猫なで声
金木犀の

白亜紀まで
追尾する
老化現象

とりとめのない時空のゆらぎを
指先から逆流させ
それをしっとり花瓶に活けて
毎晩大事に水を遣り換えるように
覚えていられるのは
ほんの少しのあいだ
一呼吸するたびにね
少しづつ少しづつね
新しく消えていくね
都合よく消化なんか
したくなんかないの
過去が僕色にそまる
それは朝が来るよう
そ ....
揺れる各駅停車
泣けない午後6時
フライデー、夜は長いよ

それは人生最大の思春期で
どうしようもないことを考えていた

単純で複雑で
複雑で単純で
答えのないことを反芻する

 ....
一秒ごとに刻んでいく 
喜 怒 哀 楽 無 

また一秒ごとに刻んでいく 
喜 怒 哀 楽 和 

そして一秒ごと進んでいく 
人生 

その積み重ねが 
私の道
残像が鮮やか過ぎて現実が認識出来ない、通過したものだけが確実だ、通過したものだけが確実で、そいつらがどこに行くのかはまるで理解出来ない、次々と生み出される命の遺産、明日までがそ .... 風車は大好き 
道すがら 白い羽根を発見すると 
ハンドル握る手が 歪むくらいに 嬉しくなっちゃって 

視線を逸らしては 危険なんだけれども 
くるくる クルル 廻る気持ちに 
 ....
             ヒトガウマレタ
            ジブンモウマレタ
              ヒトガシンダ
       ジブンモヤガテシヌノダロウ
  テレビハマイニチノヨ ....
なんだかむしゃくしゃしてしまって

ごめんね
そんな風にするつもりは
全くなかったんだよ

僕のハサミが
丁度君の心臓の裏に刺さったから
スイッチが入ったと思ったんだよね
扉を開 ....
一歩もどって願かけて
一歩すすんで謎かけて
往来の中心は素空感
貴方へ繋がる可笑しさは

僕の地上へ腰掛ける
僕の頭上の苦笑い
ヘタヘタ笑う前に
ありがとうを言おうよ

ヘタヘタ愛を積み重ね
ヘタヘタ歌を唄おうよ

いつまでもいつまでも
ヘタヘタ歩こうよ
「そのレコード貸して欲しいって言ってたよね」
嘔吐に近い感情
寂しいからメールしたと思われたくない
寂しいけど

「どれくらい愛してる?」
その質問の模範解答を ずっと探している
開けた ....
濡れて帰った鞄から折り畳み傘 品川、名古屋間が40分なのは良い
問題は橋本に停まるということだ
最近栄えてるらしいが
でもやっぱり橋本は橋本だ

何故そんなに橋本を嫌うのか?
私は学生の時一年の半分
橋本からバスに乗 ....
大きいけど
機械はほとんど入ってないよね

キメ顔
キメポーズ
微妙な立ち位置に
始まっている

カシャ×6

らくがきターイム
だめじゃーん
書き直しー
キラン
そん ....
捌く魚の顔を覚える
弾ける色はパステル
さざめくパルス
こめかみを貫通
凝固するノイズ
嘘だけが真実
あたしに うたうこと が できたなら
せかいを かえられる のに
 
あたしに ことば があったなら
だれかを すくう ことが できる のに
 
ノスタルジアのなかで
ねむっている
し ....
鳥たちの
風を抱いて差し出す
ちがう
ちがわない
土くれでいいから
落下する速度を見上げる青に
落とし込む上空の
さらに上
秒針の降り積む
バランス
色づくことをしない道は
 ....
コクゾウムシの一亜種
体長3〜5ミリ程度の
半透明の短躯
頭部に繊毛が生え
触角の役割を果たしている
専ら樹皮の線維などを主食とするが、
近年木造家屋の柱などに付着し
家屋倒壊を招く害虫 ....
数え切れないほど迎えた夕暮れは
あちらこちら、少しずつ姿を変えているのに
いつだって美しいのひとことで済ませていた僕たちは
きっとひどく陳腐な影法師を伸ばしていたんだろう

最後なら、大切な ....
秋の空に
Fly highー
高く高く
Fly highー
時を超えて
Fly highー
どこまでもどこまでも
翔んでいけ
Fly high
夢よ願いよ祈りよ誓いよ
翔んでいけ
 ....
ノイジーノイジー君が好きだと
洗濯機の渦中で叫んだ想いを
真っ白に漂白して
少し淫らな匂いだけつけては
くるり、世界、反転させて
まみれてしまえ

せつないような言葉だけ 集めた、押し花 ....
イーゼルには君を、
歯切れの悪い言葉たちを集めては

描く

塗りたくるように


秋風のせいで愁いた窓辺に
優しさを忘れたカーテン
踊る、ボレロ

単調と彩飾の狭間
終結へ ....
掠れていくように薄まってゆく
耳もとの、さざなみを

遠くなっていく空に
必死になって捜しては見たんだけど

忘れていく方に、僕らは向かって行くだけでしかないから

ねぇ、

 ....
目を閉じると浮かんでくる
夏の日 ゆるんだ瞳と影が音もなくさまよっていた
あの日私の時間が揺れた

蝉しぐれのカーテンを開ければ
幼子の手を引いた私が歩いている
名もない道を
あてのない ....
青い視界に
生まれた白が
消えないように
そっと水泡を浮かべる

いつだって
始まりは
静寂に包まれていて
はかない

小さな産声を
並べていく
孤独だっていうことを
気付か ....
               一日目


  朝、窓をあけると小鳥が歌を
  虫も合わさり
  やおら家々も窓をあけ動き出す音。
  足跡をつけたら直ぐさま飛び立つのか
 ....
わたしが何かを語るとき
あなたは何かを問うだろう
闇はふたつに離れ
それは風に運ばれ
光の雨を照らしだす
やがて氷河は乾き
海が聳え立つ
地に埋けるもの、
、その多くが応えに導 ....
夜空に小石が光る晩、
枝から枝へと移ったサルは、
ぜんぜんみていない空に気付いて、
チッキショウ俺たち、遭難してんだ、と吠える。

ああ、もしもう一度、群青色の空が見えたってよ

ああ、 ....
彼の展望する目は
冬の冷たさを湛えて

消えかけた露を凍らせ
透明にさえ厳しさを魅せ

凍り付く世界
アカハラの鳴き声に換えて
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
瓶彩forgot...314/10/18 2:02
朝の15分間こいち214/10/18 2:01
ファーストホームシック倉持 ひな114/10/18 1:38
無題文字綴り屋 ...014/10/18 0:46
ランド(瞬きも出来ないほどの)ホロウ・シカ...2*14/10/18 0:06
くるり くるりと ゆめごこち藤鈴呼2*14/10/17 23:45
グレーの黙示①信天翁2*14/10/17 22:38
赤い夢瑞海3*14/10/17 22:37
独りぽッち4*14/10/17 21:59
柿のヘタ比べ #pw柿組北大路京介3*14/10/17 21:45
レコード (詩のレシピ8)#pwGT組8*14/10/17 21:44
濡れて帰った鞄から折り畳み傘514/10/17 21:42
リニア新幹線花形新次114/10/17 21:15
プリクラnemaru0*14/10/17 20:44
フラワー有無谷六次元114/10/17 18:59
ラジオ214/10/17 18:43
才能倉持 ひな214/10/17 17:35
鳥たちのねぴ114/10/17 17:12
害虫……とある蛙8*14/10/17 16:53
手を振った、実が落ちたあ。414/10/17 14:45
紙飛行機渡辺亘314/10/17 14:30
ざつ、おん楽歌114/10/17 11:52
透けっち114/10/17 11:32
桐一葉2*14/10/17 11:13
青の眠り山人5*14/10/17 6:17
born倉持 ひな214/10/17 5:52
推敲日和ヨルノテガム214/10/17 4:39
ロゴスアラガイs8*14/10/17 3:48
夜空に小石が光る晩・・・ケルリ014/10/17 0:28
ジェット・マロース水素1*14/10/17 0:20

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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