眠っている時のわたしのたましいが聴くのは
求められなかったあれやこれやのかなしみの旋律
それでも覚醒することなく
囚われることを好んで眠り続けたい

きょうの明日にはいつもさらなる下りだけの ....
瞳を閉じて何をみる
夢がうつつで何をみる
あしたの日の出をみているか
あしたに輝きみえてるか

あしたに何がみえるかい
かなしみだけしかないだろう
ただ鮮やかに滅んでく
あしたに何をみ ....
挑発的に突き出した中指は
堅実的な銀行員の目に触れた。

人生舐めてる証としての中指は
飴玉みたいに甘ったるく
今日も今日とて順調にすり減っていく。


正しい道を見据えてきたその目は ....
深夜、少年たちは繁華街のグレーのキャディラックに駆け上がり、思い思いの武器で滅茶苦茶に叩き壊した、騒ぎを聞きつけて飛び出してきたキャディラックの持主もこみで…持主が連れていたゴージャスな女は事 .... 洋燈が揺れている 心を反映する
「愛しています」 わからなくなった夢
見知らぬ暗い森を 彷徨っていた
遠く微かに 木々の隙間に瞬く 暖かな光


秋の夜に 影をなくした 心へ
何かし ....
白い柱の背骨を
クネらせた
憂鬱

そう見えたもの
それは――

千切れそうなほど
頭を垂れたまま
しんしんと澄んだ闇を
受け入れたその
首の付け根に

先細るほど渇き切った ....
朝の信号は、青になり
盲目のひとは白いステッキで
前方をとんとん、叩きながら
今日も横断歩道を渡ってゆく

日々の{ルビ道程=みちのり}を歩く
惑い無き後ろ姿は
人混みに吸い込まれ
段 ....
冷たい雨が降り続く
冷たい雨が
靴を濡らす
季節は落ち葉の底深く
沈むように眠りに落ちる
望みは断たれ
願いは口を噤む
もう金輪際
雨が降り止むことはない

濡れた落ち葉は断定す ....
言葉と感情に潰されまいと

無になることを覚えた・・・・。

怒り・悲しみを表し、伝達手段の模索をしても

笑い飛ばされて終幕を迎える・・・・。

「知りすぎたことは、マイナスにならず ....
遠藤文学講座の後に、皆で語らう
この店で僕は、受洗を決意した。
この店で僕は、息子の障がいに泣き崩れた。

四ツ谷の地下の珈琲店・エルは
奇遇にも
遠藤先生の命日である、今日
四十五年の ....
歳を重ねるごとに教科書はどんどん小さくなって、今や親指ほどのSDカードになってしまっている
何からも学ぶことができなくなっていよいよ終末感が漂う

空は暖かな海のように遠いところで水色を安定させ ....
日陰という暗闇で
水を飲みながら休憩する
心は日向 さあ仕事
髪の毛を30cmも切りました
前髪なんて眉より遥か上

やけくそですよ、ええ

課題プリントたくさん破りました
おかげで部屋は紙屑だらけです

やけくそですが、なにか

ごはん ....
モチモチのものを触ったら
モチモチだと感じる
そんな簡単なことに 惑わされてばかり
………いやなやつ ゆめのなかに はじめて あらわれて…きて……………
なかよく……した……*…たぶん かれはしぬ………
……しんだ…その………どちらか……………だ……

夢とは不思 ....
「この通話は
今後のサービス向上のために
録音されています」って
たちの悪いクレーマー対策なんだよ
それぐらい気づけよ!

それはさておき
捏造だろうが何だろうが
こうなったら引っ込み ....
君は
産毛の生えた頬で

僕は
固く強張った頬で

あなたは
皺を幾重にも刻んだ頬で

いくつもの意味を孕んだ
頬のかたちを
僕らは笑みと呼ぶ
 多羅葉・たのもう・何の用


砂に描いた 愛の台詞
波が来る前に 読まないと
あなたの心が 離れそう

大丈夫 タラヨウに 任せよう
葉の裏に 文字を 書くんだ

カーボン紙みた ....
台風が来る
南の海の匂いと一緒に
置いてきた心を運んでくる
まっすぐに僕を目がけて


近づく力のかたまりに
胸の奥が震える
雲を巻き込む大きな螺旋が
心臓の鼓動と響き合う
どきど ....
{引用=
夜は目が覚めるほど近くで明ける。
まぶしい朝、ひどく生きる。

白いシーツ
顔までかけてもらって
幸福の尺度
はかりかねる

鎖かけて、
   なだれる。

きみの手 ....
相撲で刃物使ったのか 指パッチンして折れたとは言えない フォンダンショコラ打ち上げ寒空   自律訓練ではない 瞑想でもない
      単に 老化が焦げついて
       (まどろみとは異質な)
  うたたねが悪癖となっただけ の
         おひとりさま だ

   ....
絵空事が好きだ

私の好きなものが
二つも入っている

ミロの絵はとてつもない
子どもの落書きのようでいて
都会の喧騒のようでいて
原始人のひらめきのようでいて
神話の亡骸のようであ ....
ラジオから
古いコマーシャルソングが
聞こえてくる
まだ製造販売されているのか
リアルな感覚が違和を覚え
希望の持てない時事放談なんか
これ以上聞きたくないの
逃避行動を待ち受けていた
 ....
やっぱり
わたしはわたしに生まれ変わった

だれになりたかったというのだろう
目覚めた時
わたしを確かめて
そっと手をにぎりしめた

旅を思いだそうとしたのに
もう夢の足跡は消えてい ....
いまは
染めることを
少しずつ楽しんで

いつか
白髪のままで
いられるように
なれたらなあ
あさがた
空がまだ黒いベールをまとっている
そんな頃合い
ささいな物音で目を覚ました
ような気がして
結局同じようには
すいみんに入れないでいる

最近おもうこと
母にな ....
私と社会との出会いは単純なものだった。大学で幅広く社会科学を学んだので、そこで自動的に社会の仕組みや社会の出来事に興味を抱いたのだった。人が集団をなして生産活動を行っていく中で、どのような体系 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
祈りもっぷ414/10/6 1:40
あした![group]414/10/6 0:33
舐めてる中指。端沢 紫琴014/10/6 0:28
駆除ホロウ・シカ...014/10/5 23:43
枯葉の歌藤原絵理子3*14/10/5 22:41
白い憂鬱の影ハァモニィベ...4*14/10/5 22:15
盲目のひと服部 剛614/10/5 21:42
冷たい三日月Lucy11*14/10/5 21:30
流浪。梓ゆい014/10/5 21:28
机上のワインー珈琲店・エルにてー  服部 剛414/10/5 21:26
美化されすぎた世界のせいで木屋 亞万3*14/10/5 21:26
日陰陽向1*14/10/5 20:43
眉上ちゃん瑞海8*14/10/5 18:24
モチモチ陽向3*14/10/5 18:01
でんぱアラガイs5*14/10/5 17:48
非難かんこく花形新次014/10/5 17:24
お前は 緩んだ頬で四角い丸614/10/5 17:18
ハガキの木藤鈴呼2*14/10/5 13:01
野分八布414/10/5 12:17
夜は目が覚めるほど近くで明ける佐藤真夏214/10/5 11:51
相撲で刃物使ったのか北大路京介214/10/5 11:45
指パッチンして折れたとは言えない514/10/5 11:44
フォンダンショコラ打ち上げ寒空314/10/5 11:44
ケロイドもわすれて⑩信天翁114/10/5 11:40
絵空事やまうちあつ...3*14/10/5 10:08
あおば6*14/10/5 9:48
最初の景色朧月314/10/5 7:46
白髪中原純乃2*14/10/5 7:02
ココアかんな7*14/10/5 4:39
社会美葉leaf014/10/5 3:34

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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