自分の秋との淋しい約束
ひとつ夜空に放り投げ
残った右手でコインを捜し
みつからなかったあてどなさ

自販機、君もそうだねと
横っ腹の泥みて思う
こたえる元気も失くしたか
いつまで、こ ....
水溶性の月光が
湿った虚空に溶けて
僕の髪を濡らすのだ
ああ赫い果実よ

黒い海に溶けた手紙
底の砂に埋もれる君へ
枯れた花束を贈る様に
ああ昔日の想いよ ....
ちょっとフラッとしよう

って誘う、そんな君の声が

なんとなく少しシャープ気味で

僕はなんだか嬉しくなるだけ
         加齢にせきたてられ
          老化にさいなまれ
      しののめの 青いひかりも
           知らず 解らず
     レム催眠に 翻弄されている
 ....
涙をながした後気持ちが
すっきりするのは目にゴミが入った時
洗い流したり目の乾燥から守る為だそうだ
なぜ人は悲しくなると涙が出るのだろうか?
それは悲しいと言う気持ちが体の中にためて
置けな ....
卒業式今年も告白にきた生徒ゼロ 心臓が低い位置にあり第三ボタン やまびこが返ってくるまで叫ぶつもり 痛くてみていられない
ごめんね、言うは易く
空はすみれ色だなんて
あやまちに戴けるとは

かの若さやまなざしは
時に光速を超え得てか
捉えられそして捉えて
鮮やかな軌跡は逞しく

 ....
いつみても
火野正平が自転車で走っている
火野正平は何を求めているのか

それは火野正平にしか分からない

閑話休題

SMバーがジャズバーだったら
良かったんか?あ?
SMバーな ....
月明かりが入り込まないように
カーテンはずっと閉めきったまま
ロフトの梯子を上った先で
彼女は漫画を読んでいる

毎週月曜発売の漫画雑誌
卵を守って力尽きたヒーロー
卵から生まれたばかり ....
溶け出した脳の上を
日々の残響が駆けて行く
そのせいで
僕は苦々しい顔を
解くことができず
あのこに会いに行くことも
なかなかできないまま
踏まれて
ふまれて
このまま
なくなって ....
後ろから思い切り股間を捕まれた
そのまま高く持ち上げられた
驚いて胸元に蹴りを入れたら
アイツは大袈裟に痛がっていた

京都駅前時刻は20時
帰りの新幹線はそろそろ無くなる
今になるまで ....
眩しい日差しの降り注ぐ土曜日
君を誘って新しく出来たチャペルを見に
白い階段が広大な緑に囲まれて
出会った頃と同じように笑っていた













「急がな ....
高度経済成長期に
私鉄沿線のベッドタウン
緑道が貫き中流以上の人が住む
静か過ぎる町
老いた犬を乗せた乳母車
継ぐもの無き屋敷は更地に
時代の趨勢だと傍観する私の
心は産廃のトラックの荷 ....
夾竹桃 馬酔木 ダチュラ
それぞれ煎じてアルカロイド毒を
成分からして苦いものだ
1?も飲んでみ給え
すなわちめまいや嘔吐悪心
意識は混濁し幻覚幻聴
「ああ、死ぬんだな」と感じる
精神は ....

あなたはあなただった
はじけるようにわたしたちは

なにひとつ
必要ではなかった
女の嗤う声がする真夜中の三時
この部屋の時計はどれも狂ってる
一年ほど開けたことないカーテン風に揺れ
玄関のドア閉め忘れたことに気づく湿り気
秋の長雨がすべて腐らすって
何かのせいにできたら ....
忙しい。忙しい。としか言わなくなったので

ほんの少しの荷物だけを用意して

高尾山に登ってみた・・・・。

曲がりくねる坂道を登るうちに

「これは、今までの景色に似ているな・・・・ ....
かすかに触れた指先を追い求め

いくつもの場所ですれ違う人影の名前を

ぽつり・・・・ぽつり・・・・。と呼びかけた。。

詩集を抱き

いちごみるくの欠片を放り投げながら

隅田川 ....
良縁を感じた日

ランドセルを下ろした少女と

話をしよう・・・・。

一つの終わりを迎え

受け入れることを拒み

返して返してと泣く

少女の傍らで・・・・。

(20 ....
暮らしとは

あさ 水を手にとる温度

きしむバスを降り

しんじつみのない歩幅に合わせる

三拍子

あまりにもたくさん

尽きてまた始まる靴音のなかに

ようや ....
  積まれた雑誌のうえに
  毒茸がひとつ置かれていたはずだが
  きょうは、かげもかたちもない
  隠したのが彼女だということはわかるが
  肝心の方法がわからないから憤懣やるかたな ....
  日もくれているのに
  女の子たちが鬼と遊んでいる
  鬼はわらっているようにみえるが
  ほんとうはぜんぜん笑ってはいない
  むらさきいろの心がわけもなく歯ぎしりをする
   ....
お電話がつながっております
って
目が話すから

視線
追って

止まっちゃって
しっかり
ゆくえ
見つめようとする

伝わってくる
言葉の源が
すべて
あなたのような ....
パッとしない人生を
お送りの貴女にだって
ふとしたきっかけで
一人の男の一生に
大きな影響を与えることが
出来るかも知れません

ズバリ、友達のお母さんになればいいのです

オナニー ....
SMバーへの支出が問題なのか
一般的にバーへの支出が問題なのか
ハッキリさせてくんねえか
どうもSMをつけることで
倫理的なことをプラスしようと
思ってんじゃねえだろうな
SMに対する偏見 ....
ITTANMOMEN (一反木綿)


薄っぺらな奴だと蔑まれても
捉えどころがないと疎まれても
何処吹く風を自在に乗りこなして
へらへらと今をすり抜けてやる

旗のように風をくら ....
雨上がりのテラスで飲むレモネードが喉に優しい。
ぼんやりと周りを囲む白樺の林にはうっすらと霧が出て、
まるで夢の中に現れたクロード・モネの傑作みたいだ。
静かな幸せが辺りを包んでいる。

 ....
付け足しが不得意です
彫り込むのが好きです

刃物が一つあれば良い
抉ったり削ったりする

素材にめがあり沿って
たちまち現れる形こそ

刃物で撫でる度に艶を
嬉しいのだ時間の妙が ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
その歌 ver.2[group]もっぷ414/10/25 4:00
廃墟の屋上でxxxxxx...214/10/25 2:31
なちゅらる楽歌414/10/25 0:44
街はずれの譫言(四)信天翁314/10/24 22:30
リィ2*14/10/24 22:04
卒業式今年も告白にきた生徒ゼロ北大路京介114/10/24 21:02
心臓が低い位置にあり第三ボタン114/10/24 21:02
やまびこが返ってくるまで叫ぶつもり614/10/24 21:02
夜明けもっぷ314/10/24 20:26
火野正平花形新次014/10/24 19:33
少女グール1486 1...014/10/24 19:31
警備員めー3*14/10/24 17:06
京都駅前交番1486 1...014/10/24 13:39
土曜日の憂鬱014/10/24 13:20
老いた町ドクダミ五十...314/10/24 12:52
服毒214/10/24 10:10
はるな214/10/24 9:58
ひきだしにテラリウム/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ5*14/10/24 9:46
逃避行。梓ゆい214/10/24 9:24
結び目014/10/24 9:06
お告げ114/10/24 8:35
暮らしかかり514/10/24 1:46
硝子の音草野春心414/10/23 23:14
鬼と遊ぶ514/10/23 22:58
からまりほどくようにはなもとあお314/10/23 22:04
友達のお母さん花形新次114/10/23 21:40
SMバー1+14/10/23 21:15
百鬼繚乱 < 3 >nonya19*14/10/23 19:13
モネの庭ヒヤシンス8*14/10/23 16:35
塑像彫像ドクダミ五十...114/10/23 15:50

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