恋して 弱くなりました

愛して 強くなりました

向き合って 真実を得ました



 
顔ヨガしながら散歩しているのか 本屋で万引きしたレモンが硬い あなたが深いところに落ちないように
手を差し伸べて 支えていきますから

私が寂しくならないように
どうか お隣にいてください

でも笑ってばかりだと変だし
二人で泣いたりすると ....
母親らしき人が秋を告げた ずぶ濡れのアパートを 飛び出して
たよりない街の たよりない自分から
駆け出して行く

「お前を産んだ途端に、
お母さんの人生は終わってしまったんだ」と、
罵る泣き声のようなもの ....
傷だらけの身体 
見ただけで涙がでる 
泣いちゃいけないのに 
それでも腫れ上がった顔で 
笑ったあなた 
寄りかかっちゃいけないのに 
ただあなたの胸で泣きたいと思った 
抱きしめてあ ....
「いつか、会わせてください。」と

12歳の女の子は呟いた。

ランドセルを背負い

スクールバスを待つ公民館の前で。

土曜日の夜

すれた匂いの飲み屋前

酔っぱらいを背に ....
  秋の町は、
  くれないのさざなみ
  思い出はずっと乾いていた
  ポケットのなかの木の葉



  あのひとからはもらい損ねた
  微笑みの匂いがする
  きみと帰る ....
なにか
あたらしい生命を宿したように
ある種の覚悟を
はらんだようにもみえる
鮮やかな紅の群れ

陽をあびて
風にながれて
堅くも軟らかな血脈として
秋を運んでいる


そ ....
朝目が覚めてもまだ眠たいと思うのは
昨日が終わって欲しくないから

おはようと言って昨日の終わりに
さよならしよう

夜寝ている時に夢を見るのは
今日が終わって欲しくないから

おや ....
その靴は私の足にあわないので
履くたびに痛みが増しました

1日その靴を履かなかったら
少し痛みがやわらぎました

どうしても
その靴をはきたかったので
翌日は我慢して履きました

 ....
むしられた羽根が
散らばる四畳半は
着古した洋服の匂いが漂う
何週間も閉じられたままの
ノートパソコンは
化石になって  ....


憧れを追い駆ける時の虚しさ
その中でしか見つけられない{ルビ理由=わけ}を求めていること
いつからか
僕の片手には孔が開いていた

その寒さの中で屈まっている君よ
なんて空疎 ....
誰かが 私の家の
屋根裏部屋に上がって オナニーしている

階下には 小さな人形が
黒い大きな座椅子に 足を開げて 置いてある

その人が 上で 思春期をふるわせた声を漏らす度
 ....
おじいちゃんが
台風が来るから
窓に板を釘で
打ち付けるんじゃと言い出した
サザエさんマニアで引きこもりの
お兄ちゃんも同調し
二人で作業しはじめた
お父さんもお母さんも
同じ病院に通 ....
インターネットが席巻し
情報砂漠が広がった
見渡す限りの情報は
握りしめてはすり抜けて
踏み固めてもすくわれる
潤いのない発言に
心の奥が渇いていく

砂漠化した情報は
元に戻ること ....
「だから
 キミを愛するすべての方法の
 特許をボクが取れば
 他の人はキミを愛せないんだ」
「そうね
 ついでにアナタを愛する
 すべての方法も取ったらいいわ
 アナタ以外に
 アナ ....
船橋で発生した
台風43号
「キャロライン洋子ゼッターランド」は
その後東に進路を取り
八千代市に進んだところで
温帯低気圧「まいちゃん」に変わった

その名の通り
船橋だけが
ふな ....
石段に咲いた紫野草
苔に混じって隅に咲く

月光が飛沫とはしゃぐ
鯉が眠らず 水源はそそがれる

水滴の輝きが 近く遠い真夜中
カーテン越しに およぐため息
 
夜のまんなかがあいていたので

表層的な愛を置く

ハピネス

祝いましょう

罪深かったはずのわたしたちはいつからか

ちがう息の仕方をおぼえた

まばたきが要らなくなっ ....
山峡から雲がほどかれて
青空の薄い隙間に流れ込んだ

寺の境内のジャングルジムの上を
白球は大きく弧を描いて巡り
泥田の中に澄んだ影を潜ませ
その影の中にぼくらは遊んだ
風は風のように木 ....

神戸市は快晴
ポートアイランド
人工島のふとう

海側に向けて寝たから
フロントガラスは塩まみれ

コンクリにタッチした波が
後ろとぶつかって
とんがりがそこかしこに出来ている ....
素直に
想いを伝える
命の煌めきは
身体を紅く
染める耀きの
燃料になっていて

未来へと
想いを運ぶ
夜空を照らす
裸のままに
燃える僕らの炎
流行り廃りや、
他人の評価なんぞが、
気になっちまうくらいなら

詩人なんてやめちまえ

オナニーして寝てろ

ふぁっくゆあせるふ
それは時を越え届く手紙
――封筒は茶色く変色して
だが土色の背中に亀裂が入るように
そうして新たな啓示を告げ知らせる妖精が
花弁のような華奢な翅にその霊妙を巡らせて
そよ風とワルツを踊りなが ....
3日前から並んでて中止 こどもの起きる時間に帰れず秋の不倫 ひとりで走って一等賞 公道から駐車場に車を入れる
「いらっしゃいませ」の声を聞き流して
雑誌架から適当に雑誌を抜き出し
窓際から店の中央へ視線を流して
空席を見付け 椅子を引いて座り込む

盆に水とおしぼりを持 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
あなたとわたし殿上 童21*14/10/12 23:58
顔ヨガしながら散歩しているのか北大路京介314/10/12 23:29
本屋で万引きしたレモンが硬い214/10/12 23:29
二人瑞海13*14/10/12 23:29
母親らしき人が秋を告げた北大路京介214/10/12 23:29
刺さる雨為平 澪614/10/12 23:02
無題文字綴り屋 ...1*14/10/12 22:58
ふたり。梓ゆい0*14/10/12 22:35
さざなみ草野春心414/10/12 22:28
紅葉群千波 一也614/10/12 22:10
終わりにリィ2*14/10/12 22:00
新しい靴Lucy17*14/10/12 21:24
カナリヤの羽根あおい満月614/10/12 16:03
陽向7*14/10/12 15:02
為平 澪3*14/10/12 14:40
そのままにしておいた花形新次114/10/12 12:33
情報砂漠イオン014/10/12 10:32
自己愛特許0*14/10/12 10:31
船橋タイフーン花形新次014/10/12 7:30
影光砂木7*14/10/12 5:16
ハピネスかかり214/10/12 4:22
ぼくたちは静かに遊んでいたオイタル3*14/10/12 0:34
ポーアイ北埠頭nemaru2*14/10/12 0:18
裸火[group]りゅうのあく...12*14/10/12 0:16
所詮は糞のようなもんだ楽歌1*14/10/12 0:07
敬愛ただのみきや15*14/10/11 23:23
3日前から並んでて中止北大路京介414/10/11 23:22
こどもの起きる時間に帰れず秋の不倫014/10/11 23:22
ひとりで走って一等賞414/10/11 23:22
行列の出来ない店でイナエ11*14/10/11 22:16

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