それは
一事が万事の世界観
表と裏のバランスで
たったひとつの大切な
命を守って
様々な
有り様
許し許され
飄々と流れよう
マグカップに淹れたインスタントカフェオレ、から、立ち上がる、隣の煙草、安上がりな煙、油がしがみついた換気扇と払拭して、パイプ、非常階段へ、巣の跡、コンビニ、看板、駐車場、止められた高級そう ....
マグカップに淹れたインスタントのカフェオレから立ち上がる、安上がりな煙が行き着く、油の染み付いた
換気扇とパイプ、非常階段と巣の跡、コンビニの看板、駐車場に止められた高そうな車の角に自転車をぶつ
....
十一月六日は
ぼくの革命記念日
書類でできた
書斎の階段状の巣の
撤去を始めたのだ
たちまち
透明な羽根をつけた
兵隊蜂があらわれて
警告を発する
「近づくな」
「何年もこ ....
だーれも知らない
あるところに
みんなとっても仲のいい
素晴らしい村があった
ある日のこと
村に旅人がやってきた
いろんな世界を見てきた旅人は
村人たちの知らないことを
いっぱい教 ....
改札口
カラオケボックス
うっとりしているとき
予感は
選ばない
選択肢のひとつ
休日
また
ぽふっ
とでも
触れる人がいない、と思うと
きゅっとする
Rの発音がで ....
女の抜け殻にアンコ詰め込む
エイプリルフールで血が出た
エッチするまで名前で呼ばせない女に偽名を教えている
あなたの色
今は真っ青で
深い海の青です
最近海に沈む夢を見るんです
それきっとあなたのせい
まあ、溺れそうになったら
誰かの左手が引き上げて
バッと 汗だくで
目が覚 ....
ごめんな
って言う事だって出来るよ
君のことは
どちらかと言われれば、好きなんだ
でもさ
俺は冷たくなろうと思えば
どこまででも冷たくなれる氷なんだ
....
風が夜をたどり
僕の部屋への道を見つけた
何の覚悟もないままで
吹き飛ばされるまでの時間を過ごす
壁ももう何の役にも立たないし
布団をつま先から頭まですっぽりかぶったって
その時が ....
白い萩の花は 秋雨にうなだれて
庭の隅には 夏蝉の死骸が朽ちて
宛名のない手紙は 燃やされる
薄い紫の煙が 竜胆の花と混ざる
黄金色の思い出に 溺れて沈んだ
綺麗なものしか 見え ....
荘厳な壁
雲間の黒い狭間
轟々とうなる風
体が振動する
ボロボロと
崩れて
灰になり
風に飛ばされて
さよなら右手
さよなら左目
さよなら心臓
木の幹の根元
犬の垂れ下 ....
座礁する音を
わたしはしらない
その
しらずにいる日々が
肯定されうるものか否か
はかり得るすべがない
わたしには
座礁する音を
わたしはしらずにいたい
その ....
扉のむこうにあるおはようはいるからだからぬけられずあな(た)のなかからセロファンめがねごしにみる空にうそつき。リラ・ラーソンのしましまねこTシャツはりねずみ100匹リラコで言畑二丁目まではふら ....
楽しかったFC2生活も
遂に終わりを迎えた
FC2からDMM.com
DMM.comからFC2
そしてxvideoという
ルーティンワークが
もう出来ない
もう、
出来ない
....
耳を塞いだ台詞の奥で
お前の言葉が 突き刺さる
誰に 何を 言われても
引き下がらぬ 姿は
格好 良いよ
俺も そんな風に 生きたいと
誓った 筈なのに
寝転んだ 芝 ....
不安が僕を乱打している
厳粛に受け止め続けていると
全身から憂愁の風が乱舞し 苦しみから思わず自矜した
夜露で窓硝子が湿っていて
室内は私の忿怒の高ぶりで擾乱している
驟雨が通りすぎ 水を吸収した壟畝が憐憫の情で私を見ていた
悪夢
蚊がれの字に足を上げ
腕に止まり 足に止まり
れ
れ れ れ れ れ
れ れ れ れ れ れ れ れ れ れ
....
逆らえない
(ねむい)
音や画像を流しても
おしゃべりしても
運動しても
お腹いっぱいになっても
(ねむれない)
逆らわない
不眠症の坊 夢遊病の嬢 おいで 深海魚になって スイスイと 無数の星に見張られて 夜遊び
悪いことしていると 空に 一筋の流星 輝く裸足で追いかけたらば 森の中 何か着弾 地面にめりこみ 光を放 ....
そのキリトリ線は曖昧だから
うまく切り抜けたためしがない
だけど秋生まれはいつだって
短い季節に恋い焦がれてる
なんて半分は嘘
秋模様を切り取ろうとしたことは
後にも先にも一度しかない ....
「後悔はしていない
海原はどこまでも広がっていく」
と
それは男の夢
私という女はその男を捨て
今は小さな小屋に住んでいる
どこまでも広い空を
四角い窓の外に出て
見る そ ....
かみさまと せいこうできないから
つきに またがる
.
雪を見たいと蝉が鳴いている
寝言でこぼれた未練が染みになった
中華バイキングでのプロポーズがお腹いっぱい
比翼と翔け その止まり木に
大切なものを失くし
また その存在すらも忘れた 男の話
ある男
「いざ ここから 初めてを行かん」
川の辺にうずくまる蛙の 泥に似た合唱
好み 幾重 ....
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