自律訓練ではない 瞑想でもない
      単に 老化が焦げついて
       (まどろみとは異質な)
  うたたねが悪癖となっただけ の
         おひとりさま だ

   ....
絵空事が好きだ

私の好きなものが
二つも入っている

ミロの絵はとてつもない
子どもの落書きのようでいて
都会の喧騒のようでいて
原始人のひらめきのようでいて
神話の亡骸のようであ ....
ラジオから
古いコマーシャルソングが
聞こえてくる
まだ製造販売されているのか
リアルな感覚が違和を覚え
希望の持てない時事放談なんか
これ以上聞きたくないの
逃避行動を待ち受けていた
 ....
やっぱり
わたしはわたしに生まれ変わった

だれになりたかったというのだろう
目覚めた時
わたしを確かめて
そっと手をにぎりしめた

旅を思いだそうとしたのに
もう夢の足跡は消えてい ....
いまは
染めることを
少しずつ楽しんで

いつか
白髪のままで
いられるように
なれたらなあ
あさがた
空がまだ黒いベールをまとっている
そんな頃合い
ささいな物音で目を覚ました
ような気がして
結局同じようには
すいみんに入れないでいる

最近おもうこと
母にな ....
私と社会との出会いは単純なものだった。大学で幅広く社会科学を学んだので、そこで自動的に社会の仕組みや社会の出来事に興味を抱いたのだった。人が集団をなして生産活動を行っていく中で、どのような体系 ....  
前略 わたしはぼちぼちです

あなたはいかがですか 草々

追伸 ぼちぼちだといいな



 
今週の日曜日は ハイキング

デートの約束取り付けた

来月 友人の結婚式

予定があり

目的がある

たのしい ショッピング
あなたが息を吐くたびに
わたしが息を吸うこと
あと何度めで気付かれるだろう
ちぎれかけた紐
抜けかけた柵
割れそうな風船
コップのふちに集まる悲しみ
こぼれかけ続けて
すっかりわか ....
あんまりつよく抱かれたもので
そこだけ空間が色づいています
さわってみると、
わずかにわずかに
抉れています

夕暮れは欠落を得ていっそう華やぎ
わたしは
わたしは、
いったいど ....
かぜが
黄色味を帯びてきたから
わたしは防衛じみて
厚着をはじめる

何処とはいえない確かな弱り火の
冷まされゆくのが
伝わりはじめる

決して消させやしないと
言葉を選べば選 ....
  ボンネットに
  縞模様の葉と夕日がはずむ
  萌えゆく色のストッキングに
  つつまれた腿をにらむ
  どんな味がするのか
  あなたとの愛は
寝ても覚めても
 迸る感情
君の事を想いつつ
朝日が昇る
まだ形状の定まらない
 流体の太陽

金床に流し込み
躊躇の槌で打ちつける
超高温の金属は
赫灼と輝き
理性 ....
個々の
価値観をはかっていくこと
たぶん
それが必要

調整中
それがすべてに通じない
過程は大事
でも
結果をいそぐ人もいる

欠けている
から
与えられる
それに
慣 ....
ひとに謝ってばかりの
毎日がだらだら続いていたから
首がいつも決まった位置に曲がり始めました
大人になっても子どもの姿
{ルビ蓑蛾=みのが}の雌は{ルビ蓑=みの}の中
雄が訪ねて来るのをじっと待つ
翅も持たずに交尾をし
卵を産んで死んで往く

大人になっても幼いこころ
美しく濃い ....
真実は黙殺される
それは政治的な意味で
大なり小なり

きらきら光る
湖畔で
金色の髪の少女が
狼の首を捻る
狼の口から
(舌が出ている)
さらさらと川に
血が揺蕩う

それ ....
千円くださいと言ったら殴られるだろう
百円くださいと言ったら無視されるだろう
でも十円くださいと言ったら ひょっとして
ニコリともしないでくれる人があるかも知れない

もちろん百万円ください ....
鏡のように映り込む山々
湖は鏡そのもの

たくさんの魚が見える
水が綺麗な証拠
心が洗われて綺麗になった

遊覧船が行き来している

山々に囲まれていて
空気が綺麗
静かな愛が流 ....
言葉に表せない思いは
ため息で足元に落とせばよい
言葉に表しても伝わらない思いは
自分で口を開けて呑み込めばよい

いつも思いを言葉で包み込もうとした
言葉に包まれた思いは変色してしまい
 ....
秋風のなかに
ほんのわずかに残された
夏の粒子が
午過ぎには
この洗濯物を乾かすだろう

通夜、葬儀の放送が
朝のスピーカーから流れて
犬が遠吠えを繰り返す

香典の額を算段して
 ....
じっと目を合わせて
見つめてしまえば
もう、こっちのものだった
この競争が
どちらの勝ちでも

あなたが一緒にいてくれた
あのおもいを忘れない。
そよ吹く
風は近い
真昼の
日差しを受けて
たおやかに
走れ
夕陽に映える
空の
水草
乗り越えるしかないものは
泣いても怒っても
乗り越えるしかなくって
ひとつ ひとつ

それでも出てくるのが
涙 だったりしたら

助けて
似たような幻なら幾つも見ている
運動会や遠足の帰り道
途中で投げ出した試験の最中に
きっかけもなく駆け足で通り抜けた道
傷ついた恋なら一生忘れはしないだろう

出入り口の庭に転がる ....
パンとジャムと珈琲と
もう何もいらない
別れをつげる

何にたいして
考えてなかった

ただこの辺にあるものに
別れをつげる

なんとなく
そんなときだろって
時間がゆったり流れている
いつにもましてゆったりと

この時間に何を浮かべよう
ありきたりのものでなく

いつもよりゆったりの時間
ふさわしいものを浮かべたい

時間がこんなにゆった ....
誰かとなんかいたくない 誰かじゃないから君といたい
誰かじゃなんかしっくりこない 誰かじゃないから君といたい
誰かはいつか忘れてく 誰かじゃないから忘れない
誰かはいつか飽きちゃうよ 誰かじ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ケロイドもわすれて⑩信天翁114/10/5 11:40
絵空事やまうちあつ...3*14/10/5 10:08
あおば6*14/10/5 9:48
最初の景色朧月314/10/5 7:46
白髪中原純乃2*14/10/5 7:02
ココアかんな7*14/10/5 4:39
社会美葉leaf014/10/5 3:34
前略殿上 童24*14/10/5 1:50
ショッピング佐白光1*14/10/5 1:06
風船はるな414/10/4 22:27
夕暮414/10/4 22:20
クール・ダウン千波 一也214/10/4 22:13
ボンネット[group]草野春心214/10/4 21:50
融鉄凍月16*14/10/4 21:25
理想、現実、そのはざまの、はなもとあお714/10/4 21:00
ぺこぺこ雨粒雨子214/10/4 20:55
美濃夢詩びとただのみきや18*14/10/4 20:50
たらとopus114/10/4 20:20
十円乞食浩一3+*14/10/4 16:43
夏川ゆう214/10/4 14:33
言葉と思い……とある蛙8*14/10/4 13:14
まえぶれそらの珊瑚2214/10/4 11:14
媚びを売る無花果3*14/10/4 6:54
選挙014/10/4 6:52
秋桜アラガイs7*14/10/4 6:43
言っても良いんじゃないかな中原純乃7*14/10/4 5:41
それは曖昧な記憶の隅アラガイs5*14/10/4 5:23
この瞬間たからじま014/10/4 4:31
ゆったりの時間に014/10/4 3:23
誰かとなんかいたくない竜門勇気314/10/4 3:11

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