうDAICHI014/7/31 18:12
GOD馬野ミキ514/7/31 18:00
おでん屋梅昆布茶21+14/7/31 16:26
フィヒャアー朝焼彩茜色17*14/7/31 15:21
陽向8*14/7/31 15:17
投げキッスして逃げ去る足にドクター中松のバネの靴北大路京介714/7/31 11:45
帰りたくない林檎に砂糖ふっている214/7/31 11:45
おでこにおでこくっつけてジェリービーンズの雨降る414/7/31 11:45
ぬすびとやまうちあつ...514/7/31 9:07
白鳥の湖コスモス千葉214/7/31 1:41
夏の蟲Giton3*14/7/31 0:17
ヒヤシンス11*14/7/30 23:24
捉えるKunisa...014/7/30 23:22
プレセペM44Lucy18*14/7/30 23:19
言い訳するときにヘンなステップ踏むのやめてくれよカマキリ514/7/30 22:54
ハイヒール藤鈴呼1*14/7/30 22:34
丘の恐竜乾 加津也12*14/7/30 22:12
悪くないよ猫の耳314/7/30 22:00
memoires三上あず114/7/30 21:59

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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