ひとりごとを かむ
ずっこける 頻度の高さ
きっとクリボーよりもよわいよ
学生という枠から 出ていかなければならない
一歩超えて 私に何ができるかな
生きつづけていく限り
....
男は
ジョッキを
短い射程の女に据えて、
正面に座り直す。
蛍光灯を
浴びるヘアー
の女は、
男にとって
レバー
のない
サーバー。
出来損ない
の
サーバーの、
さばをよ ....
発泡スチロールに入った
テナガエビがひしめいて
二十匹の黒い塊の
半分は水槽に
大きいものは鉢に
フライパンに油をひき
強火
鉢から出して丁寧に洗った
エビを入れて蓋をすれば
し ....
時間は止まらないから明日も君に会いたい
手を引いて綺麗な花の咲く場所
脅迫状にハートマークがいっぱい
プラグマ 全体として
継承した 水が
頭から痛い痛い水が流れてくる
天から流れてくる
覚えてるかい?
いや、そんな筈がないか
僕と君とは他人同士
何の接点も無く
いわば二つの点
そこに直線が引かれることは無い
惹かれることはあっても
覚えてるかい?
覚え ....
何故生きるのか
この灼熱の問いが
僕を責め続ける
何故生きるのか
この灼熱の問いが
僕を責め続ける
今夜は眠れそうにない
苦悩の夜を突き抜けて
苦悩の夜を突き抜けて
やがて黄金の太陽 ....
プラットホームの蛍光灯を
なぞりながら
おりてくる
ぬくもりをもった
夜の闇。
夜の市ヶ谷駅の
下には釣り堀があって
人々はうなだれながら
みたこともない
翼の生え ....
有るということは、(いつか)無くな(りえ)るということ。
居るということは、(いつか)居なくな(りえ)るということ。
存在するということは、(いつか)存在しなくな(りえ)るということ。
全能 ....
松田さんが死んだ
白兎駅でソアラをシャコタンにしようとしていて
車に押し潰されて死んだ
倉吉で暴走族を立ち上げようとしている時で
関西から帰って来られた先輩が何人かおられた
松田さんはその1 ....
なんだか疲れてしまったよ
なんだか疲れてしまったよ
誰か助けにこないかな
誰か探しにこないかな
もう駄目になりそうなのに
誰も探しにきてくれない
呼んだら見つけてくれるかな
....
あの娘はとても可愛いな
私はあまり可愛くないな
あの娘はとても綺麗だな
私はあまり綺麗じゃないな
あの娘はとても素直だな
私はあまり素直じゃないな
あの娘はとても優しいな
私にはあま ....
頭が痛い
たぶん体が考えることを拒否しているのだ
足が痛い
たぶん体が歩いていくことを拒否しているのだ
背中が痛い
翼なんて生えていないのにおかしな話だ
痛い
痛い
痛い
....
河の向こうにあるのは
向こう岸です
至極当然だけど、事実です
あなたは今、どちらの岸辺で詩を書いていますか
向こうですか
こちらですか
それとも、どちらだかわからないですか
一生懸命に書 ....
夜空が見せる死へ
立ち会えば
人は願いごとをするのだというけれど
想いに比べれば言葉はもどかしいだけで
現実にはそんな暇もないほど
許されている時間は
まるで人生のように短く
まばたきの ....
ついに完成させよう
今宵のオブジェ
どのようにでも
変わるだろ
柔らかい土
虫歯の亭主
もう少し必要
無意味なティシュー
どんなお化けにも
どんなお花にも
おしべの唄
めしべの唄 ....
ただいま暑いと喚きながらドアが閉まるが早いかTシャツを脱ぐ。廊下を進みながらタンクトップに半ズボンと次々に脱ぎ捨てる。なにそれと咎めると笑いながらこう答える。
「それ? あたしのぬけがら」
少女か ....
ハセ(長谷川)と俺はお互い母子家庭だったので
学校が終わって親のいない家をお互い自由気ままに支配しあったりした
インスタントラーメンを茹でずに
付属の粉をかけてベビースターラーメンのように食べる ....
さきまして
なでまして
めでまして
かわいい花序
ねずみも絶賛
枯れると思い
きや!!
ピンクのお花
撫でる手指もそぞろ
この ....
夏の半ば
水をさがしていると
雨が降ってくる
柄にもなく花を買った
10ドル
病室であいつは
5歳のように寝てた
俺に気づいて目を開けた
窓の外はグレー
冬らしい雪
古タイヤを囲み
暖をとる男たちの
煙
....
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タイムカプセルは誰の心の中ににもあって
開けられる時を待っているんだ
中に入っている想いは人によって違うけれど
一度開けると流れて行 ....
よくよく考えてみれば人生の半分は曇り空で、そのうちのまた半分は雨と流れてしまったかのようだけど、パール、僕が一生懸命額に汗して竹の子を掘り返しているときや、少しばかりのお札を伐りながら飛び散る蜜柑 ....
先生は首を傾げる
ワタシのどこが悪いのか
いろんな角度から舐めまわすように
ふーむ
今度はワタシのウデをぶらぶら
ワタシのどこが壊れているのか
先生は首をもっと傾げ
....
色々やったさ
何年喰らっても おかしくないようなことをいっぱいね
チョコレートいるかい?
いや いいんだ 気にしないでくれ
一度ガールフレンドに 左目を打ち抜かれたことがある
....
いま45才だから
15の頃はまだ30年まえのこと
いまとおんなじ強さと切実さで
84才のとき
15の頃を思おう
それとおんなじように
きょう69年まえのことを思おう ....
さよなら さよなら 今まで さよなら
モノクロの時代は終わったよ
目の前の色が混ざりに混ざって
眩しくて目 開けないや
その時 手を差し伸べて欲しい
あなたが僕の目だ
....
アツアツ の ラーメン を
ハフハフ と すすった後で
店を出た
キミが 叫ぶ
すごいよ!
何がだろうと 振り向くと
白い 波 波 波
舞い踊りながら
暗闇に 映える
....
1854 1855 1856 1857 1858 1859 1860 1861 1862 1863 1864 1865 1866 1867 1868 1869 1870 1871 1872 1873 1874 1875 1876 1877 1878 1879 1880 1881 1882 1883 1884 1885 1886 1887 1888 1889 1890 1891 1892 1893 1894
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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