調理の得意な人は
もう一次元 ステキな世界へ
連れて行って くれる
そんなレシピを
考案して くれる アナタは
めっけもん
今流行りの もやしもん よりも
なめこたん よ ....
君を救いたい
君を守りたい
君を揺るがすものにも
きっとそう想うだれかがいるだろう
それでも君が君であるという
理由で苦しむのはいやだよ
どんなひともあっていいと
学校はおしえる ....
なすがママに
きゅうりがパパになった
それはつまり
結婚当初
かれらが毎晩毎晩
いやになるほど毎晩毎晩
はげしくくるおしく まぐわったことを意味する
まくわうりのように
ああい ....
私は自分の信じたいものを信じ
見たいものを見つけ出し
聞きたい言葉を探し出し
不都合な事実は無視し耳を塞ぐ
反論に備えて(怯えて)理論武装する
あたかも敵国を想定して軍事演習をするように
....
輝かしいね
見てると見てる自分が眩しくなる気がするよ
美しいね
あなたを見てるとあなたになった気がするよ
もうすぐ バスが来る
あなたはどこの席に乗るか気になるな ....
マンホールの
深い闇の中で
心に通じる
道を探せば
私は寂しい
子供のままだ
もう一度だけ
やり直せるのなら
あの時のように
見つめた ....
「ち・よ・こ・れ・い・と」
あの夏の
「ぱ・い・な・つ・ぷ・る」
打ち水のキラキラ
「ぐ・り・こ」
夕日のバイバイ
しろい頬をこちらにむけて
月が肩をふるわせている
窓の外から、じっと
石でできた町がぼくを見上げる
けれども雨がふっているのはまだ
きみの瞳のなかでだけ
....
夕立の後の
晴れ間にも似た
ぺニスインユアマウス
ただ鬱陶しいだけだ
さっさと
終わらせるには
お前はまだ
テクニック的に足りないのだ
アメリカの戦艦が
俺を見ている
....
ぼくが大人になったら
君をお嫁さんにしたい
一ばん強い、一ばんのお金持ちになって
悪いやつらから君を守る
君が泣いているとき
そばにいて「元気をだしなよ」って言 ....
夏祭りの帰り
土産もない手を
ボッケに突っ込み
田舎道を歩いていた
暗い山影と
遠ざかる喧噪
鈴虫の声と
小川の水音が
草葉の陰から
呟くように
....
緑色の飴を
外人さんが食べようとしていて
私は指を咥えてそれを見ていて
外人さんは
此方を一瞥すると
ほいとそれを口に入れて
ぷいと顔を背け
さっさと行ってしまった
その時、
銃 ....
ずっと前に見たものは
粉々に砕けて体に溶けた
胃液が零れ落ちる
最後の一しずくまで
窓の向こうには朝の光が
トイレットペーパーにくるまって
何も見えない生まれたわけが
あのこのま ....
幸福な人は詩を書くな─故黒田三郎
(外出に杖での独り歩きも無理となり)
室内で皇帝ペンギンの歩みを真似ている
哀れな老耄はおひとりさま
全半生のカルマが絡まり
リモースにせめられおじ ....
まだ小さかった西瓜は
七月の終わりになれば
大きく育ち美味しそう
西瓜を切った時の
ほんのり甘い香りと
鮮やかな色合いが涼しくする
大きな西瓜がたくさん育って嬉しい
愛情込め ....
湯船の湯の中でアルファベットを書いていると
いくつものカルマン渦が生まれた
小さなCの渦
乱れたEの渦
投げやりなXの渦
Qを書くと
Qの渦が生まれ
その中心が優しく輝いているのが見 ....
明晰な過去の雫
その「本体」の姿
夜の帳 風の声
コンプ済みのカードデッキと君の笑顔
歌われる事のない歌とはためく事のない旗
そして、愛する事のない人類と愛される事を知ら ....
僕は上海の窓拭き職人になって
安い給料やままならぬ生活のことで
四苦八苦しながら生きていく
詩など作らず絵画も解さず
芸術などというものには見向きもせずに
思い描くのはせいぜい
昼の定食を ....
体液は
しょっぱく
ああ、なんて
生ぬるい
.
縁切り寺 並んで手合わす片われの メサイアに遭遇した笑み
.
ホリック
詩になりそこなった単語が脳裏でくるんくるんと廻り
バス停から自宅まで歩くあいだに3回転半で綺麗に着地を決めました
いろんなものにホリックなあたしは
青臭いトマトジュースで ....
上司の猫に最敬礼している
涙流れず鎮痛剤も効かない夜です
アイスクリーム溶けてメロンソーダのさくらんぼになる
本質はそこじゃねえだろって
いつも思うんだよな
心に何も響かない夜があったとしても
やっぱり傷を舐め合うように言葉を交わす気にはなれないんだ
何かを欲しがるようにそのセリフの裏 ....
では、女の脇からでる礼儀しらずで思考悪臭と思いました。
東急ハンズで色ペンを買いました。
女の子を描きました。
女の子は泣いてました。
なんで
なんで
なんで
....
ともだちってやっかいだ
きらわれたくないから
うそもいう
ふみこみすぎるから
ざわざわする
陰口いってごめんね
だって言えないんだもの
すきだから
もう言わないよ
そうおもっ ....
死を知っているのか。
子どもが生まれたら腐る先端が脳。
拒否し、虚妄、音の出ない楽器。
ちら、ちらっと出るんだよ。
依存に依存。
情けない。
情けない。と子をぶ ....
蒼い夜を仰ぐ
氷点下の月面は寒いだろう
息をするだけで
小さく鋭い氷柱を飲むような極寒
月の海はどれも凍りつき
孤独死をするのにはうってつけだ
氷点下の月面はきっと美しいだろう
....
向かいの席で麦わら帽に花柄ワンピのよく日に焼けた女がもたれて居眠りしてる大きなスーツケースの上にアイラブ沖縄と書かれた真っ赤な袋が南国のバカンスひと夏のロマンスなんて言葉連想させて涎が出るほど羨ましい ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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