黒鍵の影にメゾピアノの妬み わたしのなかには
百獣が在る

ねむれる獣とあらぶる獣
したがう獣といたわる獣

あなたのなかにも
百獣が在る

おびえる獣とひきいる獣
あてなき獣とみすかす獣

どこから ....
ゆらゆらとゆれる木々
まともでない視界
ぶら下がる猿

無意味だと言ったら、
そう
それはそうなんだ

空気の振動
衝突する合図
ドーパミンの噴出

ビジュアルビジネス
ノン ....
ライオンはついに浮気がばれたらしいね
バッファローは闘牛士の夢を捨てて
先月の見合い相手とついに身を固めるそうだ
キリンは未だに国の補償をあてにしていて
役人が来たときすぐに取り出せるように
 ....
   ヌードになった 庭木の梢に
涸れた寒気の 往復ビンタをくわせ
   そのうえ 独り暮しの老残に
  重い散策さえも 強制するのか
   にびいろのマントをまとった
        年積 ....
先生のために歴史の敗ける北を食べて貼られています
よく海外の興味の事の募集をしていたのがあった
それは日本人の並べる資格で決裂する不利な条件
まるで責任に長い間続く性を授与していません
両者と ....
甘い鎮痛剤が内側を

流れる音を確認し合う

肌は仄暗い光で隠れ

生ぬるい海の感覚と

月の体温のやさしさに導かれ

高揚がお腹のあたりから立昇ると

記憶はもやのようにおぼ ....
黄と橙色は
とてもよく似ていて
それはおそらく
同じ季節を生きているからだ、と
ふと思う
遠い山並みを眺めれば
それは混色されて
日び
上書きされていく
油絵のようだ
厚塗りされた ....
 かれは


祝福とおめでとうの違いが三文字分でも分からなくて
葉の色が変わる季節
落ち葉を靴の下に踏む
森林のなかの一樹になりたかったですか?
山のなかに立っていたかったですか?
名 ....
だれかの奥歯で噛み砕かれた絵本を
きもちわるいおじさんがいつまでも舐めていたの
わたしにもすすめてくるからバッシュで殴ったら時限爆弾のスイッチ「かちっ」っていって
ガール、吹っ飛ぶ。完。で起きた ....
遠い世界の音
聞かせて、僕の耳に
失われた、古代の
あるいは、未来でもいい
遠い世界の音
聞かせて、僕の耳に

無理矢理に心臓を
捻じ曲げるような夜中
薄暗が ....
明日もくよくよ悩むだろう
まもなく虫歯が痛み出すだろう
カレーフェアが開催されるだろう
素敵なシャツが見つかるだろう
仕事はどうにかなるだろう
カキ氷にはカルピスが合うだろう
結局全部幻だ ....
目頭が熱く

震える夜は

ひとりで居る事に

慣れてしまった


同じ涙で一緒に

濡れたのは

あなたとの最後の

思い出だけど


この胸の中 ....
夜みたいな朝を
自転車で駆け抜けて
太陽みたいな君に
真っ直ぐ会いに行こう
僕みたいな君が
にっこり笑ったら
地球上のみんなに
朝陽が降り注ぐんだ
やあ、やあ、おはよう!
剣が
命を奪う為に存在したらお終いだからと
あの日
あなたは重いペンを持ち上げた

数十gの万年筆の先から
深い碧のインクが垂れて
その先に果てしない
一面の海が広がった

万 ....
まだら模様のその生物は
実はとんでもない起爆装置なんだ
体を直角に反り
顔をこちらに向け
目を合わせた人を爆発物に変えてしまう
その姿を思い出すだけでも小さな爆発を繰り返して
体にどんどん ....
病院で次誰が死ぬか
5番目までを予想する
WIN5を始めたところ
最近のじいさんばあさんは
なかなか死なないので
10回連続キャリーオーバーで
25億円になってしまっている
もう寒いから ....
前を見て歩けば先が見える
後ろを見て歩けば先が見えず
いろんなものにぶつかってしまうばかりか
気分が暗くなってしまう
だからちゃんと前を見て歩けと
小さい頃親によく言われた
自分の足を一歩 ....
らしくない空が青く見える 珈琲牛乳をください僕はブランコ 手切れ金で玄関を照らす さみしさよ
あんたのことが大好きで
魂の伴侶みたいに思ってますが

あんたの脚をぶったぎり
火にかけ
じっくり炙りながら
しみ出すダシでニコニコと飯を食う

そういう気でいることを
 ....
Era

惚けたように突っ立ってたら
怒鳴られて 渡されたトンカチ
わけもわからないままに
今に釘を打ち込む
手の平にできた血豆が潰れて
放り投げたトンカチ
通りかかった先輩が拾って ....
雲を取り払った空は青い平面
落ちてはこないアクリル板
そこに涙はなかった
そのさらに上で霞んだ声が聞こえる


降りてくることのできない渡りは
濯がれる術もなく
啼きながらその ....
空は曇ったり晴れたりしている

けれど

心はその奥は

透明で彩って染まって 穏やかに陽だまりが続いている

この世界で小さく大きく

囁いたり 叫んだり

時の流れは愛その ....
天空を吹く一陣の風
この空はいつか見た空
しかし今日はじめての空

あなたに逢えて
本当に
良かった
長い陣痛から産まれた
奇形の言葉たち
これは

鈍色の羅列
亜麻色のロマンス
可憐な夢夢
愛おしい白痴

醜さを仕事にする詩は
まるで人間のよう

はてどう説明しよう
だれも ....
見上げると丸い空

穴ぼこに落っこちたのは

さていつのことだったか

ちいさな空に太陽が昇り

ちいさな空に雲が流れ

ちいさな空に日が沈む

ちいさな空に月が昇り

ち ....
冷房を入れている

不思議でも何でもない
冷房は僕らの傍らに
いつもいて
僕らを温かく見守ってくれている

窓から見える景色は
鮮やかな赤黄
もうひと月もすれば
真っ白にさえなる
 ....
この街は明るすぎるんだ
いつか電気回路ショートさせてやる

月がいつもより暗い気がする
きっと街が明るすぎて
目が眩んでいる

いつの間にか
僕は小さな稲妻を走らせることが
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
黒鍵の影にメゾピアノの妬み北大路京介114/11/28 22:02
百獣千波 一也414/11/28 21:52
言葉の人たちopus014/11/28 21:51
サバンナ青井314/11/28 20:05
にがいしわぶき(九)信天翁214/11/28 19:58
チェス和田カマリ1*14/11/28 18:04
_やぶうちあい014/11/28 16:00
秋のフレイムそらの珊瑚20*14/11/28 14:10
「かれは」泉由良314/11/28 13:27
19階のガール吐水とり5*14/11/28 12:34
真夜中、白昼夢を見て。ホロウ・シカ...4*14/11/28 10:47
予言やまうちあつ...114/11/28 9:43
ロマンチックノイローゼミナト螢114/11/28 9:08
地球に朝がやってくる花咲風太郎214/11/28 7:14
the rising sun衣 ミコ114/11/28 0:16
ばけもの凛々椿214/11/27 23:35
WIN5花形新次014/11/27 22:47
まえリィ1*14/11/27 22:21
らしくない空が青く見える北大路京介214/11/27 21:58
珈琲牛乳をください僕はブランコ114/11/27 21:58
手切れ金で玄関を照らす014/11/27 21:58
さみしさよ(2014.11)新嶋樹114/11/27 21:41
Era214/11/27 18:53
連綿 (四行連詩)乱太郎15*14/11/27 16:00
陽だまりを仰ぐ朝焼彩茜色8*14/11/27 14:13
哀しいおもい渡辺亘214/11/27 9:25
_やぶうちあい214/11/27 9:03
穴ぼこ花咲風太郎214/11/27 7:19
冷房花形新次014/11/27 1:15
超電撃少年瑞海3*14/11/27 0:06

Home 戻る 最新へ 次へ
1806 1807 1808 1809 1810 1811 1812 1813 1814 1815 1816 1817 1818 1819 1820 1821 1822 1823 1824 1825 1826 1827 1828 1829 1830 1831 1832 1833 1834 1835 1836 1837 1838 1839 1840 1841 1842 1843 1844 1845 1846 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.08sec.