神戸市は快晴
ポートアイランド
人工島のふとう

海側に向けて寝たから
フロントガラスは塩まみれ

コンクリにタッチした波が
後ろとぶつかって
とんがりがそこかしこに出来ている ....
素直に
想いを伝える
命の煌めきは
身体を紅く
染める耀きの
燃料になっていて

未来へと
想いを運ぶ
夜空を照らす
裸のままに
燃える僕らの炎
流行り廃りや、
他人の評価なんぞが、
気になっちまうくらいなら

詩人なんてやめちまえ

オナニーして寝てろ

ふぁっくゆあせるふ
それは時を越え届く手紙
――封筒は茶色く変色して
だが土色の背中に亀裂が入るように
そうして新たな啓示を告げ知らせる妖精が
花弁のような華奢な翅にその霊妙を巡らせて
そよ風とワルツを踊りなが ....
3日前から並んでて中止 こどもの起きる時間に帰れず秋の不倫 ひとりで走って一等賞 公道から駐車場に車を入れる
「いらっしゃいませ」の声を聞き流して
雑誌架から適当に雑誌を抜き出し
窓際から店の中央へ視線を流して
空席を見付け 椅子を引いて座り込む

盆に水とおしぼりを持 ....
私があなたを好きだから
あなたも私が好き

そんなのはありえないさ

誰だって
好きな人には
好きでいてほしいけれどね

そううまくいかないものですから
可愛い声で
綺麗に喋るのに
ドスの効いた恨みを連ねる

どうにかしてあげたいけど
面倒臭い

これを偽善と言う
うるさい‼
思想と行動
嘘と本当と嘘
頭のワルツ

 ....
I.栄養
すきなことばが変遷して。落ち着かない気持ちもことことと。同じ鍋に入れて煮込む。市販のルーでも掛け合わせれば好みの味にできるんだ、と自慢げに。何が混ざっているのか当てる器量はない。「おいしい ....
吹きすさぶ
嵐が接近する
真夜中に
灯火で照らすのは

きっと陸にある
港のような君と
海を航行する
船のような僕を
繋ぎ止める
綱の堅い結び目で
しかないのだろう

小さな ....
宇宙が透けて見える
透明な空を切り出して
ワイングラスに

緑と青と紫の間を
彷徨う涙の海をボトルに詰めて
111年

封を開け
グラスに注いだ

未来の記憶から
冬山 ....
午前2時15分の約束

ふたりあわせて
むかって 踏切
合言葉は
透明な電車にかき消されました

音のしない午前2時40分
住宅街 青い月 砂浜
波の音だけ 鼓膜を撫でる ....
そのままでは
苦みが目立つだけ、だけど
他と交ざり合うことで
やわらかい香りの
洗練された甘みに
なる

涙もそうかしら
偽りもそうかしら
ため息もそうかしら

今す ....
「実際にないものを繋がりとして見る辺り、矢張り人間は莫迦です。

「もしこれで終わりなら(勿論実際は違う、)虹で満たされた鏡面へ行きたい

「好きな色は?と訊かれた小学生の過半が虹色と。実際は ....
きれいなことばの、
尖った先で
日常にいくつもの
穴をあける
風船のようにふくらんだ毎日から
すこしずつ
空気のようなものを抜くために
あらそいなんて
したくないから


 ....
ヨシダ証言によると
カン元首相は
福島にお遍路さんの格好で現れ
「巡礼の旅の途中に立ち寄った」
と発言していたことが分かった
何となく縁起わりいな
という雰囲気が辺りに漂いはじめ
所員達 ....
誰かの溜息で
紅く染まった紅葉
風に巻き散らされて
紅い絨毯が敷き詰められた
一歩 歩む度に
カサッ カサッ 
と、小さな悲鳴を上げる
その一枚を拾って
空に翳してみれば
紅い残像が ....
めごきめごきめごきと
前触れもなく音がして
ああこれは歯車の音だと
周りを見渡しても見当たらない
どこの歯車
どこに歯車

めごきめごきめごきと
絶え間なく音がして
一人きりの浴槽で ....
空に向かって融けてゆく
指のかたちの切る花
切る花
空に向かってかがやく花


鏡に映る 名前の無いもの
欲めると同時に満たされるもの
すぐに消える言葉の背を
長い長 ....
   土砂降りは はげしいリグレットの雨
    腐敗臭は つめたいカルマのヘドロ
 頼りの杖だけが 骨折をわずかにささえる

   胸のうちで 燃やすものがなくなった
 胸の底から 萌えあ ....
今夜見た君の落涙 
大海より一途な雫 
掬う前に消え失せる 
ぼやけた影と足音 
これは天壌の喪失です 

宵っ張り僕は気狂い
荒天が我が身を{ルビ劈く=つんざ}
{ルビ破芭蕉=やれば ....
樹に実っている果物
その皮はいったい
どれだけの労働を包んでいるのか
どれだけの音楽的な映像を
自然と科学が
ぎりぎりのところで摩擦する地点で
果物は静止し膨張する
果物は時 ....
夏は秋のように色が多くない
色褪せたような夏
爽やかという言葉が似合う

色が少なくても地味ではない
人々の心に印象づけるパワーがある

潮の香りが街を擽る
その擽ったさに耐えきれず
 ....
君の居なくなった虚空を
ふんわりとした雲が 流れてた
何故だか 涙は 出なかった
何故だかは ハッキリしている
「喪失」でも「消失」じゃあ
ないからだ

それでも 繋がっていた  ....
なにが入っていたのやら
わからないのだけれど
綺麗な包装紙や箱

おふくろが
いただきものの
高島屋なんかの包装紙なんぞを

ていねいに折ってあるものが
押し入れの隅からときどき ....
私のことに触れるには
最低限の言葉をきちんと
リンスしてこないと
知ってる人の大半は知っている
外で通じるからって
うな丼じゃないんだから

過去は思い出
悪いのもある
貴女に傷つけ ....
海も砂も烏も字だから吸っても
かじっても
緑じゃないし、溺れない
キミ、魚か
高さが
あれば重力するかも
土でない地に
いつも餌だものいつも
どうしてかたりたがるのか
絶え間なく餌で ....
久振りに見たよ
素朴の机上
前振りも無しに
荒夜の円上
とうとうと、とか
ろうろうに、ほか
いろいろな表現あるけれど
現状の美しさは空前だし
クリアを吹いたときより
明解だし自明だし ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ポーアイ北埠頭nemaru2*14/10/12 0:18
裸火[group]りゅうのあく...12*14/10/12 0:16
所詮は糞のようなもんだ楽歌1*14/10/12 0:07
敬愛ただのみきや15*14/10/11 23:23
3日前から並んでて中止北大路京介414/10/11 23:22
こどもの起きる時間に帰れず秋の不倫014/10/11 23:22
ひとりで走って一等賞414/10/11 23:22
行列の出来ない店でイナエ11*14/10/11 22:16
そううまくいかないものですから無花果4*14/10/11 22:05
やすこちゃんopus014/10/11 22:04
詩のレシピ(改)haduki...214/10/11 22:00
嵐の夜に灯火を照らして[group]りゅうのあく...10*14/10/11 21:54
硝子氷凍月4*14/10/11 19:35
水母の子瑞海4*14/10/11 19:33
バニラ・エッセンス千波 一也314/10/11 17:47
虹色の実際に綺麗な魂が出るなけま、たへ...0*14/10/11 14:50
深い呼吸の前にかんな3*14/10/11 14:02
誤報花形新次114/10/11 11:56
【 レジリエンス 】泡沫恋歌22*14/10/11 11:48
歯車クナリ2*14/10/11 10:51
ひかり かたむき木立 悟314/10/11 10:22
熾きをみつめて 五信天翁114/10/11 9:26
STORMボロレシート2*14/10/11 8:42
果物葉leaf414/10/11 8:36
色褪せたような夏夏川ゆう114/10/11 7:52
喪失藤鈴呼2*14/10/11 7:00
包装紙梅昆布茶2214/10/11 6:00
イメクラちよこ「雨が下から降ってくる」花形新次214/10/11 5:04
海も砂も烏もねぴ214/10/11 4:01
凄いな水素014/10/11 3:27

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